2010年4月25日日曜日

【フローラS&アンタレスS】結果

アンタレスS結果
1着⑪
2着③
3着⑬
ダントツ1番人気のトランセンドに裏切られ3人とも撃沈。
フローラS結果
1着⑮
2着⑤
3着⑭
さぶやん当たり
配当1580円×20=31600円
龍ちゃん当たり
配当6830円(ただし、元金割れ)
辰先生当たり
配当6830円(大幅に元金割れ)

3人とも当たりました!
が、配当的にはさぶやんの一人勝ちとなりました。

【フローラS&アンタレスS】予想

「龍ちゃんすごーい。ついに当たっちゃったわね」
「龍之介も、やっとコツをつかんだかもしれないなあ。
良い勉強になったでしょう」
「⑧⑯④で45,340円ね。すごいわ。さぶやんはハズレちゃったものね。ところで、先生はどのレースを予想するの」
「4月最後の週ですからね。福島牝馬は不確定要素が多すぎたので避けて、日曜日の重賞は頭が堅いので、私もフローラSとア ンタレスSで勝負しますよ」
「やったあ。さぶやんと2度目の直接対決ね」
「ただし、私の投資金額は3万円残っていますし、龍之介も極意をつかんだようです。日曜日は、さぶやん圧倒的に不利と言えるでしょ う」
「じゃあ、まずフローラSからいきましょう。先生はお勧めのフォーメーションかしら」
「いえ。このレースの頭は堅いんです。サンテミリオンでまず間違いない。ところが、2着め以降はどの馬がくるかわからない。大接戦な んですね。堅く終わってしまうかもしれませんが、2着以降が大荒れする可能性もあるレースなんです。そこで、私は勝負に出 ます。
フローラS
3連単軸1頭流しマルチなし
軸馬⑮
相手①②③④⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑯
18200円です」
「先生お得意の残り全部買いね。さぶやんはどうかしら。
フローラS
馬単軸1頭マルチ
軸馬⑮
相手③⑤⑭
6点×2000円=12000円ね」
「さぶやんは、比較的堅く収まるとの予想ですね。龍之介はと、
フローラS
3連単軸1頭流しマルチあり
軸馬⑮
相手②③④⑤⑬⑭
9000円ですね。
みんなサンテミリオンが軸ですね。これは仕方がないでしょうね」
「よくわかんないけど、その目薬みたいな名前の馬が強いのね」
「ははは。まあ、そんなところです」
「今度はアンタレスS」
「はい。ではまず私の予想から。このレースは荒れる要素はあまりありません。
アンタレスS
3連単フォーメーション
1着⑤⑫⑬
2着⑤⑫⑬
3着②③④⑨⑩⑪⑭⑮
5600円。
1着⑤⑫⑬
2着②③④⑨⑩⑪⑭⑮
3着⑤⑫⑬
5600円で11200円ですね」
「さぶやんの予想は、
アンタレスS
馬単3頭ボックス
⑤⑫⑬
6点×1000円=6000円と、
馬単マルチ
⑫⑬
2点×1000円=2000円ね」
「相変わらず堅いなあ。最後に龍之介です。
アンタレスS
3連単軸2頭流しマルチ
軸馬1…⑫
軸馬2…⑬
相手…②④⑤⑪⑭
30点×400円=12000円です。
龍之介は勢いに乗って勝負に出ましたね」
「じゃあ、先生。レースが終わるまでパフェでも食べに行きましょう」
「パフェですか」
「今日こそ、完食するわよ、アンビリーバブル」
「せめて、ネバーギブアップにしましょうよ」
「ダメダメ。番記者さんも呼んでるから大丈夫よ」
「たすけてー」

2010年4月24日土曜日

【福島牝馬S】予想

「せんせー。最近どーお。元気してる」
「ああ、よこたん。私は元気ですけど、龍之介がどうもねえ」
「龍ちゃんね。すっかり自信をなくしちゃったみたいだけど」
「やはり、まだ早かったかなあ。
馬券を買わずに予想だけしているときは、勘が冴えてたんだけど、いざ本番となった途端に勘ピュータが 狂ってしまったようです」
「やだ、先生ったら。先生も龍ちゃんもデータ競馬でしょ。勘になんか頼らなくても」
「ええ。確かに予想の絞り込みは過去データで行います。ただ、最後の着順までは決めることができないんです」
「へえ、そうなの」
「例えば、今週の土曜日の福島牝馬Sですが、出走は16頭。過去データにより、8頭までには絞り込んでいます。このデータをどう使う かなんです」
「よこたんなら全部買い」
「ははは。それはボックス買いといって、3連単8頭ボックスは33600円必要です」
「ちょっと、予算オーバーね」
「そこで狙いの馬を1頭(軸馬)決めて、1着に固定し他の7頭へ流すが流し馬券。これだと4200円で済みます。軸馬が1 着2着3着のいずれかに入ればいいやという買い方が流し馬券の中でもマルチと言います。マルチなしに比べると3倍の資金が必要になり ます。軸2頭マルチの時は6倍です」
「すると、8頭の馬で軸1頭流しマルチだと12600円ってこと」
「正解」
「軸2頭流しマルチだと25200円」
「ブッブー」
「やだあ。先生、6倍って言ったじゃなーい」
「はい。軸2頭ならば流す相手は6頭になり、マルチなしだと600円。マルチありでも3600円で買えます」
「ボックス買いと比べるとずいぶん差があるわねえ。両方の長所を兼ね備えていながら、投資金額もそこそこに収まるような『ちょうどえ え』買い方はないの(笑)」
「私はフォーメーションという買い方をお勧めしています」
「ちょうどええの」
「はい。ちょうどええ(笑)」
「話が長くなっちゃったけど、今日はさぶやんの予想を預かってきているの」
「ほほう。教えてください」
「福島牝馬S
馬単軸1頭流しマルチあり
軸馬⑬
相手①④⑥⑧⑯
10点×1000円=10000円よ」
「なるほど、コロンバスサークルを軸馬ですか。しかも、1番人気ジェルミナルが入っていない」
「龍ちゃんは」
「はい。龍之介の予想は
福島牝馬S
3連単軸1頭マルチ
軸馬⑧
相手①④⑦⑬⑭⑯
9000円ですね。
こちらはレジネッタが軸か。思い切ったなあ。そして、やはり1番人気切り」
「まあ。先生の秘技が奪われてるわね」
「それだけ、難解なレースということですね」
「いけー、龍ちゃん。今週も、適当にがんばれー」

