2009年12月28日月曜日

祝!有馬記念結果

1着⑨ドリームジャーニー
2着②ブエナビスタ
3着⑥エアシェイディ
3連単配当18.890円

「さすがでしたね、先生。有馬記念の予想自体は完璧なものでした」
「ありがとうございます」
「ただ、配当はあまり跳ねず、収支としては2,000円程度の勝ちで終わってしまいました」
「まあ、堅いレースという予想も当たってしまったわけです」
「とはいえ、今回の先生の予想は賞賛に値すると思いますよ。まずは、戦前の予想を振り返ってみましょう。
①堅いレースとなる。
②1着になる馬は、ブエナビスタ、ドリームジャーニー、アンライバルド、マツリダゴッホしかいないと断言。
③第2グループにもマイネルキッツ、エアシェイディまでと6頭に絞り込んだ。
④馬場が重なら、リーチザクラウン、ミヤビランベル、フォゲッダブル、ネヴァブションにもチャンスありでしたが良馬場を予想し、当初の4頭が軸になると予想。
⑤マツリダゴッホは当日の馬体重がカギ。-5キロから+8キロまでなら買いだが、10キロ以上増えているようなら来ない。当日は+12キロでの出走となり、予想通り来なかった。
大きく上記5点を予想されていたわけですが、いずれも先生の読み通りの結果となりました。正直びっくりしています。今回は大勝ちこそできませんでしたが、 先生の緻密な予想に驚きを隠せません。最初に対談させていただいた時は、変なおじさんというイメージでしたが、こうも完璧な予想を見せられては、今では尊 敬の念すら抱いております」
「そんな大げさな(笑)」
「ここで、今年の予想&結果をまとめておきます。先生がブログで予想されたレースは5レースでした。
11/29ジャパンカップ投資9,800円、配当0円
12/6ジャパンカップダート投資10,000円、配当131,960円
12/13阪神ジュベナイルフィリーズ投資12,000円、配当0円
12/20朝日杯フューチュリティステークス投資6,000円、配当6,720円
12/27有馬記念投資16,800円、配当18.890円
5戦して3勝2敗、収支は+102,970円。勝率60%、回収率はなんと288.6%と驚異的な数字を叩き出しました。これは、ぜひ来年もお願いしなければなりません。こんな先生は、今まで見たこともない」
「ほめすぎですよ(笑)。まあ、結果には満足していますけどね」
「先生。おめでとうございまーす!」
「ああ、よこたん。来てくれたのですか」
「あたし、今まで競馬には全然興味がなかったけど、先生の予想って面白かったですよー。最後に有馬記念も先生を信頼したおかげで、ソフトクリームではなくて、おっきなパフェを食べることができちゃった(笑)」
「それは良かったですね」
「来年も教えてくださいねー」
「こちらこそ、よろしくお願い致します」
「では、先生。よこたんも揃ったことですし、最後に一言お願い致します」
「はい。月収100万を目指して始めさせていただきましたが、12月の収支は+10万ほどで終わってしまいました。来年こそは、『目指せ!月収100万 円』を達成させていただきたいと思います。それでは、皆さま。お体に気をつけて、良いお年をお迎えください。来年、また金杯でお会い致しましょう」

