2010年12月26日日曜日

的中!【有馬記念】結果

「せんせーい」
「やあ、よこたんじゃないですか。これはこれは番記者さんまで」
「先生、いつ戻っていらしたんですか」
「昨日ですよ。有馬記念の日に場外馬券売り場にいれば、皆さんにも会えそうな気がしましたので」
「一言おっしゃっていただければ、お迎えにあがりましたものを」
「そうよ、先生。会いたかったんだから」
「まあ、しかし。有馬記念に間に合って良かった」
「ついに、完成したのですね。新馬券必勝術」
「結果は見ての通りです」
「すっごーい、先生。大当たり」
「しかも、マルチとフォーメーションで200円分の大当たり。配当はビッグな60770円。しかも200円分当たりなので、ということは、何と121540円。投資金は30700円でしたから、差し引き90840円の大勝利ということですね」
「喜んでもらえたでしょうか」
「よこたんも大儲け」
「ああ、結局私だけが負けなのねー」
「まあまあ、番記者さん。今日は私がご馳走しますから」
「行こう、行こうよ。番記者さん」
「もちろん、お供いたします。辰先生の大復活劇ですからね」
「さあ、今夜は派手にまいりましょう」

【有馬記念2010】大予想

「さあさあ、皆さま。ついにやってまいりました。一年の最後を飾る競馬の祭典『有馬記念』。競馬ファンの方はもちろん、そうでない方でも有馬記念という名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。宝くじで言えば年末ジャンボのようなものです。有馬記念を当てるか外すかによって、正月料理まで変わってしまうという大事な一戦。さあさ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」

「番記者さん。なんか向こうの方、騒がしいわね」
「きっと、競馬の予想屋さんじゃないの。この時期は、どこにでもいるんだよ。ああいうおっさんが」
「へー、そうなの。でも、あのおじさん誰かに似てるわねえ。あっ!」
「どうしたんだい、よこたん。大きな口あけちゃって」
「た、つ、せ、ん、せ、い」
「えっ、なんだって! 本当だ、辰先生だ」

「さあさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。今年の有馬記念は、大本命1番人気はブエナビスタが一本かぶりだが、ローズキングダムの出走取消により、大荒れ模様。
3着に人気薄の馬が入れば、あっというまに高配当。間違ってブエナビスタが1着でも外そうものなら大変だ。
さあさ、買った買った。辰之進の大予想」

「なんか、先生雰囲気変わったわね」
「そういえば、学者さんというよりは予想屋さんそのものだ」
「どうする、番記者さん。予想だけでも聞いてみようかしら」
「ああ、なんかメモ用紙が飛んできたぞ。っていうか、辰先生、予想を売らずにバラまいちゃってるね」
「ほんとね。さすが太っ腹(笑)」
「じゃあ、辰予想を見てみよう。


中山10R有馬記念

3連単軸1頭マルチあり
軸馬⑦
相手①⑤⑩⑪⑭
6000円。

3連単軸1頭マルチなし
軸馬⑦
相手①②③④⑤⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯
18200円。

3連単フォーメーション
1着①⑤⑩⑪⑭
2着⑦
3着①②③④⑤⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯
6500円。

合計30700円。


す、すごいな。投資金が約3万円じゃないか。これで荒れなければ、当たっても負けてしまう。なんて、大胆な予想。さすがは辰先生」
「番記者さんはどんな予想をしていたの?」
「今回は堅いレースだと思って、ブエナビスタからヴイクトワールピサとルーラーシップに流す2点買い。⑦ー①ー⑤と⑦ー⑤ー①に5000円ずつの大勝負」
「3連単で1点5000円ってすごいわね。それって当たったらいくらぐらいになるわけ」
「⑦ー①ー⑤なら25万、⑦ー⑤ー①なら35万ってところかな」
「すっごーい。私も買おうかな」
「でも、当たらなければ一銭にもならない」
「なるへそー。究極の選択ね。荒れるなら辰先生。絞り込んで夢を見るなら番記者さんね」
「よこたんはどうするの」
「あたしにわかるわけないでしょー(笑)。ってことは、40700円で今年最後の夢を見るわよ」
「さすがは、独身貴族よこたん。大盤振舞だね」
「さあ。辰先生、番記者さん、よこたんのうち、一番得をするのはだーれだ?」

2010年7月16日金曜日

修行の旅へ / 辰ブログ一時休載のお知らせ

「あーあ。龍ちゃんたら、また旅に出ちゃったわね」
「辰先生も休養中だし、休載やむなしといったところですね」
「いっそ、番記者さんが予想したらどう」
「無理、無理。私には、とても無理ですよ。
馬番の予想はできても、理論的な裏付けができない」
「いいじゃない。当たればいいのよ」
「いえいえ。理論的な裏付けがなくては、当たったハズレたの唯の賭事。その点、辰先生の予想は根拠がある。ハズレても意味あるハズレ なんです」
「そんなものかしら。予想のことは良くわかんないけど、私には魅力あるおじさんだったことは確かね。惜しい人を亡くしたわ」
「死んでませんってば。必ずや戻ってきますよ、辰先生は」
「そうね。それまでフリーターでもして待ってようかしら」
「よこたん、仕事見つかったんじゃなかったの」
「ええ、モデルの仕事だったんだけど、今イチね」
「何が」
「なんか際どい服ばかり着せられるし、仕事が終われば終わったで、食事に行こうだの飲みに行こうだのうるさいのよ」
「先生とは良く行ってたじゃない」
「だって、楽しくないのよ。ちょっとばかし年上ってだけで、上から目線だし、酒をつげだのタバコに火をつけろだの、私はコンパニオン じゃないっつーの」
「そりゃひどいな」
「でしょ。辰先生の方がずーと年上だったけど、私を一人前の人間として扱ってくれたわ。それに、聞き上手。どんどん話したくなっちゃ うんだから」
「おでん屋、居酒屋、フランス料理、パフェを食べてる時でさえ笑ってたよな」
「そうそう。馬券が当たれば豪華レストランで盛り上がり、ハズレてもおでん屋で盛り上がる。いつも楽しい人だったわ。ほんとに惜しい 人を」
「だから、死んでませんってば。一方、龍之介くんは堅物だったな」
「龍ちゃん、かわいーい(笑)。予想はちっとも当たらなかったけど、美形だから許せちゃう(笑)
「確かに。今どき普段着で着物を着ている人は、落語家ぐらいしかいないよね」「ボニーテールが、また似合ってたわ」
「ははは。本人は、ちょんまげのつもりだったと思うよ」
「あら、そうだったの。こちらもまた、惜しい人を」
「亡くしてませんってば。旅に出てるだけ」
「そうだったわね」
「ところで、よこたん。アルバイトのアテあるの」
「んー。コンビニででも働くかな。番記者さんこそ、辰ブログが休載になっちゃって大丈夫なの。フリーになって初めての仕事だったんで しょ」
「まあ、妻子ある身でもなし。気楽なもんですよ。そういえば、辰先生って結婚してたのかなあ」
「そんなこと話題にもならなかったわね」
「今度きたら聞いてみよう」
「いいわよ、奥さんがいようといまいと、辰先生の魅力は変わらないんだから」
「それもそうですね」
「会いたいなあ。ねえ、番記者さん。連絡先ぐらいわからないの」
「ちょっと調べておきますね。よこたん、辰先生のこと好きだったの」
「ええ。でも、お父さんって感じでもなし、恋人でもなし」
「友達以上、恋人未満って感じですか」
「そうねえ。何でも相談できる先輩って感じよね」
「先輩かあ。人生の大先輩には違いない」
「重ね重ね惜しい人を」
「死んでません。気軽に殺さないでくださいよ。そうだ、下呂方面に行くって言ってたから、私たちも行ってみますか」
「さんせーい。よこたん温泉すきー」
「では、長旅になるかもしれませんからね。着替えの準備とかしておいてくださいよ」
「大丈夫よ。必要なものは途中で買えばいいから」
「まさか、今から」
「思いたったが吉日よ。それ、レッツゴー」
「では我々も、辰先生探しの旅にでます。必ず見つけて帰ってきますからね。それまで、しばしのお別れです。また、会う日まで、ごきげ んよう」
「またねー。バイビー」

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長らくご愛顧賜りました一本気辰之進ブログは一時休載させていただくことになりました。
辰之進先生は、ただいま休養中であり、唯一の弟子であった二本気龍之介も、再び修行の旅へ出ました。
GⅠレースも秋までは開催されないため、ここで一時休載させていただくことに致します。突然の休載、深くお詫び申し上げます。

辰ブログ編集部

2010年7月3日土曜日

【辰之進のひとりごと】

「休養しているとはいえ、龍之介のことが気になるな。
弟子とはいえ、私が教えてやったことは何一つないからなあ。まあ、弟子とは師から技を盗むもの。修行の旅を終えて帰ってきたということは、それなりの収穫があったにちがいない。どれ、龍之介の予想でも 見て見るか」
■□■□■
「ほほう、今週はよこたんの担当か。なになに。なんと、これは」
■□■□■
「龍之介から迷いが消えている。何やら自信に満ちているなあ。精神修行を積んできたらしいな。だが、問題は予想の中身だ。直線的な予 想だったのだが」
■□■□■
『1着になれる馬は2頭しか見当たらぬでござる。クォークスターかトゥザグローリーでござる』
「これは、お見事。以前の龍之介は、軸馬1頭を決め相手数頭へ流すという軸1頭流しマルチという買い方が基本だった。それ が今回は私の得意なフォーメーションを使っている。しかも、1着になれる馬を2頭に絞り込んでいる。まさに、私が考えている理想の馬 券の買い方だ」
■□■□■
「さらに、2着、3着の受けの広さ。これは龍之介の奴、かなり厳しい修行を積んできたとみえる。私が予想したとしても似たようなもの になるだろう。あっぱれ、龍之介。よくぞここまで成長したものだ」
■□■□■
「気合も十分。予想も冷静。自信も満々だ。一点をのぞけば、誠に申し分ない」
■□■□■
「実践から遠ざかっていたので仕方ないが、純粋に馬の実力のみで判断してしまったようだ」
■□■□■
「危険だ。危険すぎる。勝負を決めるファクターは馬の実力だけではない。それを引き出すジョッキー、実力を発揮できる馬場。これは、距離もしかり直線の距離やコーナーが小回りなどの競馬場別の特性もしかり。出走頭数や有力馬の枠順、その中の馬の脚質などによるレース 展開。そして、今回忘れてはならないのが、重馬場になりそうだということだ」
■□■□■
「良いのか、龍之介。重馬場を想定した予想になっているのか。このレースは荒れるぞ」