2010年4月18日日曜日

【皐月賞&読売マイラーズC】結果

さぶやん「読売マイラーズCは外れても仕方おまへんな。
問題は皐月賞でんがな。アリゼオかヒルノダムールでアリゼオを選んだんです が、来たのはヒルノダムールの方でしたな。今週は完敗でんな。みなはん、勘弁しておくんなはれ」
龍之介「何故、机上の予想では当たるのに、馬券を買うと当たらぬのか。拙者には理解できぬでござる」
辰之進「さすがはピサでしたね。ローズが4着とは意外でしたが、馬場が思ったより湿っていたのかなあ。今週は完敗でした」
番記者「今週は3人揃ってのオール外れです。いったい、誰を信じれば良いのやら」
よこたん「龍ちゃん。その調子よ。無理しなくていいのよ。では、また来週」

2010年4月17日土曜日

さぶ龍対談

「ねえ、さぶやん。先週は3レース中2レースを当てたけど、
配当はふるわなかったわね」
「わてとしたことが面目なかったでんな。完全な読み違いでんな。でも、龍さんとちごうて丸ハズレっちゅうわけではおまへんで」
「そういえば、龍ちゃん。まだ1回も当たっていないわね」
「お恥ずかしいでござる。大口をたたいておきながらの体たらく。このままでは、師匠の顔に泥を塗るようなもの。いっそ、腹かっさばい てお詫びでも」
「それがよろしゅうおまんな」
「何言ってるのよ、龍ちゃん。龍ちゃんの予想は、若い子のあいだで評判なんだから」
「そんなバカな」
「ほんとよ。龍ちゃんの予想をお財布に入れて持ち歩いている子だっているんだから」
「世の中には、変わったお方もいるもんでんな」
「拙者の予想をそんなに大事にしてくれてるのでござるか」
「もう大人気なんだから」
「かたじけのうござる」
「所詮、素人のたわごと。今月もあと2週しかおまへんのや。あんさん、そろそろタップしてはどないでっか」
「何を申すか。勝負は下駄をはくまでわからんでござるよ」
「はっはっは。師匠もろとも、ぶったぎってもうたりまひょか」
「そういえば辰先生もスランプよねえ」
「心配は無用。師匠は1ヶ月のトータル収支では、必ず浮上するでござる」
「でも、今週は1レースだけの予想だし、重賞だし、買い目も2点だけよ」
「そこが師匠の思い切りの良さ。ちまちま的中率を気にしながらの勝負など、なさらぬお方なのでござる」
「無謀なだけやおまへんかな」
「それより、龍ちゃん。今週の予想は自信あるの」
「読売マイラーズCは荒れると見ての一発狙い。皐月賞は軸を2頭に絞ってのちょい荒れ狙いでござる」
「中途半端でんな。わてかて読売マイラーズCは荒れると見てまっせ。馬単でも万券がでそうな気配や。こんな荒れそうなレー スは一か八かの勝負でんな。軸を2頭にしてしまっては穫れまへんのや。軸1頭で馬単マルチが正解でしょうな。3連単で当て ようおもたら、辰先生やおまへんが、よっぽどの点数を買わなあきまへんのや。確か、8万なんぼとかおっしゃってましたな。かたや、皐 月賞は堅いレースでんな。ピサとローズが2頭とも来ないなんちゅうことはおまへんわな。わって入れる実力の持ち主は、ヒル ノダムールかアリゼオぐらいのもんでっしゃろ。今の状態で比べればアリゼオの方が上でっしゃろな。それにしても上位2頭の壁はあつう おまっせ。馬券の買い方としては、わての買い方が正解でんな。ただ、わてらは常勝を義務付けられたプロ軍団。生活もかかっ てるさかい、どうしても手堅い買い方になってしまいまんな。怖いのは辰先生のような生活のかかっていない素人はんの思い切りの 良さでんな。このレースがワンツーでフィニッシュすれば、わての馬券はもちろん当たりますが、辰先生の配当とは桁が違いまんな。龍 さんのは当たったところで2~3万、わて
の勝ちは動きまへん。そういう意味では、辰先生は勝負手を放ってきはりました。わてらプロが負けるとしたら、こういう素人 はんなんでっしゃろな」
「さぶやん、何か説得力があるわね。先生もさぶやん恐るべしと言ってたけど、さぶやんも辰先生には一目置いてるんだ」
「そやさかいに勝負に来てまんのや。敵は龍さんやおまへん。辰先生でんな」
「ううむ。言わせておけば暴言のかずかず。今週こそは、おぬしの鼻をあかしてやるでござる。拙者の予想を大事に持ち歩いてくれている 人たちのためにも」
「あっ、龍ちゃん。そんなにがんばんなくてもいいのよ」
「今週こそ、今週こそは」
「龍ちゃんの予想は、交通安全の御守りなんだから」
「そこまで信じていてくださるとは、かたじけない」
「あーあ、言えなくなっちゃった(絶対当たらないからなんて)」
「何がでござるか」
「ううん。何でもないの。さあ、今週も張り切って適当にいくわよ(笑)」