2009年12月26日土曜日

【有馬記念】大予想その3

「先生。それでは最終予想をお願い致します。
私のお正月の過ごし方がかかっているんです。どうぞよろしく」
「ふふふ。わかりました。ご馳走をいただくと致しましょう。天候はどうやら持ちそうです。そこで当初の予想を中心に考えていきます」
「ってことは、固いレースになるのですね」
「はい、その可能性が高い。3着までのうち2頭は人気の馬がきます。あと1頭が人気薄になるかもしれません」
「最後の馬に夢をかけるのですね」
「基本的にはそういうことになります」
「では、言っちゃってください。最終予想を。ああ、怖い」
「わかりました。今回の顔ぶれで、有馬記念1着になれる馬はやはり4頭しかいない。ブエナビスタ、アンライバルド、ドリームジャーニー、そしてマツリダゴッホです」
「やっぱそうなっちゃいますか」
「ええ。やっぱそうなっちゃう(笑)。これが第一集団。第二集団も4頭しかいません。ミヤビランベル、マイネルキッツ、エアシェイディにネヴァブションです」
「ネヴァブションって超人気薄ですけど」
「そうですね。先ほどの単勝人気は、確か15番人気でした」
「16頭しかいないんですよ。ブービーじゃないですか」
「そうなりますね。良いんですよ、調教タイムが気になりますのでね。大波乱を演出するとしたら、この馬です。では、結論です。
3連単フォーメーション
1着①②⑦⑨
2着①②⑦⑨
3着①②③④⑥⑦⑨⑮
これで7,200円。
もう1通り、
3連単フォーメーション
1着①②⑦⑨
2着③④⑥⑮
3着①②⑦⑨
こちらが4,800円。
合計12,000円で大勝負です」
「今回ばかりは先生を信じます」
「と、普通ならこれで終わりですが、何と言ってもお祭り有馬記念です」
「さらにいってしまうのですか」
「もちろんです。一撃100万馬券も狙います」
「そうこなくっちゃ」
「おまけで、
3連単フォーメーション
1着①②⑦⑨
2着③④⑥⑮
3着③④⑥⑮
4,800円追加で、締めて16,800円で今年最後の夢を買います。大穴狙い!当たれば100万越えも夢ではありませんよ」
「どうしよう。酒は純米吟醸酒。中トロまぐろにウニ、いくら。タイやヒラメの舞踊り。ええい、穴子丸ごと炙り焼きでい」
「あらあら、番記者さんたら。江戸っ子だったんですかねえ。まだ、当たってもいないのに(笑)。では、来年もよろしくお願い致します。皆さま、良いお年をお迎えください」

2009年12月25日金曜日

【有馬記念】大予想つづき

「先生。さっそく、昨日の続きをお願い致します」
「はい。わかりました。第一感としては、
6頭ボックスで間違いなしということなんですが、事態は急変しておりまして…」
「どうかしたのですか」
「ええ。天候がいけません」
「お天気ですか」
「そうなんです。どうも、パンパン馬場というわけにはいかない」
「するとどうなるんですか」
「差し馬が不利な展開となります。今年の肉食女子を代表するブエナビスタ、政権交代ならアンライバルド、安定感ならびか一のドリームジャーニーと、上位を予想していた馬が揃って不利になる。引退へのはなむけに中山競馬場には滅法強いマツリダゴッホには有利ですが、不安要素もある」
「私は、マツリダゴッホがどうも気にいらないんですがね」
「だんだん、あなたも読みが鋭くなってきましたね。確かに、マツリダゴッホが来るためには条件がある」
「なんですか」
「体重です」
「体重?」
「ええ。馬体重です。お馬さんは、とってもお利口さんな動物でしてね。おそらくゴッホも今回が最後のレースだということを感じていると思います」
「何ですって!」
「ええ。間違いなく引退レースということを知っています」
「そんな馬鹿な」
「そこで気を抜いてしまう馬と頑張っちゃう馬に分かれます」
「信じられないなあ」
「気を抜いた馬は、まず太る。体重に現れるのです。前走時に比べプラス10キロ以上も差があるようでは、おそらく着外」
「マイナス10キロ以上の場合は?」
「馬も人間と同じで、冬場には太りやすいんです。しかも、引退間際の馬ともなれば、人間で言えば中年です。太って当然のところです。それが痩せちゃっているということは、体調が良くないということです。ゴッホは大型馬ですが、マイナス5キロからプラス8キロぐらいまでが限界でしょうね」
「さすが先生。読みが深い」
「そして、道悪ということになりますと、武豊の騎乗するリーチザクラウンなんかにもチャンスが出てきてしまう。ミヤビランベリ、フォゲッタブルにも注意が必要です。それと、ここへ来て、ネヴァブションが良いですね」
「いつもの先生と違って、トーンが下がっていませんか。まあ、良いです。ここで、ズバッと結論をお願い致します」
「そうですね。最終予想は、明日決定させていただこうと思います」
「なんか、先生らしくないなあ。では、結論は明日に持ち込みとさせていただきます。明日こそは、ズバッとお願いしますよ」
「番記者さんは気楽でいいなあ(笑)」