2010年7月2日金曜日

【ラジオNIKKEI賞】予想

「まあ、龍ちゃんたらおひさー。どこ行ってたの」
「拙者、修行の旅で千葉県館山で山ごもりをしていたでござる」
「今どき、山ごもりなんて、龍ちゃん受けるー。しかも、
競馬の予想に山ごもりって、何か役にたつの」
「まあ、いうなればメンタル面の強化と言ったところですね」
「よくわかんないけど、大事な復帰初戦よ。大丈夫なの」
「少なくとも迷いはござらぬ」
「いやー。龍ちゃん力強い」
「今週の予想は、ラジオNIKKEI杯。1着になれる馬は2頭しか見当たらぬでござる。クォークスターかトゥザグローリーでござる」
「なんだか知らないけど、すごーい」
「では、結論でござる。
日曜日福島11RラジオNIKKEI賞
3連単フォーメーション
1着⑧⑨
2着⑦⑧⑨⑬⑭
3着③⑦⑩⑪⑫⑬⑭⑯
5800円。
1着⑧⑨
2着③⑩⑪⑫⑯
3着⑦⑧⑨⑬⑭
4000円。
合計9800円でござる」
「すごーい。ちゃんと1万円で収まっている」
「問題は、あたるかどうかでござるよ」
「龍ちゃん、当たってしまえー(笑)」

2010年6月28日月曜日

【宝塚記念】結果

「先生。宝塚記念は惜しかったですね」
「さっぱりでした」
「3着までには入ると言っていたブエナビスタは2着でしたし、負け癖を心配していたドリームジャーニーは4着に敗れました。しかも、荒れる状況が整ったと いう通り、1着は伏兵8番人気のナカヤマフェスタでした。5着には12番人気のネヴァブションが入りましたが、これは想定内。ちゃんと、馬券を買ってい た。軸馬ブエナビスタから5着までの馬を4頭も的中させている。しかも、12番人気の馬まで」
「でも、1着を外してしまった」
「これは、先生がよく言う納得いくハズレと言ってもよいのではありませんか」
「いえ、今回は完敗です。1着になる馬を外しちゃいけません。しかも、道悪の常識と言われる先行馬の前残りです。先行馬でマークしていたのはフォゲッタブ ルなんです。ナカヤマフェスタはノーマークでした」
「まあ、そういう時もあるのでは」
「いや、流れがよくありません」
「そんなあ。いつもの先生らしい元気はどこへ行ったのですか」
「少し休養が必要なようです」
「まさか、次週を休載なさろうなんて考えているのではありませんよね」
「実は、旅に出ていた竜之介が帰ってまいりました。7月は竜之介の修行の成果を見守りたいと思います」
「竜之介さん、帰ってきたのですか。それはめでたい。じゃあ、次週は竜之介さんということで。先生は温泉でも行って、一度ゆっくり休養なさってください。 昨年末から、仕事が立て込んでいましたからね」
「お言葉に甘えて、そうさせていただきます。元気になって、また登場いたしますので、その時はよろしく」
「任せてください。7月は竜之介さんと乗り越えてみせますから」
「よろしくお願いいたします」

2010年6月26日土曜日

【宝塚記念】予想

「先生。いよいよ、上半期のグランプリレース宝塚記念ですね」
「はい。ファン投票堂々の第1位は、
女王ウォッカの後継者ブエナビスタでした。ウォッカは、正に女王という称号が似合いますが、ブ エナビスタの実績も女王に引けをとらない立派なものです。ウォッカが女王なら、ブエナビスタは女傑と言ったところです。数々の優勝も さることながら、昨年末のグランプリ有馬記念を3歳牝馬にしてクビ差2着という戦績が光っていますね」
「そうでしたね。牡馬や古馬を得意の末脚でゴボウ抜きでしたからね」
「しかし、今回はその有馬記念でブエナビスタに勝った唯一の馬ドリームジャーニーが出ています」
「すると、今回も一騎打ちでしょうか」
「順当に行けば、この2頭を外した馬券は考えられない。だがしかしです」
「何か気になる点でもあるのですか」
ドリームジャーの今年に入ってからの成績がパッとしないんですね
「確かに3着が多いですね」
小柄なこの馬に斤量59キロを背負わされていたからなんですけど、今回は有馬記念と同じ58キロに戻ります」
「では、ノープロブレム」
「だと良いのですが、負け癖がついてしまうのが怖いんですね」
「馬に負け癖ですか」
「そうなんです。得意の差し脚で最後の直線を、他馬を追い抜きゴールしていたのが、前にいる馬に届かないんです。これは鞍上の池添騎 手も『以前のような伸びがない』ともらしていたことがあります」
「先生、お知り合いなんで」
「知りませんってば。これは、馬自身も感じていると思います」
「馬がですか」
「そうです。頑張って走っているのに最後で抜けなくなっちゃった。もう、無理なのかな。だったら頑張るのも止めちゃおうかなってね」
「ドリームジャーニーがですか」
「そうですよ」
「ツィッターで」
「違いますよ。でも、まあそういう心境にね」
「なってるわけですか」
「いえ、いえ。もしも、なっていたら勝てないということです」
「なんだ、たとえ話ですか。他に有力馬はいますか」
「たくさんいますが、グランプリを優勝できる馬は実力だけではないんですね」
「勝つために、実力以外に何かいるというのですか」
「運です」
「運ですって?」
「生まれつき持っている運、努力してつかむ運。大きなレースに勝つ馬は何らかの運を持っているものです」
「では、運を持っている馬かどうかは、どうやって調べるんですか」
「勘です」
「勘ですって?もういいです。話が専門的すぎてよくわかりません。そろそろ結論をお願い致します」
「はい。では結論です。
宝塚記念
3連単軸1頭マルチ
軸馬⑧
相手①②③⑨⑩⑬⑯⑱
16800円です」
「点数を絞り込んでの大勝負ではなかったのですか」
「馬場が悪すぎて、特定が不可能です。唯一、ブエナビスタだけは3着を外すことはないだろうと言えるだけです」
「荒れるという予想に変わったのですね」
「というか、荒れてもおかしくない状況が整ったということです」
「では、レースを興味深く見守ることにいたしましょう」

2010年6月19日土曜日

【マーメイドS】予想

「先生。今週は宝塚記念じゃなくて、マーメイドSでしたね」
「これは私としたことがうっかりしていました」
「予想はうっかりしないでくださいね」
「はい、わかりました。今週のマーメイドSですが、
はっきり言って大混戦です。抜けた馬がいないうえにハンデ戦です。しか も天候まで怪しいときている」
「まるでわからないということですか」
「そうは言っても、1着になれる馬は限られています」
「実績からいくとレジネッタあたりですか」
「56キロという斤量が微妙ですね。同じ56キロならブラボーデイジーやヒカルアマランスの方が走りそうです」
「では、先生お気に入りのリトルアマポーラとか」
「これが何と57キロという最重量。牡馬なら59キロということですからね。1着は無理でしょう」
「まさか51キロという軽量を狙ってサンレイジャスパー」
「8歳馬ですし、近走の成績も良くない」
「では最軽量のアースシンボルとかマイネトゥインクル」
「50キロと言えば、ハダカ同然。入着してもおかしくないですね」
「そろそろ教えてくださいよ」
「ええ。いろいろ考えたうえで、1着にはテイエムオーロラ、ニシノブルームーン、ヒカルアマランスを指名します」
「ほほう、ご指名ですか」
「2着にブラボーデイジー、ニシノブルームーン、ヒカルアマランスとして、3着は幅広く受けます。今回はハンデ戦なので2着3着入れ 替わりも買っておきます」
「そうですか。では、馬番で教えてください」
「はい、結論です。
日曜日阪神10RマーメイドS
3連単フォーメーション
1着③⑭⑯
2着⑧⑭⑯
3着①②④⑤⑩⑪⑫⑬
5600円
1着③⑭⑯
2着①②④⑤⑩⑪⑫⑬
3着⑧⑭⑯
5600円
合計11200円です」
「今週は自信がありますか」
「もちろんです」
「私は、今週はやめておきます。外れたら来週の宝塚記念が買えなくなってしまいますから」
「そうですか。それがいいかもしれませんね。配当にしたって10万か20万でしょうしね」
「本当ですか、先生」
「間違いありません」
「そうかあ。ええい、有り金いってしまえ。外れたら、給料日まで禁煙だ」
「何もそこまでしなくても」
「勝負、勝負!宝塚記念は堅いレースでしたよね。今週10万にして、来週で堅く30万コースだあ」
「ははは。たまには、月100万ほど稼がないといけませんね(笑)」

