「ああ、いつもの番記者さん。インフルエンザはもうよろしいのですか」
「もちろんですよ。今週はなんてったって有馬記念ですよ。 風邪なんかひいてるわけにはいかないでしょう」
「そうですね。一年を締めくくるレースですからね」
「そこで、ズバリお聞きします。このレース、荒れますか」
「気が早いですねえ。まだ、枠順も決まっていないのに」
「ええ。今週は外すわけにはいかないんです。何しろ、 お正月がひかえているんですから(笑)」
「まさか、年末調整の金額を全額ブチ込んでしまおうなんて、 不届きな考えではないでしょうね」
「ははは、バレましたか」
「まあ、いいでしょ。 お金に困っていない人に予想を教えても仕方ないですよね。 困っている人こそ救済しなくては」
「なんと素晴らしい!今日の先生は、 何だか後光に包まれているようだ」
「何言ってるんですか。最終予想は明日に致しますが、 これだけは言えます。今年は荒れません」
「えっ、本当ですか。去年も一昨年も大荒れでしたよ」
「そうですね。 ディープインパクトが引退してから大本命がいなくなってしまいま したからね」
「それでは、今年は大本命がいると」
「いいえ。本命になるべきウォッカは出走できません。 つまり本命はいない」
「では、なぜ?」
「1着になる馬はわからない。でも、 1着から3着に入る馬は予想しやすい」
「どういうことですか」
「第1集団と第2集団のグループに、やや差があるんです」
「ということは、第1集団の馬だけを買っておけば良いのですね」
「そのとおり。いつもは、 低資金で受けを広くするためフォーメーションという買い方をして いましたが、今回はボックスがお勧めです」
「なるほど。で、狙う馬は?」
「枠順や馬体重によって、多少流動的ではありますが、 まずはブエナビスタです」
「たぶん一番人気ですね」
「でしょうね。そして、アンライバルト。ドリームジャーニー、 マツリダゴッホ、マイネルキッツにエアシェイディまでです」
「マツリダゴッホですか。有馬記念を勝ったことがあるとはいえ、 もう引退する馬ですよ」
「ええ。 馬体重の増減がプラスマイナス10キロ以内なら狙います」
「そんなものですか。 ということは6頭ボックスで12000円ということですね」
「はい。それでまず穫れます。でも、安い」
「何か、先生らしくありませんね。ガチガチじゃあありませんか。 これでは当たっても配当によっては負けてしまう」
「ですね。そこで、冒険をしたい方ようの馬券も考えてみました」
「そうこなくっちゃ!それでこそ辰之進先生」
「はい。では、つづきはまた明日」
「そうですね。一年を締めくくるレースですからね」
「そこで、ズバリお聞きします。このレース、荒れますか」
「気が早いですねえ。まだ、枠順も決まっていないのに」
「ええ。今週は外すわけにはいかないんです。何しろ、
「まさか、年末調整の金額を全額ブチ込んでしまおうなんて、
「ははは、バレましたか」
「まあ、いいでしょ。
「なんと素晴らしい!今日の先生は、
「何言ってるんですか。最終予想は明日に致しますが、
「えっ、本当ですか。去年も一昨年も大荒れでしたよ」
「そうですね。
「それでは、今年は大本命がいると」
「いいえ。本命になるべきウォッカは出走できません。
「では、なぜ?」
「1着になる馬はわからない。でも、
「どういうことですか」
「第1集団と第2集団のグループに、やや差があるんです」
「ということは、第1集団の馬だけを買っておけば良いのですね」
「そのとおり。いつもは、
「なるほど。で、狙う馬は?」
「枠順や馬体重によって、多少流動的ではありますが、
「たぶん一番人気ですね」
「でしょうね。そして、アンライバルト。ドリームジャーニー、
「マツリダゴッホですか。有馬記念を勝ったことがあるとはいえ、
「ええ。
「そんなものですか。
「はい。それでまず穫れます。でも、安い」
「何か、先生らしくありませんね。ガチガチじゃあありませんか。
「ですね。そこで、冒険をしたい方ようの馬券も考えてみました」
「そうこなくっちゃ!それでこそ辰之進先生」
「はい。では、つづきはまた明日」
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