2009年12月24日木曜日

【有馬記念】出走枠決定前予想

「先生。先週はずいぶん楽しそうに対談されてましたね」
「ああ、いつもの番記者さん。インフルエンザはもうよろしいのですか」
「もちろんですよ。今週はなんてったって有馬記念ですよ。風邪なんかひいてるわけにはいかないでしょう」
「そうですね。一年を締めくくるレースですからね」
「そこで、ズバリお聞きします。このレース、荒れますか」
「気が早いですねえ。まだ、枠順も決まっていないのに」
「ええ。今週は外すわけにはいかないんです。何しろ、お正月がひかえているんですから(笑)」
「まさか、年末調整の金額を全額ブチ込んでしまおうなんて、不届きな考えではないでしょうね」
「ははは、バレましたか」
「まあ、いいでしょ。お金に困っていない人に予想を教えても仕方ないですよね。困っている人こそ救済しなくては」
「なんと素晴らしい!今日の先生は、何だか後光に包まれているようだ」
「何言ってるんですか。最終予想は明日に致しますが、これだけは言えます。今年は荒れません」
「えっ、本当ですか。去年も一昨年も大荒れでしたよ」
「そうですね。ディープインパクトが引退してから大本命がいなくなってしまいましたからね」
「それでは、今年は大本命がいると」
「いいえ。本命になるべきウォッカは出走できません。つまり本命はいない」
「では、なぜ?」
「1着になる馬はわからない。でも、1着から3着に入る馬は予想しやすい」
「どういうことですか」
「第1集団と第2集団のグループに、やや差があるんです」
「ということは、第1集団の馬だけを買っておけば良いのですね」
「そのとおり。いつもは、低資金で受けを広くするためフォーメーションという買い方をしていましたが、今回はボックスがお勧めです」
「なるほど。で、狙う馬は?」
「枠順や馬体重によって、多少流動的ではありますが、まずはブエナビスタです」
「たぶん一番人気ですね」
「でしょうね。そして、アンライバルト。ドリームジャーニー、マツリダゴッホ、マイネルキッツにエアシェイディまでです」
「マツリダゴッホですか。有馬記念を勝ったことがあるとはいえ、もう引退する馬ですよ」
「ええ。馬体重の増減がプラスマイナス10キロ以内なら狙います」
「そんなものですか。ということは6頭ボックスで12000円ということですね」
「はい。それでまず穫れます。でも、安い」
「何か、先生らしくありませんね。ガチガチじゃあありませんか。これでは当たっても配当によっては負けてしまう」
「ですね。そこで、冒険をしたい方ようの馬券も考えてみました」
「そうこなくっちゃ!それでこそ辰之進先生」
「はい。では、つづきはまた明日」