2010年6月12日土曜日

【CBC賞&エプソムカップ】予想

「さあ、先生。今週はGⅠがありませんが、どうしますか。
資金を来週の宝塚記念に残しておきましょうか」
「そうですね。でも、宝塚記念はブエナビスタとドリームジャーニーで決まりですから、馬券的には面白くなさそうです」
「では、どうしましょう」
「今週稼いでおいて、来週ドカンといくという結論になります」
「なるほど。今週稼ぐといえば、CBC賞は荒れそうですね」
「間違いなく荒れます。幅広い受けが必要です」
「では、こちら一本で」
「いえいえ、エプソムカップも面白味がないわけじゃない。こちらは、的を絞っての勝負となります」
「では、そろそろ結論を」
「はい、わかりました。
日曜日京都10RCBC賞
3連単フォーメーション
1着⑤⑨
2着②⑤⑥⑧⑨⑩⑫⑮⑯⑱
3着②⑤⑥⑧⑨⑩⑫⑮⑯⑱
14400円
日曜日東京11R
エプソムカップ
1着⑭⑮
2着②③⑤⑭⑮⑯
3着②③⑤⑭⑮⑯
4000円。
合計18800円で勝負にでます」
「軸2頭マルチではなくて、フォーメーションなのですね。」
「先週は大魚をあと一歩のところで逃してしまいました。今週はこそ、がっちり捕獲したいと思います」
「先生。今日はなんだか真面目ですね。まわりくどい説明もなく、有力馬の名前も出てこないあっさりした予想でした」
「私はいつも真面目ですよ。ああ、いかん。もう、こんな時間だ」
「どうしたんです」
「今日はちょっと野暮用がありますので、これにて」
「野暮用って」
「よこたんとフレンチを」
「フレンチですって」
「先週、ちょっと良いことがありましたので」
「何ですか、良いことって」
「内緒」
「内緒ってまさか」
「まあ、良いではありませんか。今週も良いことがありますように」
「あっ、先生。私も食べたいですよ、フレンチ。待ってー」

2010年6月6日日曜日

【安田記念】予想

「先生。そろそろ一発欲しいですね」
「まったくです(笑)。今週の安田記念は狙い頃です」
「ほう。混戦と言われていますが、良い馬がいますか」
「ズバリ、キャプテントゥーレです」
「なるほど。キャプテントゥーレから流して、リーチザクラウン、
ショウワモダン、トライアンフマーチあたりを絡めて、スマイルジャッ ク、スーパーホーネット、ファリダット、エーシンフォワードと幅広く狙おうということですか」
「外国馬にも注意が必要です」
「ビューティーフラッシュにフェローシップですか。こりゃあ、いくらあっても足りませんね。何点ぐらいに収めるつもりですか。2万円 だから、200点いっちゃいますか」
「とんでもない。迷ったレースほど絞り込みが大事です」
「では、少数精鋭でガツンと」
「はい。ガツンといきます」
「思い切って、4点ぐらいで5000円ずついきますか」
「もう一声」
「まさか、2点で1万円ずつですか」
「もうちょい」
「そんな。3連単で1点買いはないでしょう」
「1点狙い撃ちです」
「えっ!すると、キャプテントゥーレに」
「キャプテントゥーレに」
「ええと、キャプテントゥーレに」
「キャプテントゥーレに」
「ちょっと待ってくださいよ。キャプテントゥーレに」
「キャプテントゥーレです」
「まさか」
「はい。今回は、単勝でキャプテントゥーレに2万円です」
「そんなあ。辰先生と言えば3連単。10万馬券を夢見る読者は大勢いるんですよ」
「はい。私も常々、10万馬券を狙っています」
「では何故、単勝なんですか」
「キャプテントゥーレは良い馬なんです。優勝しても何ら不思議はない」
「そりゃそうですが、それならキャプテントゥーレから総流しでも良いんじゃないですか
「それもありです。18頭出走するので、27200円です。安田記念の配当は10万を超えると思いますか」
「場合によっては超えるでしょう。確かに5~6万に収まる可能性が高いでしょうけど」
「でしょう。番記者さんは単勝をバカにしていますが、キャプテントゥーレの単勝倍率はどのくらいになりそうかご存知ですか」
「4倍か5倍ぐらいじゃないですか」
「私の予想もそれぐらいでした。ところが、前売りでは8倍前後なんですよ」
「それはおいしいなあ」
「単勝2万円買うと配当はいくらになりますか」
「なんと16万!」
「まあ、当日はもう少し下がるでしょうが、7倍前後なら14万です。これではご不満でしょうか」
「とんでもない」
「いくら配当が高く付こうが、着そうもない馬ならいざ知らず、優勝候補の一角であるキャプテントゥーレですよ」
「今回はリーチザクラウンとショウワモダンに隠れて、実力以上に人気薄となっているのですね」
「はい。そのリーチザクラウンもあきらかに体重オーバー。ショウワモダンとの一騎打ちとなる可能性が大です」
「ならば、2頭を1万ずつ買うのもありですね」
「もちろんです。その方が確実です。ただし、10万オーバーにはならない」
「というわけで、キャプテントゥーレで勝負なのですね」
「はい。確率50%で、あなたの財布は万札だらけです」
「何だか現実味がありますね」
「さあ、勝負です!」

2010年5月29日土曜日

【ダービー】再予想

「先生。大変なことになりましたね」
「はい。
優勝候補の一角であるダノンシャンティがまさかの出走取消。これにより、3着はどの馬にも可能性が出てきてしまいました」
「先生の当初の予想からダノンシャンティを消すと、買い目は何と2点。これに2万円ぶち込むと、配当は30万から60万といったとこ ろでしょうか。お祭りだから、いっちゃいますか」
「いいえ、いけません。状況は一辺しました。ダノンシャンティがいない今、3着は白紙になったと思って良いでしょう」
「1着2着は変わりませんか」
「1着になれる馬はヴィクトワールピサとペルーサしかいない。しかも、1着にペルーサが来た時は2着にヴィクトワールピサで間違いな い。問題は、一番可能性の高いヴィクトワールピサが1着になった時なんです」
「ペルーサが2着でしょう」
「そうとは限らなくなりました」
「よくわかりませんが、買い目を増やすということでしょうか」
「はい。大幅変更です」
「結論はすぐにだせますか」
「はい。では、結論です。
東京優駿(ダービー)
3連単フォーメーション
1着⑦
2着①③⑤⑥⑧⑨
3着①②③④⑤⑥⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰
9000円
2着3着入れ替わりで、
1着⑦
2着①②③④⑤⑥⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰
3着①③⑤⑥⑧⑨
9000円
最後にペルーサが1着の場合、
1着⑨
2着⑦
3着①②③④⑤⑥⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰
1500円
最後に保険をかける意味で、
1着⑦
2着⑨
3着③
1点×500円=500円
しめて合計20000円です」
「あらら、4点買いから随分と広がっちゃいましたね。ダノンシャンティ1頭がいなくなっただけで、大騒ぎですね」
「お祭りにふさわしくなりましたね(笑)」

【金鯱賞】予想

「先生。ダービーは思い切った予想でしたね」
「そうですか」
「だって、4点買いですよ。しかも1点5000円なんて」
「ダービーはお祭りです。いつもと同じじゃつまらないでしょ」
「まあ、JRAへの寄付金と思っておきましょう」
「ははは、寄付金ですか。でも、
当たったら15万から25万ぐらいの配当になりますけどね(笑)
「なるほど、宝くじみたいな感覚ですか」
「とんでもない。今年のダービーは荒れません。ヴィクトワールピサとペルーサは鉄板です。残る1頭もダノンシャンティとルーラーシッ プのうち、どちらかが来るでしょう」
「しかし、ヒルノダムールやローズキングダムなど他にも有力馬がいっぱいいるじゃないですか。史上空前の大激戦と言われていますよ」
「私の興味は、ヴィクトワールピサとペルーサのどちらが勝つかという点だけです。ペルーサが勝つようなら、2着はピサで確定。私 の馬券が外れるとしたら、ピサが1着でペルーサが2着ではなく3着になった時だけです」
「今回の予想は堅いということですね」
「まあ、私はそう思っています。大激戦、終わってみれば1、2、3で決まってしまうということはよくあることです」
「そうですね。ここは辰先生を信じましょう。そろそろ、目黒記念の予想をお願い致します」
「今日は少し、熱く語ってしまいましたね。でも、予想は冷静にいきますよ。
目黒記念の前に、おまけで金鯱賞も予想しておきました。1800円だけですけどね(笑)。
土曜日京都10R
金鯱賞
3連単軸1頭マルチ
軸馬⑧
相手①⑥⑬
1800円

さて、目黒記念ですが、こちらは大荒れと見ています。

日曜日東京12R
目黒記念
3連単ボックス
②③④⑫
2400円

ダービーで2万円いっちゃいましたので、こちらはお財布に優しく合計4200円です」
「10000円ではなかったのですか。なんなら、200円ずつ買って8400円にしておきましょうか」
「そんな無駄使いをしてはいけません」
「先生の口からそんな言葉が出るとは思わなかった」
「要は勝負に出る時と所を見極めることが重要なのです」
「なるほど。ということで、ダービーで勝負ですか。ならば、目黒記念や金鯱賞はいらなかったのではないですか」
「ええ。堅くおさまりそうなレースなら手を出していません」
「荒れるのですか」
「間違いありません。しかも、出走馬の顔ぶれや出走頭数、その他のデータからみると、私の研究している必勝法に近い荒れ方をしそうな んです」
「それにしては、投資金額が低いですね」
「破壊力は抜群ですよ」
「1800円や2400円の投資金額で、例えば10万以上の馬券なんて穫れるものですか。先生は、そんな経験ありますか」
「穫れる時はそんなものです。1800円で18万馬券を穫ったこともありますし、2400円なら5~6万の馬券を何度も穫ってます よ」
「えっ!それじゃあ、まるで本職はだしだ」
「はだしではありませんが(笑)、本職と言えば本職に近いですね」
「そうか。辰先生は、さすらいのギャンブラーだったんだ」
「さすらってもいませんし、ギャンブラーでもありませんけどね(笑)」
「今日は何だか、先生に後光が指しているように見える」
「ふふふ。私もオーラを感じています。何かが起きそうな気配を感じます」
「そうですか。では、今週は先生の霊感を信じましょう」
「霊感師でもありませんってば(笑)」