2010年4月16日金曜日

【皐月賞&読売マイラーズC】予想

「ついに皐月賞がやってきましたね、先生」
「今年は強い馬が2頭おり、一騎打ちの様相です」
「ヴィクトワールピサとローズキングダムですね」
「順当に行けばワンツーフィニッシュです」
「さあ、さぶやんの予想から見てみましょう。
皐月賞
馬単ボックス
⑤⑬⑱
6点×1500円=9000円
馬単マルチ
⑤⑬
2点×500円=1000円
合計10000円です」
「やはり、
ヴィクトワールピサとローズキングダムを本命視していますね。もう1頭アリゼオを加えての3頭ボックスですか」
「そんなに堅く収まるものですか」
「今回は収まってしまうかもしれませんね」
「先生ならどうしますか」
「このレースはサービスレースのようなものです。私も今週は馬単勝負ですね。
皐月賞
馬単マルチ
⑤⑬
2点×10000円=20000円
今週はこれでいきます」
「ちょっと待ってくださいよ。1点10000円ですか」
「はい。そうです」
「それほど他の馬と差があると見ているわけですね」
「そういうことです。ただ、どちらが1着になるかはわからない」
「そうですか。で、龍之介さんの予想はどうなんですか」
「はい。龍之介は、
皐月賞
3連単軸2頭流しマルチあり
軸馬1…⑤
軸馬2…⑬
相手…②③④⑦⑪⑰⑱
42点×200円=8400円です」
「1頭は荒れるということですか」
「しかも、⑤⑬が1着に来ない馬券まで買っている。可能性としては低い馬券なんですけどね」
「逆に言うと、くればデカいということですか」
「いえ、⑤⑬から流していますから、そんなに大きな配当にはならないでしょう。でも、これで龍之介にも初日が出そうですね」
「さて、土曜日の読売マイラーズCの予想に移ります。まずは、さぶやんから、
読売マイラーズC
馬単軸1頭流しマルチあり
軸馬⑧
相手③④⑥⑧⑭
10点×1000円=10000円です」
「ほほう。スマートギアを軸にしましたか」
「龍之介さんはどうですか」
「はい。
読売マイラーズC
3連単軸2頭流しマルチあり
軸馬1…⑦
軸馬2…⑨
相手…①②③④⑥⑧⑫⑬⑭
54点×200円=10800円です。
こちらはセイウンワンダーとスマイルジャックが軸馬ですね」
「先生ならどうしますか」
「お金があれば、スマイルジャックから全部書いのマルチですね(笑)」
「ちなみに、いくらになるんですか」
「81600円ほど」
「もう、ムチャクチャですね(笑)」
「まあ、こちらのレースは大荒れすると思いますので手を出しませんけどね(笑)」
「しかし、今週はめずらしいですね。先生が3連単ではなくて馬単を買うなんて。しかも、大本命2頭だけなんて。そのうえ1レース勝負 だ」
「こういう週もあるんですよ。なにしろ、サービスレースをいただかないわけにはいきませんので」
「本当にサービスレースなんですか」
「ふふふ。信じる信じないはご自由ですが、今年一番の堅いレースだと思っています」
「この先生、穴狙いなのかガチガチ狙いなのかわからない」
「勝つ馬券を買おうというだけです(笑)」