2009年12月19日土曜日

【朝日杯フューチュリティステークス】大予想

「辰之進先生。いつもの番記者さんが新型インフルエンザにかかってしまったそうなので、今週は私、立野陽子がお相手致します。始めに言っておきますが、競馬は全然知りませーん。キャハ」
「ああ、よこたんですね。一度、どこかで対談したことがありましたね」
「うれしー。覚えていてくれたんですか。ただいまプーのよこたんです」
「馬券、買ってみましたか」
「実は、まだなんですー。ちょうどいい機会だから、今日は買ってみようと思ってまあす」
「よこたんとは、確か『目指せ!月収100万円』という対談でしたね。それでは、今週も100万円目指して予想してみましょう」
「お願いしまあす。今週は朝日なんとかかんとかっていうレースでしたね」
「あはは。朝日杯フューチュリティステークスです」
「長すぎー。覚えらんなあい」
「まあ、名前なんかどうでも良いです。中山の11レースということだけ覚えてくださいね」
「えっ。中山さん?」
「いえいえ(笑)。中山競馬場のことです」
「やだー。業界ようごー」
「そうでもないですよ」
「では、さっそく予想を簡単にお願いします。予想の理由はいりませんよー。どうせ聞いてもわかんないし。当たりそうなお馬さんだけ教えてくださいね」
「ふふふ。では、そうします。馬券の種類は、今日も3連単フォーメーション。このレースは荒れにくい。波乱を演出するとしたら、キョウエイアシュラぐらいのものです」
「あはは。何言ってるかわかんなあい。お馬さんの番号だけ教えてください」
「はい。では結論です。
3連単フォーメーション
1着⑧⑫⑮
2着⑧⑫⑮
3着②④⑤⑩⑭
3000円
それともう1通り
1着⑧⑫⑮
2着②④⑤⑩⑭
3着⑧⑫⑮
3000円
合計6000円で勝負です。
おまけで、阪神11R阪神カップの方が荒れそうなので予想しておきます。
3連単フォーメーション
1着④⑦⑧
2着④⑦⑧
3着③⑤⑫⑬⑯⑰
3600円
もう1通り
1着④⑦⑧
2着③⑤⑫⑬⑯⑰
3着④⑦⑧
3600円
合計7200円で勝負です。こちらは、当たると大きいですよ(笑)」
「わけわかんないけど、13200円買えば良いのですね」
「そういうことです」
「はい、先生。じゃあ、これ」
「なんですか」
「やだー。馬券代じゃない」
「いやあ。馬券は私から買うんじゃなくて、自分で買うものですよ」
「だって、よこたん買い方しらないもーん」
「困った人ですね。他人の馬券を買ってはいけないんですよ。じゃあ、一緒に付いていってあげますから、ちゃんと馬券売り場で買いましょう」
「先生、やさしー」
「これからも続けるなら、携帯やパソコンから購入できる方法をお教えいたしますが、よこたんは止めておいた方が良さそうです」
「先生。ソフトクリームも買ってー」
「では、また来週。来週は、いよいよ有馬記念です」

2009年12月14日月曜日

阪神ジュベナイルフィリーズ大予想

「さあ、先生。今週もでっかいやつをお願いしますよ」
「ははは。よろしくお願い致します」
「しかし、
先生の予想は当たってもハズレても気持ちが良いですね。ジャパンカップでウォッカを勝てないと断言したり、ダートでは3歳世代の最強馬ワンダーアキュートをノーマークとおっしゃったり」
「まあ、ウォッカには完敗でしたけどね。それにしても、今日はどうしたんですか。私の前にコーヒーが置いてある。先週は水も出なかったのですが(笑)」
「当たり前じゃありませんか。競馬予想は当たらなきゃ意味がないんですから。先週は13万馬券を見事ゲット。なんならケーキもお付け致しましょうか」
「ふふふ。ケーキは結構です。甘いものは好きではないのでね」
「さて、予想に入っていただきたいのですが、今週の阪神ジュベナイルは難解ですね」
「ええ、難解です」
「あれー。いつもは、そんなことありませんよって否定するじゃありませんか」
「いえ、今回は難解です。何しろ牝馬限定戦です」
「牝馬ばかりだとむずかしいのですか」
「はい。女心と秋の空という諺は、お馬さんのためにあるような言葉です」
「なるほど。気分によって走ったり走らなかったりするんですね」
「ええ、とても気難しい(笑)。しかも、距離は1600mと短距離でもなければ長距離でもない」
「中距離だとむずかしいんですか」
「ちょうど微妙な距離なんです。展開によっては短距離が得意な馬でも届きますし、長距離が得意な馬にもチャンスがある。しかも、1600mというマイル専門のスペシャリストもいる」
「では、マイル専門の馬を狙うんですか」
「ところが、今回は2歳馬の限定戦でもありまして、2歳ではまだ馬の得意な距離というのが把握できないんです」
「それでは、何を頼りに予想するんですか」
「普通は血統です」
「えっ。こんなところで血統ですか。血統に頼るなんて、幻想じゃありませんか」
「あはは。でも、馬の値段は血統で決まるんですよ」
「それもそうですね。では、血統を信じて馬券を購入するわけですね」
「過去レースの成績と血統ですね。普通はね。でも、それでは面白くない」
「きたー。そうでなくちゃいけません。では、予想をお願い致します」