【ダービー】予想

「せんせー。おひさー」
「ああ、よこたん。久しぶりですね」
「先週はごちでした」
「食事になど行っていませんが」
「やっだー。当たり馬券の予想ですよ」
「ああ、4万円買っていたんですよね」
「おかげで今週は酒池肉林させていただいています(笑)」
「肉林って」
「もう、焼き肉食べ放題ですよ」
「あはは。そっちの方ですか」
「今週もよろしくお願いしますよ」
「お任せください。今週は、競馬のお祭りダービーがあります」
「よくわかんないけど、よこたんお祭り大好き」
「何しろ3歳馬のチャンピオン決定戦ですからね。そりゃあもう、
おお騒ぎなわけです」
「有力馬はいるんですか」
「今年は凄いメンバーです。まず、一番人気になりそうなのはヴィクトワールピサ。この馬は車で言えばエンジンが違う。エン ジンだけならペルーサも負けていない。足回りがついていけば速いですよ。ピサを破るとしたらこの馬しかいない。総合力でダ ノンシャンティが続きます。あとはルーラーシップに、ローズキングダムも怪我が大したことなければ圏内です」
「そうですか、美味しそうな名前が並んでいますが」
「あはは。他にも3着なら、エイシンフラッシュ、コスモファントム、アリゼオにも可能性がある」
「なんだか、飛んじゃいそうな名前ね」
「ふふふ。高配当を狙うなら、レーブドリアン、ハンソデバンド、ヒルノダムール、リルダヴァル、シャインもおさえておきましょう」
「美味しそう、涼しそう、眠くなりそう舌をかみそう、最後は社員さんですか」
「たぶん、輝くという意味の方だと思いますけど」
「あら、そうなの。まあ、いいわ。そろそろ結論を教えてちょうだい」
「はい、では結論です。
ダービー
3連単フォーメーション
1着⑦⑨
2着⑦⑨
3着③⑱
4点×5000円=20000円です」
「あら、数々の有力馬たちはどこへ行っちゃったの」
「飛んでっちゃった(笑)。魅力的な馬は多いのですが、やはりヴィクトワールピサとペルーサが抜けている。それに続くのはダノンシャ ンティとルーラーシップです。この4強をくずすのは容易ではありません。堅くいくなら4頭ボックスですが、男の子はどこか で勝負しなくちゃいけない。ここを勝負時とみました」
「へえ、そうなんだ。よこたん、女の子だけど」
「あはは。最近の女の子は、度胸も必要なんです」
「じゃあ、先生を信じて20000円。私はダービーだけにしておくから、目黒記念は番記者さんにお願いしちゃおっと」
「じゃあ、久しぶりに行きますか」
「そうこなくっちゃ。いいお店見つけたのよ」
「番記者さん。目黒記念の予想は後ほど」
「行くわよー。せんせー」
「はい。前祝いといきましょう(笑)」

2010年5月25日火曜日

【オークス】結果

「お見事でした、先生。
パーフェクトな予想と言っていいのではないでしょうか」
「そうですね。内容が良かったですね」「1着になる馬は5頭しかいないと断言されましたが、この5頭のうち4頭が、1着、1着同着、 3着、5着ですからね。これだけで3連単が取れちゃっていますね」
「はい。1番人気、5番人気、8番人気3番人気ですからね。良い予想ができたと自負しております」
「内容が良いというのもうなずけますねえ」
「私が内容が良いと言ったのは、4着に入った11番人気のアニメイトバイオです」
「当たり馬券には関係ないのでは」
「そんなことはありませんでして、着順が1着変わるのは微々たる差であって、ちょっとしたことで変わってしまうことがあるんです」
「ってことは、4着の馬が3着になっていてもおかしくなかったと」
「はい、そうです。今回は1着が同タイムで2頭でました。2歳女王アパパネと実力馬サンテミリオンです。どちらが1着でもおかしくな いわけです。両方の馬券を買っていましたので問題ありませんでしたが。3着のアグネスワルツは5強の1角ですし、4着のア ニメイトバイオも、予想の中ではしっかりと3着馬の中に入れています。さらに、5着にはこれも5強の1角オウケンサクです。今 週は外しようのない内容の良い予想でした」
「なるほど。どの馬が多少どうなろうと、確かに当たっちゃいますね。配当は1着が2頭になりましたので、⑰⑱②が20460円。 ⑱⑰②が24290円。両方とも当たっているので、44750円ということになりますね。掛け金は20000円でしたの で、収支はプラス24750円」
「さらに、資金に余裕のある方にお勧めしていた40000円買いですと、配当は89500円でプラス49500円になっているはずで す」
「先生は密かに買っていたのですか、40000円」
「いえいえ。私は20000円です(笑)。よこたんは買っていたらしいですよ、40000円」
「本当ですか」
「ええ。ありがとうメールが届きましたから」
「いつの間にメルアドの交換を。私でも知らないのに」
「まあ、良いではありませんか。信じる者は救われるのです」
「来週はダービーですね。GⅠですので投資金額は20000円、1レースだけの予想ということでよろしいですか」
「次週はダービーの他に重賞が2レースありまして、そのうちの一つが目黒記念です」
「もう一つは金鯱賞で共にGⅡですね」
「はい。でも、GⅡの中でも目黒記念は別格です」
「基準がよくわかりませんが、目黒記念も予想されるということですか」
「はい。競馬ファンなら、目黒記念は外せません」
「そんなものですか」
「はい。ダービーは堅く、目黒記念は荒れる傾向にあります」
「では、目黒記念も2万円勝負でいくのですか」
「いえ。目黒記念はGⅡですので、投資は1万円です」
「本当に基準がわからない(笑)」
「ということで、来週もお任せください。ここ数ヶ月、私を信じて負け続けているあなた。今月は取り戻しますよ」
「もう、自信だけは誰にも負けませんね。次週は、よこたんも登場です」

2010年5月22日土曜日

【オークス】予想

「都合により今週はオークスのみの予想とさせていただきます」
「えっ、先生。重賞はもう1レースありますけど」
「GⅠのある週はGⅠに専念することに致しました」
「そうですか。ちょっぴり寂しい気もしますが」
「そのかわり、投資金額をGⅠは2万円、GⅠ
以外の場合は1万円とさせていただきます」
「なるほど、重みが増すのですね。ところで、先週の結果発表がありませんが」
「単勝は私には向いていないことがわかりました(笑)。ただ、レースの絞り込みさえできれば健作先生のシュミレーションが十分使える 手応えも感じています。研究の対象としては興味深いので、しばらく研究させていただきます」
「そうですか。先生は、やはり一発狙いがお好きなんですね」
「はい。そこがギャンブルの醍醐味です」
「すると、オークスは3連単に戻るのですか」
「もちろんです。3連単の迫力をご覧いただきましょう」
「ということは、荒れる可能性が高いのですか」
「ええ、というのも絶対的本命馬がいないんです」
「2歳女王アパパネはどうですか」
「距離に不安があります」
「ショウリュウムーンやサンテミリオンですか」
「良い馬です」
「アプリコットフィズの瞬発力も怖いし、安定感で言えばコスモネモシンでしょうか」
「いい線いっていますね。あと、サンテミリオン、シンメイフジ、オウケンサクラ、アグネスワルツまでが圏内でしょう」
「確かに豪華な顔ぶれだ」
「今年のオークスはハイレベルです。でも逆に言うと抜けた馬がいない」
「逆もまた真なりですか」
「はい。レタスも炒めればシンナリ」
「ははは。レタスを炒めちゃいけませんよ」
「では、キャベツもまた芯あり」
「あはは。何言ってるんですか、先生。予想をお願いしますよ、予想」
「そうでした、そうでした。すっかり忘れていました」
「まったく、何の先生やら」
「ギャグもまた旬なり」
「もういいですってば」
「失礼致しました。最近、ドリームライブラリの平成名言カルタにはまっていまして」
「零先生のですか」
「ええ。あれ、面白いんです」
「辰先生は予想で楽しませてくれればいいんです」
「そうですね。では、波乱のオークス予想です。
オークス
3連単フォーメーション
1着②③④⑰⑱
2着②③④⑰⑱
3着①②③④⑤⑥⑨⑩⑬⑭⑰⑱
ちょうど20000円です」
「2着3着入れ替わりはないのですか」
「本当は買いたいんですが、4万円必要になります。資金に余裕のある方にはお勧めです」
「配当はいくらぐらいを想定しているのですか」
「今回は、最低5万円は下らないでしょう。10万前後の可能性が高いんじゃないでしょうか。2着馬によっては40万~50万になるこ とも期待できますよ」
「ということは、1着に人気薄の馬が来れば100万オーバーも夢ではない」
「それは夢でしょうね(笑)。1着馬は、予想した5頭で決まりますから」
「どこから来るんでしょう、この自信。先生、レースの後に炒めたレタスのようにならないでくださいよ」
「わはは。わかりました(笑)。できればキャベツの方でいたいと思います。では、お楽しみに」

