2010年4月12日月曜日

今週の結果 4/12

「いやあ、先生。まいりましたね」
「ええ。今週は固く収まってしまいました。こうなると、中距離ヒッターの龍之介や一発狙いの私など出る幕がない。さぶやんにしてもあ る程度荒れることを予想していたようで、配当の低さに撃沈ですね」
「龍之介さんは、いまだ初日が出ず。さぶやんは3レース中ニュージーランドT(馬単1450円)と桜花賞(馬単1440円 ×2=2880円)を当てたものの、大幅なマイナス。先生も日曜福島4レースを当てたしたが最安値(3連単3780円)が来てしま い、一発にはつながりませんでした」
「今週も着順違いがあり、もう一歩というところまで追い詰めたレースもありましたが、結果には結びつきませんでしたね」
「あまり好調とは言えないなか、来週は皐月賞(GⅠ)が行われますが、大丈夫ですか」
「私はともかく、龍之介は初めての公開予想とあって、固さが見られますね。しかも、2週連続で外してしまったので、焦りも加わるはず です」
「しかし、さぶやんにしたって、今週は威張れたものではないでしょう」
「とはいうものの、3人の中では収支がやはりトップなんですね」
「どうしますか。龍之介さんに代わりさぶやんと勝負しますか」
「いえいえ。勝負は1ヶ月のトータル収支。龍之介が負けたと決まったわけではありません。今月いっぱいは責任を持って予想を続けさせ ます。これも修行ですからね。さぶやんは大崩れはしないでしょうから、我々に必要なのは一発ということになります」
「次週の重賞は3レースありますが、うち1レースは障害レースですので、対象は土曜日の読売マイラーズCと日曜日の皐月賞ですね」
「龍之介には、外れても良いので思い切りの良い予想をしろと言っておきます。これは、私にも言えることなんですがね」
「と言いますと」
「相手がいると、どうしても勝ちたいと言う気持ちが強くなり、最終判断が微妙に狂うものです」
「データ予想をされている先生でもですか」
「データは馬の絞り込みに使います。最終的な着順予想は、己の勘に頼る部分もあるのですよ」
「確か、さぶやんもそんなこと言っていましたね」
「龍之介は、その部分も排除して、データのみで着順を自動予想しようとしている」
「それができれば凄いことではありませんか。それこそ、まさに必勝法」
「私はそうは思っていません。競馬予想の醍醐味は、最終判断を自分で決めるところにあるんです。私の必勝法とは、必勝支援システムの ようなものなんですね。ある程度の馬の絞り込みと、馬場状況や展開により、いくつかのパターンを表示させるものです。そして、最 終的には自分で決定するというものです」
「それは、完成しているということですか」
「ええ。理論のうえではできています。あとは、ソフトとしてのシステム化をしているところなんですね」
「誰もがすべて同じ予想結果になるわけではないのですね」
「はい。例えば、今週の桜花賞で言えば、龍之介と私は同じデータベースを使っていますが、予想は違ったものでした」
「そうでしたね。選んだ馬はすべて同じでしたが、予想は微妙に違っていましたね」
「まあ、エイシンリターンズが絞り込みの時点で消えていましたので二人とも外れてしまいましたが、この馬が残っていたとしたら、龍 之介は外れで私は的中という結果になっています」
「軸1頭マルチとフォーメーションの違いですね」
「ここでは詳しい説明はしませんが、絞り込んだ馬は同じでも、そこからまだいろいろな予想パターンが考えられるんですね」
「難しいものですね」
「それを難しいと捉えるか、面白いと捉えるかは、人それぞれです」
「なるほど。理論はよくわかりました。あとは結果につながるかどうかですね」
「あはは。それを言われると辛い(笑)。まあ、見ててください。次週あたり、一発来そうですから」
「さすがは、先生。何か根拠でもあるのですか」
「もちろん、ありません(笑)。勘ですよ、勘」
「この先生、どこまで信用して良いのやら」

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