「ズバリ、ジュエルオブナイルからはいります」
「ナイルの宝石ですか。確かに強そうな名前だ」
「人気からいくと、最終的には3番人気から5番人気程度に落ち着くと思われます」
「選んだ理由はなんですか。まさか、名前が強そうだからっていうんじゃないでしょうね」
「そうですね。一番の理由は調教内容です。この馬、練習通り走ったら、おそらく突き抜けちゃう」
「軸馬は決定しましたね。対抗馬はなんでしょう。人気になりそうなのは、ラナンキュラス、アパパネ、シンメイフジにアニメイトバイオといったところでしょうか」
「いいせんいっていますよ。ただ、阪神競馬場は坂を上って最後の直線が長い」
「差し馬が有利ってことですね」
「展開にもよりますけどね。最後が勝負になった時には、文句なく強い馬がいる」
「何を狙うんですか」
「タガノエリザベートです。今回はこの2頭から、3連単軸2頭マルチで流します」
「そんなあ。またしても1番人気、2番人気を無視ですか(笑)」
「いいえ。無視はしません。ただ、軸馬にはしないだけです」
「いつもながらの無謀な予想ですね。無謀でもいいです。実績が伴っていますからね。3連単で勝率50%。しかも、13万馬券も当てている。今週は、先生と心中です(笑)」
「いやですよ、あなたと心中なんて。では、結論です。
3連単軸2頭マルチ。

軸馬②⑧
相手①③④⑤⑥⑦⑪⑮⑯⑱
これで、60点買いの6000円。

さらに、押さえとして、

フォーメーション
1着②⑥⑯
2着②⑥⑯
3着①③⑤⑪⑮
の3000円に

フォーメーション
1着②⑥⑯
2着①③⑤⑪⑮
3着②⑥⑯

の3000円を買っておきます。今週は12000円で勝負です」
「先生。私、6000円しか持っていないんですけど、買うとしたら3連単マルチの方ですか。それとも、フォーメーションの方ですか」
「心中じゃなかったのですか(笑)。まあ良いです。誰にも予算というものがありますからね。6000円でしたら、馬単にしてください」
「そんなあ。馬単じゃあ、がっつりこないじゃあありませんか」
「そんなことはありませんよ。6点買いで1点1000円ずつ買ってください。ボックスで、②⑧⑯の6点買いです」
「また、1番人気、2番人気が入ってなあーい」
「買いたいなら、どうぞ、お買いになってください」
「わかりました。こうなりゃヤケクソです。先生に逆らって、馬単1点勝負です。しかも、1番人気と2番人気を狙います。馬単⑥⑱の1点に、有り金全部6000円を投入だあー」
「どちらが無謀かわかりませんね(笑)」
「あとで、ベソかかないでくださいね」
「そちらこそ、お気をつけてください」
「さて、レース後笑っていられるのは、どちらでしょう」