2010年5月15日土曜日

【京王杯SC&ヴィクトリアマイル】予想

「辰先生、健作先生との対談はいかがでしたか」
「さすがに数学者らしい物の考え方をなさる方でした」
「印象としては」
「ギャンブル向きではありませんが、
トータル収支を考えると理にかなっていますね。回収率だけを考えた場合は負けてしまうかもしれな い」
「なるほど。強敵現るといったところですか。今週は健作先生の必勝シュミレーションをお使いになるんですか」
「もちろん、検証はさせていただきます」
「では、馬券もシュミレーション通り買うのですか」
「いえ。買いません(笑)。しばらく、検証したのち、効果が立証されれば使わせていただきましょう」
「何のための対談だったのですか。あまり、意味がないじゃありませんか」
「ところが、そうでもありません。さぶやんの時には馬単の安定感を再認識させられましたが、健作先生との対談により競馬の投資的考え 方に触れました。単勝単式馬券には今まであまり興味がありませんでしたが、手堅く勝つにはこれかもしれない」
「必勝法になりうるということですか」
「可能性は高いですね。そこで、今週は単勝で勝負です」
「手堅さなら、単勝複式ではありませんか」
「単勝単式は狙った馬が1着になるのを当てるもの、複式は1着から3着までに入ればよいので、確率は確かに増しますが配当は低くなり ます。それに、馬券を選ぶコンセプトが違います」
「どう違うのですか」
「単勝単式はとにかく勝つ馬を当てなければならない」
「単勝複式は違うのですか」
「ええ。明確に違います。1着になる1番人気の馬を当てるよりも3着でよいので、3番人気とか5番人気とか人気の薄い馬で3着以内に 入着する馬を狙うのが面白みのあるところです」
「難しいところですね」
「はい。ただ、必勝法に関して言うならば、単勝単式が王道であり近道であろうと思われます」
「では、予想に移っていただきましょう」
「はい。まずは土曜日の京王杯SC。抜きん出た馬がいない混戦模様です」
「それでは単勝単式が狙いにくいではないですか」
「大丈夫です。混戦といえども、1着になれる馬はそうはいないんです。では、結論です。
京王杯SC
単勝単式
⑥3000円
①3000円
⑦2000円
⑨2000円
合計10000円です」
「先生。1番人気のエーシンフォワードが入っていませんけど」
「おかげで5番人気の馬まで買うことができました」
「さすがは辰先生。単勝単式でも、秘技1番人気斬りは健在なのですね」
「ええ。時と場合によりますがね」
「日曜日はどうですか」
「ヴィクトリアマイルは、抜きん出た馬がいます。言わずと知れたブエナビスタですね。あの有馬記念でさえ、ドリームジャーニーに次ぐ 2着。海外遠征のドバイでも強烈な末脚を世界に披露し2着。もう少し距離さえあれば確実に届いていというのがもっぱらの評判で す」
「では、思いきって1頭買いですか」
「ところが、競馬に絶対という言葉はありませんでして、ブエナビスタはもちろん買いますが、この馬が来た時には元金が戻ってくるぐら いで十分です。配当倍率も低いですからね。最低保証を確保しつつ、別の馬で稼ぐことを考えるレースでしょう」
「と言いますと、狙うはレッズデザイアですか」
「2番人気は間違いないでしょうね。でも、切ります」
「えっ!!ブエナビスタを負かしたことのある馬ですよ」
「はい。バッサリと(笑)」
「これは、禁断の2番人気斬りだ」
「では、結論です。ヴィクトリアマイル
単勝単式
⑪6000円
⑨1500円
③1000円
⑮1000円
④500円
合計10000円です」
「先生。ブロードストリート、ラドラーダ、アイアムカミノマゴまではわかりますが、ウェディングフジコは14番人気ぐらいですよ。い らないんじゃないですか」
「いやあ。フジコちゃんには思い入れがありまして」
「何ですかそれ。馬の名前ですか、人の名前ですか。まさか、アニメのキャラってわけじゃないでしょうね」
「まあまあ、いいじゃありませんか。フジコちゃんが来たら40000円ぐらいの配当になるんですから
「この先生。どこまで本気でどこまで冗談か計り知れない」
「というわけで、今週は単勝単式勝負です。結果は、健作先生のシュミレーション結果とともにお届け致します。さあ、頑張りますよ (笑)」

【緊急異色対談】辰之進VS健作先生

「はじめまして、南谷健作先生」
「いつも楽しいブログを拝見させていただいています」
「それが、最近どうも調子が出ませんで」
「辰之進先生の予想は3連単が中心ですから難しいですよね」
「いやあ。健作先生の『怪傑!テンパズル』の方が、
はるかに難しいと思いますよ(笑)」
「あんなものは、パソコンが答を出してくれます。答はあらかじめ決まっていますので、それを見つけるだけです。それにひきかえ、競馬 の予想は正解がわからない」
「そうですね。正解は1つしかないにもかかわらず、わからないんです(笑)」
「辰之進先生の馬券必勝術も読ませていただいたんですが、コンセプト自体が難しいですね」
「そうですか」
「ええ。荒れるレースを特定して、荒れ方の法則に従うというものですよね」
「よくご存知で」
「こういう発想は、私には考えつかないんです」
「何をおっしゃいますやら」
「いえいえ。私の思考回路からいきますと、堅いレースを特定して堅い買い方をするという安全策の方に走ってしまいます。その方が、安 定的に勝てるのではないかと思うからです」
「なるほど。競馬を一発逆転のギャンブルとしてではなく、投資の対象として考えようということですね」
「はい。ですから、回収率も200%、300%などという夢のような数字は求めません」
「確かに3連単で当たった時には、一時的とはいえ投資金の何百%、何千%の回収率に跳ね上がることがあります。ただし、確率的にはか なり低いことです。トータル収支で言えば回収率が100%を超えていれば成功ですし、110%を超えるようなら大成功。む しろ、100%を切る人の方が圧倒的に多いのが現状です」
「それはそうですよね。競馬の期待値は75%ほどですから、普通に考えれば必ず負けるわけです」
「よくご存知ですね。健作先生の手にかかれば、必勝プログラムも夢ではありませんかね」
「たぶん、夢です(笑)。第一、私は競馬に詳しくないのです」
「ははは。では、詳しければ必勝法があるとお考えなのでしょうか」
「回収率100%を超えることぐらいはできると思いますよ」
「本当ですか!」
「ええ。実は、今日辰之進先生に対談を申し込んだのも訳がありまして」
「どういうことですか」
「現在、ある競馬必勝シュミレーションというプログラムを開発中でして」
「それは興味深い」
「簡単なものなんですが、どうも最後の部分がわからない」
「と申しますと」
「私のシュミレーションソフトは、堅いレース用のものなんですね。荒れるレースでは回収率が下がります。辰之進先生は荒れ るレースを予測することができるんですよね。だとすれば、堅いレースを予測することができるのではないかと思いまして」
「なるほど。堅いレースを特定して必勝シュミレーションを使えば、回収率が上がるのではないかということですね」
「さすがは辰之進先生、鋭いですね。堅いレースを特定できるのであれば、必勝プログラムとして使えるのではないかと思っています。ど んなド素人でも勝てるプログラムです」
「それは面白そうですね。堅いレースの条件を、誰でも特定できるようにすれば良いわけですね」
「できそうですか」
「馬券を当てるのは難しくても、荒れそうか堅そうなレースかを予測することぐらいなら、さほど難しくはありません。特に堅 いレースは予想しやすいものです」
「堅いレースの条件を、勘とか経験とかの不確定要素ではなく、誰が見てもわかるような条件として表示することは可能なものでしょう か」
「お安いご用です」
「それは素晴らしい。競馬必勝シュミレーションが、にわかに現実味を帯びてきましたよ」
「では、さっそく拝見させていただきましょう」
「どうぞ、どうぞ。これなんですが」
「ほほう、シンプルですね」
「はい。開発コンセプトは、サルでも使える必勝法でして」
「サルでは無理でしょうが(笑)」
「こことここと、こいつを入力するだけなんです」
「へー。すると、ここが表示されて、どの馬券をいくら買えば期待どおりの回収金額になるか計算してくれるわけですね。これは、単純だ けど面白い」
「辰之進先生にそう言ってもらえると嬉しいですね。どうです、使えそうですか」
「確かに堅いレースを特定できれば、安定した回収率が期待できそうです」
「実は、今日の対談をお願いしたのも、このシュミレーションをお使いいただき、その効果を検証していただきたいと思ったからなんで す。いかがでしょう、お使いいただけますでしょうか」
「もちろん、使わせていただきます。まずは、今週のレースで試してみましょう」
「よろしくお願いいたします」
「こちらこそ、楽しみが増えました。ここをこうしてこうするだけですね。これは、過去のレースでも検証できそうですね。例えば、先 週のレースでいくと。なるほどなるほど。こうして、こうして、こうなって。ほー、これはいけるかもしれない。では、健作先生。お預か りいたします。検証結果が楽しみになってきました」
「結果はすぐわかりそうですか」
「今月中にはわかるでしょう。お楽しみに」