2010年4月12日月曜日

今週の結果 4/12

「いやあ、先生。まいりましたね」
「ええ。今週は固く収まってしまいました。こうなると、中距離ヒッターの龍之介や一発狙いの私など出る幕がない。さぶやんにしてもあ る程度荒れることを予想していたようで、配当の低さに撃沈ですね」
「龍之介さんは、いまだ初日が出ず。さぶやんは3レース中ニュージーランドT(馬単1450円)と桜花賞(馬単1440円 ×2=2880円)を当てたものの、大幅なマイナス。先生も日曜福島4レースを当てたしたが最安値(3連単3780円)が来てしま い、一発にはつながりませんでした」
「今週も着順違いがあり、もう一歩というところまで追い詰めたレースもありましたが、結果には結びつきませんでしたね」
「あまり好調とは言えないなか、来週は皐月賞(GⅠ)が行われますが、大丈夫ですか」
「私はともかく、龍之介は初めての公開予想とあって、固さが見られますね。しかも、2週連続で外してしまったので、焦りも加わるはず です」
「しかし、さぶやんにしたって、今週は威張れたものではないでしょう」
「とはいうものの、3人の中では収支がやはりトップなんですね」
「どうしますか。龍之介さんに代わりさぶやんと勝負しますか」
「いえいえ。勝負は1ヶ月のトータル収支。龍之介が負けたと決まったわけではありません。今月いっぱいは責任を持って予想を続けさせ ます。これも修行ですからね。さぶやんは大崩れはしないでしょうから、我々に必要なのは一発ということになります」
「次週の重賞は3レースありますが、うち1レースは障害レースですので、対象は土曜日の読売マイラーズCと日曜日の皐月賞ですね」
「龍之介には、外れても良いので思い切りの良い予想をしろと言っておきます。これは、私にも言えることなんですがね」
「と言いますと」
「相手がいると、どうしても勝ちたいと言う気持ちが強くなり、最終判断が微妙に狂うものです」
「データ予想をされている先生でもですか」
「データは馬の絞り込みに使います。最終的な着順予想は、己の勘に頼る部分もあるのですよ」
「確か、さぶやんもそんなこと言っていましたね」
「龍之介は、その部分も排除して、データのみで着順を自動予想しようとしている」
「それができれば凄いことではありませんか。それこそ、まさに必勝法」
「私はそうは思っていません。競馬予想の醍醐味は、最終判断を自分で決めるところにあるんです。私の必勝法とは、必勝支援システムの ようなものなんですね。ある程度の馬の絞り込みと、馬場状況や展開により、いくつかのパターンを表示させるものです。そして、最 終的には自分で決定するというものです」
「それは、完成しているということですか」
「ええ。理論のうえではできています。あとは、ソフトとしてのシステム化をしているところなんですね」
「誰もがすべて同じ予想結果になるわけではないのですね」
「はい。例えば、今週の桜花賞で言えば、龍之介と私は同じデータベースを使っていますが、予想は違ったものでした」
「そうでしたね。選んだ馬はすべて同じでしたが、予想は微妙に違っていましたね」
「まあ、エイシンリターンズが絞り込みの時点で消えていましたので二人とも外れてしまいましたが、この馬が残っていたとしたら、龍 之介は外れで私は的中という結果になっています」
「軸1頭マルチとフォーメーションの違いですね」
「ここでは詳しい説明はしませんが、絞り込んだ馬は同じでも、そこからまだいろいろな予想パターンが考えられるんですね」
「難しいものですね」
「それを難しいと捉えるか、面白いと捉えるかは、人それぞれです」
「なるほど。理論はよくわかりました。あとは結果につながるかどうかですね」
「あはは。それを言われると辛い(笑)。まあ、見ててください。次週あたり、一発来そうですから」
「さすがは、先生。何か根拠でもあるのですか」
「もちろん、ありません(笑)。勘ですよ、勘」
「この先生、どこまで信用して良いのやら」

2010年4月11日日曜日

辰予想

「さて、本日の推奨レース予想です。

福島4レース3歳未勝利戦予想
3連単軸2頭マルチ軸馬1…⑥
軸馬2…⑨
相手…①②③④⑤⑦⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯
8400円。

このレースと桜花賞ですね」
「今週の反省、感想は、レース後じっくりお聞かせ下さい」
「はい。わかりました。昨日は散々な結果でしたからね(笑)」

2010年4月10日土曜日

【推奨レース】辰予想

「さて、重賞予想が出揃いましたが、
先生の感想はいかがでしょう」
「そうですね。ニュージーランドTは、さぶやんがまさかの馬単10頭ボックス買いにでましたね。これは、大荒れを予測してのことで す。何しろ、馬単で配当が9000円以上つかないと負けですからね」
「それは、難しいことなのですか」
「ええ。普通は馬単の配当と言えば2~3000円ぐらいのもの、ちょい荒れぐらいでも5~6000円といったところです。万馬券にな らないといけないのですから、これは大勝負と言って良いでしょう。龍之介の方も荒れると予想しての一発狙いですね。阪神牝馬Sは、さ ぶやんは一転しての馬単4頭ボックスで1点1000円買いと堅いレースと見て、点数を絞り込んでの大勝負です。メリハリが利いてい て、かつそこそこの配当が期待できるバランスのとれた買い方です。龍之介はというと、3着が荒れるとみての大胆予想ですね。こ れは良い勝負になりそうです」
「ありがとうございました。では、先生推奨のレース予想をお願い致します」
「はい。では、
中山6レース3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着⑤⑥⑨
2着②⑤⑥
3着⑬⑭⑰⑱
2800円。
1着⑤⑥⑨
2着⑬⑭⑰⑱
3着②⑤⑥
2800円。
合計5600円です。
阪神5レース3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着③⑫
2着②③⑫
3着②③⑫⑬⑭⑮
2400円。
1着③⑫
2着②③⑫⑬⑭⑮
3着②③⑫
2400円。
合計4800円です。
福島5レース3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着③⑨⑫
2着③⑨⑫
3着①④⑭⑯
2400円。
1着③⑨⑫
2着①④⑭⑯
3着③⑨⑫
2400円。
合計4800円です。本日のトータル15200円となります。桜花賞に9000円投資していますので、明日の福島4レースには残り 5800円で勝負することになります
「馴染みのない馬ばかりなので、当たりそうかどうかすらわかりませんが」
「私もよく知りませんよ(笑)」
「そんな無責任な」
「いえいえ。データ競馬に馬の名前など関係ありません。それに、強い馬なら重賞に出走するまでに嫌でも覚えてしまいますよ」
「そんなものですか。では、結果を楽しみにお待ちすることに致しましょう」