祝!ジャパンダート結果

「先生!ひどいじゃありませんか。
サクセスブロッケンは4着じゃないですか」「惜しかったですね」
「しかも、先生もハズレているなら納得しますが、ちゃんと取ってるじゃないですか」
「そうですね。1着に1番人気のエスポワールシチー、2着は3歳馬ならワンダーアキュートより面白いと言っていたシルクメビウス、3着には名騎手ルメール操る12番人気のゴールデンチケットです。さらに言うならば、4着は本命視していたサクセスブロッケン、5着には好調教と言っていた13番人気のアドマイヤスバルが入りましたね」
「で、配当はいくらついたんですか、先生」
「131,960円ほど」
「信じられなーい。この詐欺師!」
「予想通りの結末ではないですか。荒れるとしたら、こういう荒れ方なんですよ、このレースはね」
「先生と同じ馬券を買うべきでした」
「でしょ。でも、私の受講生は、こんなレースに手をだしません」
「確か先週もそんなことをおっしゃっていましたね」
「はい。狙うなら土曜日阪神1R、3R、中山2R。日曜日なら阪神4R、中山2R、3Rの6レースでした」
「ほう。それで当たったレースはあるんですか」
「もちろんです。必勝法ですからね。日曜の中山2Rは1着4番人気、2着11番人気、3着3番人気、配当1,122,500円。中山3Rは1着10番人気、2着5番人気、3着3番人気、配当200,190円です。投資金額は6レースで12万円ですから、受講生の方は2日間で1,202,690円ほど儲かったはずです」
「ウッソー」
「先週、あなたにも買い方を教えてあげたじゃないですか」
「本当に来るなんて、思ってないもーん。もう一度、教えてくださいよ。まあ、ゆっくりおでんでも食べながら。先生のおごりで」
「ひどい人だなあ(笑)」
「では、来週もぜひお越しください」
「はい。よろしくお願い致します」

ジャパンダート大予想

さて、
辰之進先生の予想を信じて先週損をしてしまった方のために、リベンジしていただくための企画です。


「辰之進先生、今週もよろしくお願い致します」
「お願い致します」
「さて、先週は1番人気のウォッカをあえて外す大胆な予想で、当たればカッコ良かったのですが、残念ながら外してしまいましたね」
「やはり、その話から入りますか(笑)」
「とは言え、2着、3着の馬はきっちり押さえていて、実は4着、5着の馬もマークしていた。その辺の予想が人気を博しまして、外れたにもかかわらず今週も登場です」
「ははは。先週はウォッカで乾杯された方も多いでしょうが、私はウォッカに完敗でした」
「うまいことおっしゃる(笑)。で、今週はいかがですか。有力馬も多くて結構難解じゃありませんか」
「今週は、砂の帝王ヴァーミリアンが来るかどうかに尽きます。おそらく1番人気になるでしょう。人気でこの馬を上回るとしたら近走好成績のエスポワールシチーぐらいのものです」
「まさか、また1番人気を外すんじゃないでしょうね。ヴァーミリアンは前走も前々走も1着なんですよ」
「いやー。この馬はさすがに外せません。ただし、1着に来るとは限りません」
「またですか(笑)」
「ええ。もう7歳です。しかも、今年の流行語大賞は政権交代です」
「なるほど。すると、3歳馬のワンダーアキュートが1着ですか」
「いえ、3歳馬ならゴールデンチケットとシルクメビウスの方が面白い」
「そのどちらかが1着ということですか」
「いいえ。1着にふさわしい馬は4歳馬の中にいます」
「ってことは、やっぱり絶好調のエスポワールシチーかな」
「いいえ。ずばり、サクセスブロッケンを狙います」
「えー。前走10着に破れている馬ですよ」
「あれは斤量が59キロと、この馬の許容量を超えていただけです。今回は57キロです。その心配はありません」
「それと、今回のレースは荒れません」
「サクセスブロッケンを本命視しておいてよく言いますよ」
「3連単の配当も10万を越えることはないでしょう」
「では、どうすれば良いんですか」
「こういう配当の低いレースは、本当は馬単が狙いめです。サクセスブロッケンから、エスポアールシチー、ヴァーミリアンへ馬単マルチの4点買いで2500円ずつ買って1万円という買い方をお勧め致します」
「これはまた随分と固い買い方ですね」「配当も2000円ぐらいはつくでしょうから、5万円ぐらいにはなるはずです」
「なるほど。先週分の負けを補っても、まだ余りがあるわけですね。私はそうさせていただきます」
「でも、つまらない」
「いいじゃないですか。先週、今週で3万も勝てれば十分でしょ」
「私の目標は、1ヶ月で100万円勝つことなんです」
「それはまたチャレンジャーですね。では、どうするんですか」
「1着からヴァーミリアンを外すしかない」
「やっぱそうなっちいます(笑)」
「1着には、サクセスブロッケンとエスポワールシチーを固定して、2着には、その2頭に加え砂の帝王に敬意を評してヴァーミリアン、肉食女子ラヴェリータ、3歳馬シルクメビウス、そしてヴァーミリアンと同じ7歳馬メイショウトウコンに印をつけます。3着はと言えば、上記6頭に加え名騎手ルメール操るゴールデンチケット、好調馬スーニ、一発屋のワンダースピード、来ればデカい好調教アドマイヤスバルを加えます。さらに、ヴァーミリアンが1着に来た時には2着3着はエスポワールシチーサクセスブロッケンしかないだろうということで押さえておきます
「わけがわかんなくなってきた。まとめていただきましょう」
「ははは。皆さんは買うとしたら馬単4点にしておいて下さいねと念を押しておきながら、私の結論です。
3連単フォーメーション
1着…①②
2着…①②④⑥⑪⑫
3着…①②③④⑥⑨⑪⑫⑬⑭