2010年5月8日土曜日

【NHKマイルカップ&京都新聞杯&新潟大賞典】予想

「さあ、先生。今週もGⅠがありますね」
「はい。まずは、日曜日のGⅠ
のNHKマイルカップからいきましょう」
「このレースは、俗に言う三つ巴ですか」
「そうですね。③リルダヴァル④サンライズプリンス⑬ダノンシャンティの3頭です」
「そのなかでも、お勧めはいますか」
「第一感はサンライズプリンスです。あとはダノンシャンティをどう扱うかが問題です」
「と言いますと」
「マイルという距離適性がわからないのです。未知の領域なんですね。あっさりもあれば、大敗もありうる。軸にするならサンライズプリ ンスの方でしょう」
「では、軸1頭でいきますか」
「1着は、多分サンライズプリンスです。サンライズプリンスが破れるとしたらダノンシャンティしかいないと読んでいます」
「結論はどうなるのでしょう」
「荒れるとしたら3着しか考えられません。では、結論です。
NHKマイルカップ
3連単フォーメーション
1着④
2着③⑬
3着③⑥⑨⑪⑬⑭⑮⑯⑱
1600円。
もう1通り、
1着⑬
2着④
3着③⑥⑨⑪⑭⑮⑯⑱
800円。
合計2400円で勝負です」
「何か少なくありませんか」
「ええ。今週の勝負は土曜日です」
「では、お聞かせいただきましょう」
「京都新聞杯
馬単フォーメーションマルチあり
1着①⑪
2着①③⑧⑪⑫⑬⑯2400円。
マルチなしで、
1200円。
合計3600円。
新潟大賞典
馬単ボックス
②⑦⑨
6点×500円=3000円。
馬単軸1頭マルチなし
軸馬⑦
相手②⑨
2点×500円=1000円。
合計4000円です。
総トータル10000円でガッチリいただきましょう」
「先生。3レースで1万円で収まっていますよ。デフレですか」
「庶民的と言ってください」
「しかも、GⅠ、GⅡ、GⅢとなるにしたがって掛け金が上がっている」
「勝つことが第一目的です」
「その上、土曜日は馬単じゃないですか」
「さぶやん対決を通して、馬単の重要性も悟ったのです」
「先生らしさはいったいどこへ行ってしまったのですか」
「京都新聞杯は軸2頭が堅い。とはいえ、力量は接近しています。新潟大賞典は人気になりそうなゴールデンダリアとサニーサンデーを外 した予想です。混戦を制するのは新潟での実績と競馬場特性、調教内容から見た現在の状態から3頭に絞り込みました」
「なるほど。さしずめ、硬軟織り交ぜたニュー必勝法というわけですか」
「研究は進んでいるのです」
「では、お手並み拝見といきましょう」
「はい。要はバランス感覚なんです」
「辰先生の驚異のバランス感覚。とくと見させていただきましょう」

2010年5月6日木曜日

【青葉賞&天皇賞】結果

「先生。やられましたね」
「はい。青葉賞は当たりはしましたが、
1 着1番人気2着2番人気3着3番人気で収まり、配当は3連単で1880円です。完全に元本割 れですね。天皇賞に至っては信頼の1番 人気フォゲッタブルがこけた時点で終了でした」
「しかし、全幅の信頼はおけないようなことを言っていたじゃありません か」
「しかし、3着までには入ると思っていましたからね」
「5月も厳しいスタートになりましたね」
「旅に出な ければならないのは、龍之介ではなくて私の方かもしれませんね」
「先生らしくない。そんな弱気でどうするんですか」
「何 かを変えなければならない時期にきたことは確かなようです」
「何を変えるのですか」
「どうも、データ通りに結果が伴わないん です」
「ってことは」
「基礎データの再構築が必要かもしれません。基本としているファクターを追加または変更しな ければならないようです」
「そんなこと、すぐにできるんですか」「やらなければならないでしょうね。5年前 10年前のデータが役に立たなくなってきている」
「なぜですか」
「おそらくは、競馬場の改修工事やら馬の調教方法 が変わってファクターに変化が生じているんでしょうね」
「そりゃあ大変だ」
「大至急、修正します」
「頑 張ってください」
「わかりました。次週に何とか間に合わせます」

2010年5月1日土曜日

【天皇賞&青葉賞】予想

「先生。4月はさんざんでしたね」
「ははは。
サイコロを転がして予想した方が当たったかもしれない(笑)」
「龍之介さんは登り調子のようですが」
「龍之介なら旅にでました」
「また、何で」
「公開予想の難しさを悟ったようで、修行の旅に出るといっていました」
「止めなかったんですか」
「旅をするのも修行のうち。人生はらせん模様のようなもの、一周して帰ってきた時に、1ミリでも登っていればいいんです」
「けだし名言ですね」
「ということですので、さぶやんとの対決は私が引き受けましょう」
「そこなんですが、さぶやんからは断りの手紙がきています」
「ほほう。忙しくなったのでしょうか」
「それがその反対でして、暇になっちゃったらしいんす」
「では、なぜ」
「ここで公開予想をしてしまうので、本業である予想が売れなくなったと嘆いていました」
「なるほど」
「元々はレース前日に予想を売っていたそうですが、当日になれば無料で予想が見られるので、誰も買わなくなってしまった」
「もっともな話ですね」
「というわけで、今週からは辰先生一人の予想に戻ります」
「わかりました。では、さっそく日曜日の天皇賞からいきましょう。圧倒的1番人気になるであろうドリームジャーニーが故障により出走 を回避してしまったため、大混戦の様相を示してきました」
「オッズもばらけていますね。フォゲッタブルが1頭だけ人気をかぶっていますが、それにしても2倍台ですね」
「はい。そのあとは10番人気まではそんなに差がありません」
「どんぐりの背比べといったところでしょうか。ところで、フォゲッタブルは信頼できるのですか」
「3着までには入るでしょうが、とても1着固定という信頼はおけません」
「オッズでは人気1頭かぶりになっていますが」
「ドリームジャーニーがいないためです。出走していれば、ぶっちぎりの1番人気。フォゲッタブルの倍率は5倍前後まで落ちていたこと でしょう」
「では、どうしましょう」
「とはいえ、7頭ぐらいには絞れます。では、結論です。
天皇賞(春)
3連単軸1頭マルチあり
軸馬③
相手⑪⑫⑭⑮⑯
6000円
これが基本型。さらに
3連単フォーメーション
1着③
2着⑫⑭⑮⑯
3着⑫⑭⑮⑯
1200円
1着2着入れ替わりで
1着⑫⑭⑮⑯
2着③
3着⑫⑭⑮⑯
1200円
その他、夢に出てきた番号がありまして」
「お告げですか」
「まあ、そんなようなものです。
3連単フォーメーション
1着⑭
2着⑪⑫
3着③
2点×800円=1600円
最後に第一感
3連単ボックス
③⑫⑭
6点×500円=3000円」
「大勝負ですね。いったいいくらになるんですか」
「13000円です」
「では、土曜日の青葉賞は控えめにお願い致します」
「はい。
青葉賞
3連単軸1頭マルチなし
軸馬②
相手⑤⑥⑦⑧⑩⑭⑰4200円
これが基本型。さらに、
3連単フォーメーション
1着②
2着⑨⑰
3着⑥⑩⑭
600円
1着2着入れ替わりで
1着⑨⑰
2着②
3着⑥⑩⑭
600円
最後は1着以外があれた時にそなえて
3連単フォーメーション
1着②
2着⑥⑦⑧⑩⑭
3着⑥⑦⑧⑩⑭
2000円
こちらは合計7400円です」
「先生。荒れた時って、このレースはガチガチじゃないんですか。特に1着は鉄板でしょう」
「競馬に絶対はないんです。このレースは一見堅そうに見えますが、堅いのは1番人気のペルーサだけです。他は倍率を見ても わかるように、2番人気のトゥザグローリーでさえ5倍以上、3番人気以降は10倍以上です。こういうレースは結構荒れるも んなんです」
「そういうものですか。では、結果を楽しみにしておきましょう」
「今週は穫りますよ。はっはっは」

2010年4月25日日曜日

【フローラS&アンタレスS】結果

アンタレスS結果
1着⑪
2着③
3着⑬
ダントツ1番人気のトランセンドに裏切られ3人とも撃沈。
フローラS結果
1着⑮
2着⑤
3着⑭
さぶやん当たり
配当1580円×20=31600円
龍ちゃん当たり
配当6830円(ただし、元金割れ)
辰先生当たり
配当6830円(大幅に元金割れ)

3人とも当たりました!
が、配当的にはさぶやんの一人勝ちとなりました。

【フローラS&アンタレスS】予想

「龍ちゃんすごーい。ついに当たっちゃったわね」
「龍之介も、やっとコツをつかんだかもしれないなあ。
良い勉強になったでしょう」
「⑧⑯④で45,340円ね。すごいわ。さぶやんはハズレちゃったものね。ところで、先生はどのレースを予想するの」
「4月最後の週ですからね。福島牝馬は不確定要素が多すぎたので避けて、日曜日の重賞は頭が堅いので、私もフローラSとア ンタレスSで勝負しますよ」
「やったあ。さぶやんと2度目の直接対決ね」
「ただし、私の投資金額は3万円残っていますし、龍之介も極意をつかんだようです。日曜日は、さぶやん圧倒的に不利と言えるでしょ う」
「じゃあ、まずフローラSからいきましょう。先生はお勧めのフォーメーションかしら」
「いえ。このレースの頭は堅いんです。サンテミリオンでまず間違いない。ところが、2着め以降はどの馬がくるかわからない。大接戦な んですね。堅く終わってしまうかもしれませんが、2着以降が大荒れする可能性もあるレースなんです。そこで、私は勝負に出 ます。
フローラS
3連単軸1頭流しマルチなし
軸馬⑮
相手①②③④⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑯
18200円です」
「先生お得意の残り全部買いね。さぶやんはどうかしら。
フローラS
馬単軸1頭マルチ
軸馬⑮
相手③⑤⑭
6点×2000円=12000円ね」
「さぶやんは、比較的堅く収まるとの予想ですね。龍之介はと、
フローラS
3連単軸1頭流しマルチあり
軸馬⑮
相手②③④⑤⑬⑭
9000円ですね。
みんなサンテミリオンが軸ですね。これは仕方がないでしょうね」
「よくわかんないけど、その目薬みたいな名前の馬が強いのね」
「ははは。まあ、そんなところです」
「今度はアンタレスS」
「はい。ではまず私の予想から。このレースは荒れる要素はあまりありません。
アンタレスS
3連単フォーメーション
1着⑤⑫⑬
2着⑤⑫⑬
3着②③④⑨⑩⑪⑭⑮
5600円。
1着⑤⑫⑬
2着②③④⑨⑩⑪⑭⑮
3着⑤⑫⑬
5600円で11200円ですね」
「さぶやんの予想は、
アンタレスS
馬単3頭ボックス
⑤⑫⑬
6点×1000円=6000円と、
馬単マルチ
⑫⑬
2点×1000円=2000円ね」
「相変わらず堅いなあ。最後に龍之介です。
アンタレスS
3連単軸2頭流しマルチ
軸馬1…⑫
軸馬2…⑬
相手…②④⑤⑪⑭
30点×400円=12000円です。
龍之介は勢いに乗って勝負に出ましたね」
「じゃあ、先生。レースが終わるまでパフェでも食べに行きましょう」
「パフェですか」
「今日こそ、完食するわよ、アンビリーバブル」
「せめて、ネバーギブアップにしましょうよ」
「ダメダメ。番記者さんも呼んでるから大丈夫よ」
「たすけてー」