【ニュージーランドT&阪神牝馬S】さぶ龍対決

【ニュージーランドT&阪神牝馬S】予想

「さあ、龍ちゃん。今週はがんばってね」
「もちろんでござる」
「あんさんな。先週は2万円の損害を出してなはるんやで。
あんさんを信じて馬券を買った人かているはずや。少しはお客はんのことを考 えなあきまへんで」
「そ、それは…」
「龍ちゃん。気にしちゃだめよ。今週は的中させて、お客さんを喜ばせてあげましょうよ」
「そないうまくいけばよろしゅうおまんがな」
「拙者は、おぬしとの勝負を受けてたったまで。このまま、負け続けるわけにはいかんのでござる」
「がんばれ、龍ちゃん!」
「まずは、拙者の予想からお見せするでござる。

ニュージーランドT
3連単フォーメーション
1着①⑤⑮⑯
2着①⑤⑮⑯
3着⑥⑨⑩⑫
4800円。
1着①⑤⑮⑯
2着⑥⑨⑩⑫
3着①⑤⑮⑯
4800円。
合計9600円。

阪神牝馬S
1着⑦⑫⑰
2着⑦⑨⑫⑰
3着①②④⑦⑨⑩⑪⑫⑮⑰
7200円。

桜花賞が12600円なので、しめて29400円でござるな」
「さすが素人はんやな。一発を狙い続ける姿勢だけは買うたりまっせ。しかし、ニュージーランドTは大荒れしまんな。この レースは幅広い受けが必要でんのや。かたや阪神牝馬Sは堅いレースやさかいな。点数を絞って確実に取りにいく。これが、プ ロの予想というものでっせ。ほな、わての予想をみていただきまひょうか。

ニュージーランドT
馬単10頭ボックス
①③⑤⑥⑧⑨⑩⑫⑮⑯
9000円。

阪神牝馬S
馬単ボックス
②⑦⑫⑰
12点×1000円=12000円。

桜花賞が8400円でっさかい、しめて29400円でんな。あんさんと合計金額はピタリと同じ。勝敗を見分けやすいでんな」
「大丈夫、龍ちゃん」
「今週はオール外れはせぬ馬券の買い方。問題は、配当金額が跳ねるかどうかでござるな」
「やっぱり、素人でんな。どんな配当になろうと、着実に儲けていく。それがプロというもんでっせ。こりゃあ、今週もいただきでんな」
「うーむ、言わせておけば」
「まあ、一つでも当たってから文句を言うたらどないでっか」
「まあ、龍ちゃん。今週は必ず勝って、さぶやんをギャフンと言わせてやってね」
「せいぜい、返り討ちにならないように気をつけることでんな」
「もう、いちいちうるさい人ねえ。龍ちゃんには、かわいい女性ファンが急増中なんだから」
「わては女性ファンなどいりまへんな。そのかわり、わてを信じてくださるお客はんを大切にしまっせ。わての予想を信じてくだはるお客 はんをな。まあ、どちらを信じるかはご本人さんしだいでっけどな」
「龍ちゃーん。絶対負けないでね」
「任せてくだされ。データ競馬の恐ろしさをとくと思い知らせてやるでござる」
「データもよろしいけどな、最後には勘がものを言う世界なんとちゃいまっか」
「なんかわかんないけど、結果が楽しみになってきたわね。さあ、今日も行くわよ、龍ちゃん」
「どこへでござるか」
「ジンロとつくねで店名は『松』よ」
「それを言うなら、人事を尽くして天命を待つでござるよ」
「いいの、いいの。焼酎に串で、パーっと行くわよ」