これで8800円です。さらにヴァーミリアンが1着に着てしまったときの押さえとして、
3連単軸1頭マルチなし
④…①②
この2点を600円ずつ買って、合計1万円で勝負です」
「堅いレースと予想してもなお、荒れるとしたらの可能性にかけるのですね」
「夢があるでしょ」
「無謀なだけではありませんか?よく見ると、最強3歳馬ワンダーアキュートが入っていませんが大丈夫ですか」
「ええ、ノーマークです」
「この自信、一体どこから生まれてくるのでしょう。私は素直に馬単4点買いにしておきます」
「それが良いでしょう(笑)」
「さてさて、結末はどうなることでしょう」

ジャパンカップ結果

「辰之進先生、見事にハズレましたね。
1着は1番人気のウォッカじゃないですか」
「強かったですね」
「何をのんきなこと言ってるんですか。ウォッカはスクリーンヒーローに勝てないんじゃなかったのですか
「勝ちましたね」
確かに2着のオウケンブルースリは注意が必要と言っていましたし3着のレッドデザイアはウォッカより買いと言っていましたけど、1番人気のウォッカをハズすようでは、今回の予想は完敗ですね」
「そうでもありませんよ」
「何をおっしゃるんですか」
「必勝法とは、毎回当たる方法のことではありません」
「何ですって?」
「私は1ヶ月通して収支を締めた時に、一番儲かる方法を必勝法と呼んでいます」
「どういうことですか」
「例えば、今回のジャパンカップの馬券を穫った方は大勢いらっしゃるとおもいますが、配当は3連単で11,690円でした。私が狙うレースの配当金は、10万から100万ぐらいのものなのです。そういうレースをある程度絞り込んで、法則性のある買い方で馬券を買いましょうと言っているのです。予想した全部のレースを的中させようというものではありません」
「何だか負け惜しみのようにも聞こえますが」
「私の講座を終了さるた方は、この11/28(土)、11/29(日)の2日間で、436,300円の勝ちになっているはずです」
「何ですって!」
「正直に講座どおりに買っていれば、2日間の対象レースは13レース。1レース2万円の掛け金は必要ですが、土曜日の東京第1レースが穫れます。1着に8番人気、2着に3番人気、3着に5番人気の馬が入り、3連単で696,300円の配当がついています」
「それが穫れたとでも言うのですか」
「もちろんです。狙うレースは3歳未勝利戦と講座では説明していますが、この時期は3歳未勝利戦はありませんので、2歳未勝利戦ということになりますけどね」
「信じられないなあ」
「興味のある方は、私の『間違いだらけの馬券選び』をご覧ください。必勝法が書いてあります。土、日の2日間で1レース当てれば十分です」
「やっぱり、競馬に必勝法があるなんて信じられないなあ」
「信じるか信じないかは自由です。結果が証明してくれますからね。ほら、こうやって買えば良いんですよ」
「何ですって。そんなバカな。本当だ、当たっている…」
「でしょう」
「結果が出てから考えたんじゃないでしょうね」
「なるほど、その手があったか(笑)。でも、この必勝法は何ヶ月も前からあるものですよ」
「いやあ、ちょっと気になってきましたね。12月を検証期間とさせていただいてもよろしいですか」
「ええ、かまいませんよ。あとで、言うとおりに買っておけば良かったと思うでしょうけどね(笑)」
「それでは来週もよろしくお願い致します」
「こちらこそ」