2010年4月24日土曜日

【福島牝馬S】予想

「せんせー。最近どーお。元気してる」
「ああ、よこたん。私は元気ですけど、龍之介がどうもねえ」
「龍ちゃんね。すっかり自信をなくしちゃったみたいだけど」
「やはり、まだ早かったかなあ。
馬券を買わずに予想だけしているときは、勘が冴えてたんだけど、いざ本番となった途端に勘ピュータが 狂ってしまったようです」
「やだ、先生ったら。先生も龍ちゃんもデータ競馬でしょ。勘になんか頼らなくても」
「ええ。確かに予想の絞り込みは過去データで行います。ただ、最後の着順までは決めることができないんです」
「へえ、そうなの」
「例えば、今週の土曜日の福島牝馬Sですが、出走は16頭。過去データにより、8頭までには絞り込んでいます。このデータをどう使う かなんです」
「よこたんなら全部買い」
「ははは。それはボックス買いといって、3連単8頭ボックスは33600円必要です」
「ちょっと、予算オーバーね」
「そこで狙いの馬を1頭(軸馬)決めて、1着に固定し他の7頭へ流すが流し馬券。これだと4200円で済みます。軸馬が1 着2着3着のいずれかに入ればいいやという買い方が流し馬券の中でもマルチと言います。マルチなしに比べると3倍の資金が必要になり ます。軸2頭マルチの時は6倍です」
「すると、8頭の馬で軸1頭流しマルチだと12600円ってこと」
「正解」
「軸2頭流しマルチだと25200円」
「ブッブー」
「やだあ。先生、6倍って言ったじゃなーい」
「はい。軸2頭ならば流す相手は6頭になり、マルチなしだと600円。マルチありでも3600円で買えます」
「ボックス買いと比べるとずいぶん差があるわねえ。両方の長所を兼ね備えていながら、投資金額もそこそこに収まるような『ちょうどえ え』買い方はないの(笑)」
「私はフォーメーションという買い方をお勧めしています」
「ちょうどええの」
「はい。ちょうどええ(笑)」
「話が長くなっちゃったけど、今日はさぶやんの予想を預かってきているの」
「ほほう。教えてください」
「福島牝馬S
馬単軸1頭流しマルチあり
軸馬⑬
相手①④⑥⑧⑯
10点×1000円=10000円よ」
「なるほど、コロンバスサークルを軸馬ですか。しかも、1番人気ジェルミナルが入っていない」
「龍ちゃんは」
「はい。龍之介の予想は
福島牝馬S
3連単軸1頭マルチ
軸馬⑧
相手①④⑦⑬⑭⑯
9000円ですね。
こちらはレジネッタが軸か。思い切ったなあ。そして、やはり1番人気切り」
「まあ。先生の秘技が奪われてるわね」
「それだけ、難解なレースということですね」
「いけー、龍ちゃん。今週も、適当にがんばれー」

2010年4月18日日曜日

【皐月賞&読売マイラーズC】結果

さぶやん「読売マイラーズCは外れても仕方おまへんな。
問題は皐月賞でんがな。アリゼオかヒルノダムールでアリゼオを選んだんです が、来たのはヒルノダムールの方でしたな。今週は完敗でんな。みなはん、勘弁しておくんなはれ」
龍之介「何故、机上の予想では当たるのに、馬券を買うと当たらぬのか。拙者には理解できぬでござる」
辰之進「さすがはピサでしたね。ローズが4着とは意外でしたが、馬場が思ったより湿っていたのかなあ。今週は完敗でした」
番記者「今週は3人揃ってのオール外れです。いったい、誰を信じれば良いのやら」
よこたん「龍ちゃん。その調子よ。無理しなくていいのよ。では、また来週」

2010年4月17日土曜日

さぶ龍対談

「ねえ、さぶやん。先週は3レース中2レースを当てたけど、
配当はふるわなかったわね」
「わてとしたことが面目なかったでんな。完全な読み違いでんな。でも、龍さんとちごうて丸ハズレっちゅうわけではおまへんで」
「そういえば、龍ちゃん。まだ1回も当たっていないわね」
「お恥ずかしいでござる。大口をたたいておきながらの体たらく。このままでは、師匠の顔に泥を塗るようなもの。いっそ、腹かっさばい てお詫びでも」
「それがよろしゅうおまんな」
「何言ってるのよ、龍ちゃん。龍ちゃんの予想は、若い子のあいだで評判なんだから」
「そんなバカな」
「ほんとよ。龍ちゃんの予想をお財布に入れて持ち歩いている子だっているんだから」
「世の中には、変わったお方もいるもんでんな」
「拙者の予想をそんなに大事にしてくれてるのでござるか」
「もう大人気なんだから」
「かたじけのうござる」
「所詮、素人のたわごと。今月もあと2週しかおまへんのや。あんさん、そろそろタップしてはどないでっか」
「何を申すか。勝負は下駄をはくまでわからんでござるよ」
「はっはっは。師匠もろとも、ぶったぎってもうたりまひょか」
「そういえば辰先生もスランプよねえ」
「心配は無用。師匠は1ヶ月のトータル収支では、必ず浮上するでござる」
「でも、今週は1レースだけの予想だし、重賞だし、買い目も2点だけよ」
「そこが師匠の思い切りの良さ。ちまちま的中率を気にしながらの勝負など、なさらぬお方なのでござる」
「無謀なだけやおまへんかな」
「それより、龍ちゃん。今週の予想は自信あるの」
「読売マイラーズCは荒れると見ての一発狙い。皐月賞は軸を2頭に絞ってのちょい荒れ狙いでござる」
「中途半端でんな。わてかて読売マイラーズCは荒れると見てまっせ。馬単でも万券がでそうな気配や。こんな荒れそうなレー スは一か八かの勝負でんな。軸を2頭にしてしまっては穫れまへんのや。軸1頭で馬単マルチが正解でしょうな。3連単で当て ようおもたら、辰先生やおまへんが、よっぽどの点数を買わなあきまへんのや。確か、8万なんぼとかおっしゃってましたな。かたや、皐 月賞は堅いレースでんな。ピサとローズが2頭とも来ないなんちゅうことはおまへんわな。わって入れる実力の持ち主は、ヒル ノダムールかアリゼオぐらいのもんでっしゃろ。今の状態で比べればアリゼオの方が上でっしゃろな。それにしても上位2頭の壁はあつう おまっせ。馬券の買い方としては、わての買い方が正解でんな。ただ、わてらは常勝を義務付けられたプロ軍団。生活もかかっ てるさかい、どうしても手堅い買い方になってしまいまんな。怖いのは辰先生のような生活のかかっていない素人はんの思い切りの 良さでんな。このレースがワンツーでフィニッシュすれば、わての馬券はもちろん当たりますが、辰先生の配当とは桁が違いまんな。龍 さんのは当たったところで2~3万、わて
の勝ちは動きまへん。そういう意味では、辰先生は勝負手を放ってきはりました。わてらプロが負けるとしたら、こういう素人 はんなんでっしゃろな」
「さぶやん、何か説得力があるわね。先生もさぶやん恐るべしと言ってたけど、さぶやんも辰先生には一目置いてるんだ」
「そやさかいに勝負に来てまんのや。敵は龍さんやおまへん。辰先生でんな」
「ううむ。言わせておけば暴言のかずかず。今週こそは、おぬしの鼻をあかしてやるでござる。拙者の予想を大事に持ち歩いてくれている 人たちのためにも」
「あっ、龍ちゃん。そんなにがんばんなくてもいいのよ」
「今週こそ、今週こそは」
「龍ちゃんの予想は、交通安全の御守りなんだから」
「そこまで信じていてくださるとは、かたじけない」
「あーあ、言えなくなっちゃった(絶対当たらないからなんて)」
「何がでござるか」
「ううん。何でもないの。さあ、今週も張り切って適当にいくわよ(笑)」

