「そうですね。もしもの時には、
「昨年の11月末のジャパンカップから始まり、
「そうですか。もう4ケ月ですね」
「はい。現在の累計収支はプラス41,090円です。
「なかなかの数字ではありませんか」
「私もそう思います。ところがところが、
「ええ。馬券必勝術を唱える私の予想が、
「決意は変わりませんか」
「はい。元々そのつもりですので。最後の予想レースがGⅠ
「そんな、寂しいじゃありませんか。これから、
「まあまあ、番記者さん。今週はそろそろ来そうな気配ですから、
「そろそろってことは、何か秘策でもおありでしょうか」
「もちろん、ありません(笑)」
「ああ、何てことった。こうなったら、必殺全部買いとか、
「ははは。だから、そんな名前は付けていませんってば。では、
「ぜひ、お願いいたします。形見の原稿として、
「やだなあ。殺さないでくださいよ(笑)」
「もちろん当たるとお祈り申し上げております」
「祈らなくても良いですよ。ただ、信じてくださればね(笑)。
「ということは、配当もそれなりに低いということですね」
「はい。おそらくは、3000円から5~6000円でしょうね。
「やはり、GⅠ高松宮記念ですか」
「いいえ。
「荒れるということですね」
「長距離のハンデキャップ戦ですからね。
「ここで、秘技奥義が炸裂するのですね」
「はい。このレースは狙っていきます。最後に高松宮記念ですが、
「なるほど。
「ははは。まだ、最後と決まったわけではありません。第一、
「これはこれは失礼いたしました。当てれば良いんですからね。
「もちろんです。3週連続外す方がむずかしいというものです」
「これは、かなり自信ありと見て良さそうですね」
「ついに、リベンジの舞台が整ったというところでしょうか」
「良くても悪くても、勝負の週になることは間違いありませんね」
「はい。的中させて、派手に後夜祭をしようじゃありませんか」
「わかりました。お気に入りのよこたんを呼んでおきます」
「これは、ますます外すわけにはいきませんね。頑張りますよ」
「お願いいたします。
「お任せください(笑)」
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