ジャパンカップ大予想

さてさて、
11月29日はG1レースのジャパンカップが開催されます。普段はG1には手を出さない辰之進先生ですが、今回は条件が揃ったと喜んでいるようです。さっそくお話を聞いてみることに致しましょう。
「先生。今年のジャパンカップは難解ですね」
「ウォッカを外せばそうでもないですよ」
「えっ、単勝一番人気のウォッカを外すのですか」
「少なくとも一着には来ない」
「何故ですか」
「ウォッカはスクリーンヒーローには勝てないんです」
「では一着はスクリーンヒーローですか」
「いえ、そうとも言えません。外国馬で強い奴がいるんですよ。武豊のリーチザクラウンも走り頃とみます。オウケンブルースリにも注意が必要です」
「それではウォッカは」
「おそらく着外、よくて3着止まりです」
「そんなばかな」
「牝馬なら、むしろレッドデザイアの方が買いです」
「その辺の馬をボックスで買ってしまえば、まず間違いないということですか」
「いいえ、それでは絶対勝てません」
「どういうことですか」
「今年のジャパンカップは荒れます。配当はおそらく10万を超えるでしょう。一頭は人気薄の馬が必ずくるはずです」
「それはどの馬なんですか」
「8番人気から13番人気の馬とだけ言っておきましょう」
「もう少しヒントをいただけませんか」
「ええ。3番人気から5番人気の馬も来ますよ」
「本当ですか」
「データは嘘をつきません」
「残りの一頭はどうでしょう」
「問題はそこです。1着は、外国馬のコンデュイット、オウケンブルースリ、リーチザクラウン、スクリーンヒーロー、レッドデザイアの5頭に絞って良いでしょう。2着はコンデュイット、オウケンブルースリ、リーチザクラウンです。3着は、アサクサキングス、エアシェイディ、ジャストアズウェル、マイネルキッツ、ヤマニンキングリー、インターパテイショです。3連単フォーメーションで買って、しめて72点です。ただし、2着3着は入れ替わる可能性があります。金銭的に余裕があれば、2着3着を入れ替えて、もう72点を買います。すると14400円になってしまいますので、買い方を少し工夫します」

結論
フォーメーション
1着…⑥⑨⑩⑯⑱
2着…⑨⑩⑯
3着…①③⑦⑧⑬⑮
これで合計72点、7200円です。さらに3着グループが2着になってしまうことも考えて、買う点数を増やします。

フォーメーション
1着…⑨⑩⑯
2着…①③⑦⑧
3着…⑨⑩⑯

これが24点2400円です。合計9600円になりました。これに、ウォッカが3着に入ってしまう場合を想定し、

通常
1着…⑱
2着…⑥
3着…⑤

この1点100円に加えて、

通常
1着…⑯
2着…⑱
3着…⑤

こちらも1点100円で、総トータル9800円も買っておけば大丈夫でしょう。

「辰之進先生どうもありがとうございました」
「どういたしまして。あと、とってもお金に余裕がある人向けの策もありますよ」
「いくらぐらい必要なのですか」
「132000円です」
「えっ!!」
「大丈夫です。配当はおそらく20万以上つきますから」
「聞くだけ聞いておきましょう」
「3連単の12頭ボックス買いです。①③⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑬⑮⑯⑱の12頭です。損はしないと思いますよ」
「もはや必勝法とは言えない気もしますが」
「現実的には9800円買いの方をお勧め致します(笑)」
「私なら1万円つぎ込むなら、馬単マルチでスクリーンヒーローから5点に1000円ずつ流して買いますけどね。⑱ー⑤⑥⑨⑩⑯です」
「夢がないですねえ」
「おっしゃいましたね。では、レースが終わりましたら、もう一度登場願いましょう」
「望むところです」
「はたしてレース後、笑っていられるのはどちらでしょうか」