【桜花賞】3者予想

「今週の重賞は3レースですね。先生、
先週のリベンジは果たせそうですか」
「さぶやん恐るべしの印象を受けたのは確かですが、やはり馬単ですので一発がないのもわかりました。馬単の安定感にどう対抗していく かというのが今後の見どころになりそうです」
「では、今週はGⅠ桜花賞が行われますので、桜花賞からいきましょう」
「わかりました。まず龍之介の予想から。
桜花賞
3連単軸1頭マルチ
軸馬③
相手①②③⑧⑨⑬⑱
12600円ですね」
「いきなり1万円オーバーで勝負にでましたね」
「アプリコットフィズを信頼しての軸1頭ですね。ただ、先週のダントツ1番人気ドリームジャーニーでの敗戦を教訓に、もしものことを 考えてマルチにしています。アプリコットフィズが3着までを外すとは思えませんから、これは手堅い予想と言えます。有力馬もほぼ網羅 しているので、この予想は当たりそうだなあ。着順次第では一発もありそうです」
「やりましたね、龍之介さん」
「ははは。まだ当たったわけじゃない。それに、ちょっと額が大きいのが気になります。当たって負ける馬券かなという言葉があるよう に」
「そんなことわざがあるんですか」
「ことわざではありませんが、その可能性もあるわけです」
「さて、さぶやんの方はと言いますと、桜花賞
馬単ボックス
①③④⑧⑨⑮⑯
42点×200円=8400円ですね」
「相変わらず堅いなあ。しかも7頭ボックス。馬単で配当4200円以上つかないと負けてしまうのに」
「どういうことでしょう」
「さぶやんは、このレースが荒れると見ているのでしょう」
「それにしては、有力馬は押さえていそうですが」
「そこです。もしも堅いレースとなってしまっても、きっちりと当てることができます。ハズレた時でも被害は龍之介よりも少ないです ね」
「やはり、恐るべしということですか」
「ええ。これは、さぶやんを負かすのは容易ではありませんよ」
「なるほど、さすがはプロといったところですね」
「しかし、このレースはチョイ荒れします。3連単の配当は、私は10万を超えると見ています」
「何だか、先生も予想がしたそうですね」
「このレースに限って言えば、龍之介が有利です。ただ、もっと効果的な買い方があります」
「きた、きた、きました。そうこなくっちゃ。で、先生の予想は」
「今週の私の狙いのレースは、土曜日中山6レース、阪神5レース、福島5レース、日曜日の福島4レース、それに加えて桜花賞となりま す」
「なんと5レースですか」
「はい。でも、投資金額は、さぶやんや龍之介と同じ3万円以内に抑えます」
「ということは、桜花賞ではさぶやんとの直接対決が見られるということですね」
「そういうことになりますね」
「さっそく、お願い致します」
「予想している馬は龍之介と同じです」
「えっ。まったく同じですか」
「ええ。データが同じなので、選ぶ馬も同じですね」
「それでは、意味がないじゃありませんか」
「でも、買い方が違います」
「さすが、先生。では結論を」
「はい、わかりました。
桜花賞
3連単フォーメーション
1着①③⑧
2着①②③⑧⑨⑬⑱
3着①②③⑧⑨⑬⑱
9000円です」
「龍之介さんよりも3600円も少なくて済みましたね」
「そこが技術です」
「何だか、自信がありそうですね」
「さて、吉とでますか凶とでますか」

2010年4月4日日曜日

【ダービー卿CT&産経大阪杯】結果

「先生。今週は先生の予想は外れてしまいましたが、龍之介さんも2レースとも外してしまいましたね」
「ええ。私も全部外しているので大きなことは言えませんが、初めての公開予想ということで少し硬さがあったようですね」
「ドリームジャーニーが3着に破れるという波乱があったので、
さぶやんも苦しんだのではないですか」
「そうですね。産経大阪杯は二人とも外れです。しかし、
さぶやんはダービー卿CTを手堅く取っていますね。馬単で配当は6930円ですね」
「300円買っていましたよね」
「はい。ってことは20790円になりますね。
マイナスを避けましたね」
「わずかとはいえ、プラスですか。
龍之介はマイナス20000円。ついでに私もマイナス20000円(笑)」
「今週は、さぶやんの勝利ですね」
「さぶやんは、大くずれはしませんね。
さぶやんに勝つためには一発が必要です。龍之介も私もですね。これは苦しい戦いになりそうで す」
「頑張ってください、先生」
「ええ。もちろん、負けるつもりはありませんよ。
龍之介が少し心配だなあ」
「では、また来週」

【辰之進におまかせ】予想<4/4編>

「ああ、先生。土曜日は惜しかったですね。
阪神3Rも5Rも1着から3着の馬をすべて予想の中に入れておきながらの着順違い」
「まあ、当たらない時はそんなものです」
「今日は何とかしてもらいたいものです」
「頑張りますよ。まずは中山5Rから。

中山5R3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着⑧⑪⑯
2着⑪⑫⑯
3着④⑤⑥⑩⑬
2500円。
1着⑧⑪⑯
2着④⑤⑥⑩⑬
3着⑪⑫⑯
2500円。
合計5000円です。

阪神5R3歳未勝利戦
1着⑩⑪⑮
2着⑨⑪⑮
3着③⑤⑥⑩⑭
2500円。
1着⑩⑪⑮
2着③⑤⑥⑩⑭
3着⑨⑪⑮
2500円。
合計5000円。
2レース10000円で勝負です」
「今日は、さぶやんと龍之介さんも参戦ですね」
「私は一発長打狙いですから今週外れても気になりませんが、龍之介は中距離ヒッターですから、1レースは当てておかないと苦しい展開 になりますよ。何しろ、さぶやんの予想は配当はともかく2レースとも当たりそうですからね」
「そんな。馬単とは言え、2レースとも当てるのはむずかしいのでは」
「確かにむずかしいことです。それだけに、2レースとも当たるようなことがあれば、龍之介は大ピンチになるでしょう」
「恐るべし、馬単の鬼さぶやんといったところでしょうか」
「もともとプロの予想屋さんです。当たらなければ、プロとしてやっていけない。それなりの必勝法を身につけていることでしょう。華 やかさよりも着実さに重点を置いた必勝法です」
「では、龍之介さんは」
「机上の理論を追求している若者です。どうしても華やかさに目を奪われてしまう。いっそ、配当で華やかさを求めるなら荒れるレースを チョイスするべきなのです」
「それが3歳未勝利戦なのですね」
「その辺のことを勉強する良いチャンスなのですが、初戦でガツンとやられた時に何を考え、次週にどう生かせるかですね」
「戦う前に、龍之介さんの敗北は決定ですか」
「今週は9歩9厘、さぶやんのものでしょう。次週が、ひとつの大きな山場となりそうです」
「こりゃあ、辰先生の結果とともに楽しみが増えましたね」
では、またレース後にお会い致しましょう」

