「せんせーい」
「やあ、よこたんじゃないですか。これはこれは番記者さんまで」
「先生、いつ戻っていらしたんですか」
「昨日ですよ。有馬記念の日に場外馬券売り場にいれば、皆さんにも会えそうな気がしましたので」
「一言おっしゃっていただければ、お迎えにあがりましたものを」
「そうよ、先生。会いたかったんだから」
「まあ、しかし。有馬記念に間に合って良かった」
「ついに、完成したのですね。新馬券必勝術」
「結果は見ての通りです」
「すっごーい、先生。大当たり」
「しかも、マルチとフォーメーションで200円分の大当たり。配当はビッグな60770円。しかも200円分当たりなので、ということは、何と121540円。投資金は30700円でしたから、差し引き90840円の大勝利ということですね」
「喜んでもらえたでしょうか」
「よこたんも大儲け」
「ああ、結局私だけが負けなのねー」
「まあまあ、番記者さん。今日は私がご馳走しますから」
「行こう、行こうよ。番記者さん」
「もちろん、お供いたします。辰先生の大復活劇ですからね」
「さあ、今夜は派手にまいりましょう」
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