2010年4月3日土曜日

【辰之進におまかせ】予想<4/3編>

「さあ、先生。狙いのレースから教えていただきましょうか」
「はい。土曜日は、阪神第3R、第5R。日曜日は中山第5R、
阪神第5Rとなります」
「良かった。土曜日もあるのですね」
「はい。2レースとも阪神競馬場ですので、お間違えなく」
「では、予想をお願い致します」
「わかりました。
阪神3R3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着⑤⑩⑯
2着⑤⑩⑮
3着③④⑪⑫⑰
2500円。
1着⑤⑩⑯
2着③④⑪⑫⑰
3着⑤⑩⑮
2500円。
合計5000円です。
阪神5R3歳未勝利戦
1着⑤⑧⑮
2着⑤⑫⑮
3着④⑥⑦⑪⑱
2500円。
1着⑤⑧⑮
2着④⑥⑦⑪⑱
3着⑤⑫⑮
2500円。
こちらも合計5000円。締めて10000円で勝負です」
「なるほど。先生お得意の3歳未勝利戦ですね。日曜日のレースの予想はどうですか」
「それはまた、明日の朝のお楽しみということで」
「はい。ではよろしくお願い致します」

2010年4月2日金曜日

龍之介vs予想屋さぶやん

「今回から始まりました『馬単VS3連単』重賞対決だけど、馬単の代表には【競馬は馬単】を主張する予想屋さぶやんが担当よ。ちょい こわもてー。3連単の代表には一本木辰之進先生の1番弟子、龍之介さんが登場。いけめんでーす。今回は第1回目ですので、特別にお集まりいただきました。お二人の対談の時は、なぜかよこたんが担当よ」
「わてはどこやらの先生と違うよって、仕事は土日しかしていまへんのや。呼ばれりゃいつでも来まっせ。逃げたりなんてしまへんのや。 番記者のだんなも逃げてまんな」
「あはは。やっぱ、わかっちゃいます。番記者さんたら、すぐ逃げちゃうのよ。ところで龍ちゃん、先生はどうしたの」
「よこたんさん。本日、先生は講義に出かけておりまして、あいにくの欠席ですが断じて逃げたのではありません」
「ふん、どうでっしゃろな」
「なんと、ちょこざいな。おぬしごときは、拙者で十分でござる」
「あはは。火花バッチバチですねー」
「ねえちゃん。こんな古くさい奴の予想なんて当たるんでっか」
「あら。龍ちゃんは、辰先生の1番弟子なのよねー」
「ええ。弟子は私一人ですので、そうなります」
「笑わせてくれはりまんな」
「無礼千万。先生はもともと弟子など取らぬお方」
「まあ、結果がすべてのこの世界。レースが終わってからも、その元気があるとよろしゅうおまんな。第一、ダービー卿CTで去年の覇者 タケミカヅチを予想の片隅にもいれないとは、素人でんな」
「過去の実績だけで勝てるほど競馬の世界は甘くはござらぬ。半年以上もブランクがある馬が、いきなり活躍できる確率はデータ的に低い というまでのこと。それより、おぬしの予想こそ当たっても元が取れるかどうか怪しいでござるよ
「このレースは適度に荒れまっせ。そのための馬単ボックス。しかも、1点300円の掛け金にしてありまんのや。タケミカヅチは、もし もの時の保険でんな」
「龍ちゃんも、なんか言ってやんなさいよ」
「拙者も荒れるとの予想。ただし、荒れるのは3着。これがハマるようだと、馬単など粉砕でござる」
「それもこれも、当たればこそでんな。わてらプロは、一発長打は狙いまへんのや。それよりも、着実に勝ち続ける。それが常勝の基本で んな。一発にすがるのは素人でっせ」
「一発が出ないのが素人。たまに一発を当てるのがプロというもの。この一ヶ月で、一発の恐ろしさを思い知るが良い」
「あんさんこそ、勝ち続けることのむずかしさを思い知ることになりまっせ。競馬の基本は、的中率、破壊力等すべて考慮した うえで馬単が最強ということを、とことん教えてあげまっせ」
「なんかよくわかんないけど、迫力でさぶやん。知的な雰囲気では龍ちゃんね」
「産経大阪杯でもそうでっせ。このレースは堅い。絶対とらなくちゃならないレースでんな。わての予想はほぼ100%的中や。しかも、1 点1000円買いでんな。ところが、あんさんの予想ときたらドリームジャーニーが2着に敗れた時点で終了でんがな。59キ ロの斤量は軽量のこの馬には酷な斤量でっせ。前回も3着に沈んでまっしゃろ。的中率は50%程度やおまへんかな。しかも、1 着に来たところで2着3着も荒れはしまへんで。つまり、あんさんの馬券の買い方は、確率を低くした上に、堅いレースを点数だけ広げ、 当たったときでも低い配当となる。つまり、まるっきりの素人予想でんな」
「龍ちゃん。あんなこと言ってるわよ」
「おぬしの見抜いたとおり、このレースは確かに一か八か勝負でござる。ただ、おぬしはドリームジャーニーを軽視しておる。この馬の能 力は、非常に高い。もしも馬単で買うならば、マルチにせずに1着を固定して掛け金を2000円にすれば良かったと後悔する でござるよ」
「パンパン馬場なら、それもありだ。ただ、やや重になるんやおまへんかな」
「うーむ。こやつ、できる」
「強そうなの、龍ちゃん」
「さようでござる。今回は、ちと部が悪うござるな。実践初戦にて、いきなりの敗北を味わってしまうやもしれぬ」
「いやー。龍ちゃん、よ・わ・きー」
「それほどの敵ということでござる」
「あんさん、やっとわかったかい」
「どうするの、龍ちゃん。先生に代わってもらう?」
「それがよろしゅうおまんな」
「とんでもござらぬ。たとえ初戦に敗北するようなことになろうとも、それも修行のうち。勝負は1ヶ月のトータル収支。まだまだ、勝 負は始まったばかりでござる」
「龍ちゃん、がんばって。初戦だって、まだ負けたと決まったわけじゃないわ。次週のことは結果が出てから考えればいいじゃない。あ たしは龍ちゃんを信じてるわよ」
「ありがとう、よこたんさん。こんな未熟な拙者を信じてくださるのか。かたじけない」
「それよりも」
「なんでござるか」
「結果が出る前に、パーっと行きましょう。結果が出る前に」
「本当に信じてくださってるのか」
「あんさん、まだまだ若いのお」
「当日の辰予想も、忘れないでね。さあ、龍ちゃん行くわよー」

【ダービー卿CT&産経大阪杯】予想

「さあ、先生。今週からは新たな予想になりますが、
一番弟子龍之介さんのデビュー戦にもなるわけですね。どんな予想をするんですか」
「私よりも気が短いところがありまして、予想も直線的な予想です」
「まだ、師を超えていないということですか」
「それは、どうでしょうか。結果が教えてくれると思いますが。少なくとも、重賞に限って言えば私よりも結果が良いのですから(笑)」
「それは楽しみですね。では、謎の予想屋さぶやんの印象はいかがでしょう」
「私はプロの予想屋ではありませんのでよくわかりませんが、これだけは言えます。彼は本物です」
「なるほど、同じ穴のムジナですね」
「違う違う」
「ああ、英雄色をこのむ」
「違いますってば」
「一流は一流を知るってことですね」
「そんなところです(笑)」
「龍之介さん、大丈夫かなあ」
「何しろ、相手は馬単ですからね。的中率ではかなわない。となると、一発長打で対抗することになりますが、龍之介は長距離ヒッターで はないんです」
「それでは、不利は否めないと」
「多分、苦戦を強いられるでしょう」
「そして、重賞にとらわれなくなった先生は」
「ははは。完全な一発狙いですね(笑)」
「しかし、龍之介さんは初めての予想ですし、日曜日までに予想できますかね」
「今週の重賞は2レースですね。ダービー卿CTと産経大阪杯ですが、どちらも日曜日に開催ですね」
「実は、さぶやんからはすでに予想が届いています」
「なかなかやりますね。しかし、龍之介の予想も終わっていますよ。ほら、ここに私が預かってきています」
「うーん。すでに火花が飛び散ってますね。まずは、さぶやん予想を紹介いたします。
ダービー卿CT
馬単ボックス
①⑦⑧⑫⑬⑯
30点×300円=9000円
馬単軸1頭マルチ
軸馬④
相手⑪⑫⑬⑭⑯
1000円
合計10000円です」
「なるほど、さすがにプロですね」
「どの辺がですか」
「このレースは、昨年の覇者④タケミカヅチを入れるかどうかなんです」
「かなりブランクがありますが」
「ケガをしていましたのでね。どこまで回復しているかです。ボックス買いでは外して、軸1頭マルチでは軸にしている。これは侮れませ んよ」
「しかし、配当的には1万円も付くのでしょうか。龍之介さんの方はどうなっていますか」
「ええと。
ダービー卿CT
3連単軸1頭マルチ
軸馬⑯
相手①⑦⑧⑫⑬⑭
9000円です。
ああ、やっぱり予想が直線的だ」
「いけませんか」
「歯がゆいものですね」
「ちなみに先生ならどうなるのですか」
「もちろん3連単フォーメーションで、いやいやその手には乗りませんよ。私は重賞は予想しませんので」
「引っかからなかったか(笑)。次に、
産経大阪杯
馬単軸1頭マルチ
軸馬⑧
相手②③④⑤⑪
10点×1000円=10000円です」
「堅いなあ。まず取れるでしょう」
「でも、軸馬ドリームジャーニーは今回と同じ斤量59キロの京都記念では3着でしたが」
「今回とはメンバーが違います。それに、有馬記念を勝った馬ですよ。こんなところで負けるわけにはいかないでしょう」
「龍之介さんは、どうなっていますか」
「どれどれ、
産経大阪杯
3連単軸1頭マルチなし
軸馬⑧
相手①②③④⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑫
11000円です。
ははは、軸馬ドリームジャー以外を全部買っている。しかも軸馬は1頭でマルチなしかあ」
「これは、辰先生直伝の秘技残り全部買い」
「うーん、龍之介も成長したなあ(笑)。でも、このレースはそんなに荒れないんです。点数を絞って勝負するところじゃないですかね え」
「ってことは、さぶやん有利ということになりそうですね」
「まあ、勝負は終わるまでわかりませんけどね」
「ところで、先生の推奨レースはどのレースになりますか」
「皆さん気負いすぎですよ。私の予想は、明日ジックリお届け致します」
「わかりました。では辰先生の予想は、当日予想ということで承っておきましょう」