2010年4月16日金曜日

【皐月賞&読売マイラーズC】予想

「ついに皐月賞がやってきましたね、先生」
「今年は強い馬が2頭おり、一騎打ちの様相です」
「ヴィクトワールピサとローズキングダムですね」
「順当に行けばワンツーフィニッシュです」
「さあ、さぶやんの予想から見てみましょう。
皐月賞
馬単ボックス
⑤⑬⑱
6点×1500円=9000円
馬単マルチ
⑤⑬
2点×500円=1000円
合計10000円です」
「やはり、
ヴィクトワールピサとローズキングダムを本命視していますね。もう1頭アリゼオを加えての3頭ボックスですか」
「そんなに堅く収まるものですか」
「今回は収まってしまうかもしれませんね」
「先生ならどうしますか」
「このレースはサービスレースのようなものです。私も今週は馬単勝負ですね。
皐月賞
馬単マルチ
⑤⑬
2点×10000円=20000円
今週はこれでいきます」
「ちょっと待ってくださいよ。1点10000円ですか」
「はい。そうです」
「それほど他の馬と差があると見ているわけですね」
「そういうことです。ただ、どちらが1着になるかはわからない」
「そうですか。で、龍之介さんの予想はどうなんですか」
「はい。龍之介は、
皐月賞
3連単軸2頭流しマルチあり
軸馬1…⑤
軸馬2…⑬
相手…②③④⑦⑪⑰⑱
42点×200円=8400円です」
「1頭は荒れるということですか」
「しかも、⑤⑬が1着に来ない馬券まで買っている。可能性としては低い馬券なんですけどね」
「逆に言うと、くればデカいということですか」
「いえ、⑤⑬から流していますから、そんなに大きな配当にはならないでしょう。でも、これで龍之介にも初日が出そうですね」
「さて、土曜日の読売マイラーズCの予想に移ります。まずは、さぶやんから、
読売マイラーズC
馬単軸1頭流しマルチあり
軸馬⑧
相手③④⑥⑧⑭
10点×1000円=10000円です」
「ほほう。スマートギアを軸にしましたか」
「龍之介さんはどうですか」
「はい。
読売マイラーズC
3連単軸2頭流しマルチあり
軸馬1…⑦
軸馬2…⑨
相手…①②③④⑥⑧⑫⑬⑭
54点×200円=10800円です。
こちらはセイウンワンダーとスマイルジャックが軸馬ですね」
「先生ならどうしますか」
「お金があれば、スマイルジャックから全部書いのマルチですね(笑)」
「ちなみに、いくらになるんですか」
「81600円ほど」
「もう、ムチャクチャですね(笑)」
「まあ、こちらのレースは大荒れすると思いますので手を出しませんけどね(笑)」
「しかし、今週はめずらしいですね。先生が3連単ではなくて馬単を買うなんて。しかも、大本命2頭だけなんて。そのうえ1レース勝負 だ」
「こういう週もあるんですよ。なにしろ、サービスレースをいただかないわけにはいきませんので」
「本当にサービスレースなんですか」
「ふふふ。信じる信じないはご自由ですが、今年一番の堅いレースだと思っています」
「この先生、穴狙いなのかガチガチ狙いなのかわからない」
「勝つ馬券を買おうというだけです(笑)」

2010年4月12日月曜日

今週の結果 4/12

「いやあ、先生。まいりましたね」
「ええ。今週は固く収まってしまいました。こうなると、中距離ヒッターの龍之介や一発狙いの私など出る幕がない。さぶやんにしてもあ る程度荒れることを予想していたようで、配当の低さに撃沈ですね」
「龍之介さんは、いまだ初日が出ず。さぶやんは3レース中ニュージーランドT(馬単1450円)と桜花賞(馬単1440円 ×2=2880円)を当てたものの、大幅なマイナス。先生も日曜福島4レースを当てたしたが最安値(3連単3780円)が来てしま い、一発にはつながりませんでした」
「今週も着順違いがあり、もう一歩というところまで追い詰めたレースもありましたが、結果には結びつきませんでしたね」
「あまり好調とは言えないなか、来週は皐月賞(GⅠ)が行われますが、大丈夫ですか」
「私はともかく、龍之介は初めての公開予想とあって、固さが見られますね。しかも、2週連続で外してしまったので、焦りも加わるはず です」
「しかし、さぶやんにしたって、今週は威張れたものではないでしょう」
「とはいうものの、3人の中では収支がやはりトップなんですね」
「どうしますか。龍之介さんに代わりさぶやんと勝負しますか」
「いえいえ。勝負は1ヶ月のトータル収支。龍之介が負けたと決まったわけではありません。今月いっぱいは責任を持って予想を続けさせ ます。これも修行ですからね。さぶやんは大崩れはしないでしょうから、我々に必要なのは一発ということになります」
「次週の重賞は3レースありますが、うち1レースは障害レースですので、対象は土曜日の読売マイラーズCと日曜日の皐月賞ですね」
「龍之介には、外れても良いので思い切りの良い予想をしろと言っておきます。これは、私にも言えることなんですがね」
「と言いますと」
「相手がいると、どうしても勝ちたいと言う気持ちが強くなり、最終判断が微妙に狂うものです」
「データ予想をされている先生でもですか」
「データは馬の絞り込みに使います。最終的な着順予想は、己の勘に頼る部分もあるのですよ」
「確か、さぶやんもそんなこと言っていましたね」
「龍之介は、その部分も排除して、データのみで着順を自動予想しようとしている」
「それができれば凄いことではありませんか。それこそ、まさに必勝法」
「私はそうは思っていません。競馬予想の醍醐味は、最終判断を自分で決めるところにあるんです。私の必勝法とは、必勝支援システムの ようなものなんですね。ある程度の馬の絞り込みと、馬場状況や展開により、いくつかのパターンを表示させるものです。そして、最 終的には自分で決定するというものです」
「それは、完成しているということですか」
「ええ。理論のうえではできています。あとは、ソフトとしてのシステム化をしているところなんですね」
「誰もがすべて同じ予想結果になるわけではないのですね」
「はい。例えば、今週の桜花賞で言えば、龍之介と私は同じデータベースを使っていますが、予想は違ったものでした」
「そうでしたね。選んだ馬はすべて同じでしたが、予想は微妙に違っていましたね」
「まあ、エイシンリターンズが絞り込みの時点で消えていましたので二人とも外れてしまいましたが、この馬が残っていたとしたら、龍 之介は外れで私は的中という結果になっています」
「軸1頭マルチとフォーメーションの違いですね」
「ここでは詳しい説明はしませんが、絞り込んだ馬は同じでも、そこからまだいろいろな予想パターンが考えられるんですね」
「難しいものですね」
「それを難しいと捉えるか、面白いと捉えるかは、人それぞれです」
「なるほど。理論はよくわかりました。あとは結果につながるかどうかですね」
「あはは。それを言われると辛い(笑)。まあ、見ててください。次週あたり、一発来そうですから」
「さすがは、先生。何か根拠でもあるのですか」
「もちろん、ありません(笑)。勘ですよ、勘」
「この先生、どこまで信用して良いのやら」

2010年4月11日日曜日

辰予想

「さて、本日の推奨レース予想です。

福島4レース3歳未勝利戦予想
3連単軸2頭マルチ軸馬1…⑥
軸馬2…⑨
相手…①②③④⑤⑦⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯
8400円。

このレースと桜花賞ですね」
「今週の反省、感想は、レース後じっくりお聞かせ下さい」
「はい。わかりました。昨日は散々な結果でしたからね(笑)」

2010年4月10日土曜日

【推奨レース】辰予想

「さて、重賞予想が出揃いましたが、
先生の感想はいかがでしょう」
「そうですね。ニュージーランドTは、さぶやんがまさかの馬単10頭ボックス買いにでましたね。これは、大荒れを予測してのことで す。何しろ、馬単で配当が9000円以上つかないと負けですからね」
「それは、難しいことなのですか」
「ええ。普通は馬単の配当と言えば2~3000円ぐらいのもの、ちょい荒れぐらいでも5~6000円といったところです。万馬券にな らないといけないのですから、これは大勝負と言って良いでしょう。龍之介の方も荒れると予想しての一発狙いですね。阪神牝馬Sは、さ ぶやんは一転しての馬単4頭ボックスで1点1000円買いと堅いレースと見て、点数を絞り込んでの大勝負です。メリハリが利いてい て、かつそこそこの配当が期待できるバランスのとれた買い方です。龍之介はというと、3着が荒れるとみての大胆予想ですね。こ れは良い勝負になりそうです」
「ありがとうございました。では、先生推奨のレース予想をお願い致します」
「はい。では、
中山6レース3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着⑤⑥⑨
2着②⑤⑥
3着⑬⑭⑰⑱
2800円。
1着⑤⑥⑨
2着⑬⑭⑰⑱
3着②⑤⑥
2800円。
合計5600円です。
阪神5レース3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着③⑫
2着②③⑫
3着②③⑫⑬⑭⑮
2400円。
1着③⑫
2着②③⑫⑬⑭⑮
3着②③⑫
2400円。
合計4800円です。
福島5レース3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着③⑨⑫
2着③⑨⑫
3着①④⑭⑯
2400円。
1着③⑨⑫
2着①④⑭⑯
3着③⑨⑫
2400円。
合計4800円です。本日のトータル15200円となります。桜花賞に9000円投資していますので、明日の福島4レースには残り 5800円で勝負することになります
「馴染みのない馬ばかりなので、当たりそうかどうかすらわかりませんが」
「私もよく知りませんよ(笑)」
「そんな無責任な」
「いえいえ。データ競馬に馬の名前など関係ありません。それに、強い馬なら重賞に出走するまでに嫌でも覚えてしまいますよ」
「そんなものですか。では、結果を楽しみにお待ちすることに致しましょう」

【ニュージーランドT&阪神牝馬S】さぶ龍対決

【ニュージーランドT&阪神牝馬S】予想

「さあ、龍ちゃん。今週はがんばってね」
「もちろんでござる」
「あんさんな。先週は2万円の損害を出してなはるんやで。
あんさんを信じて馬券を買った人かているはずや。少しはお客はんのことを考 えなあきまへんで」
「そ、それは…」
「龍ちゃん。気にしちゃだめよ。今週は的中させて、お客さんを喜ばせてあげましょうよ」
「そないうまくいけばよろしゅうおまんがな」
「拙者は、おぬしとの勝負を受けてたったまで。このまま、負け続けるわけにはいかんのでござる」
「がんばれ、龍ちゃん!」
「まずは、拙者の予想からお見せするでござる。

ニュージーランドT
3連単フォーメーション
1着①⑤⑮⑯
2着①⑤⑮⑯
3着⑥⑨⑩⑫
4800円。
1着①⑤⑮⑯
2着⑥⑨⑩⑫
3着①⑤⑮⑯
4800円。
合計9600円。

阪神牝馬S
1着⑦⑫⑰
2着⑦⑨⑫⑰
3着①②④⑦⑨⑩⑪⑫⑮⑰
7200円。

桜花賞が12600円なので、しめて29400円でござるな」
「さすが素人はんやな。一発を狙い続ける姿勢だけは買うたりまっせ。しかし、ニュージーランドTは大荒れしまんな。この レースは幅広い受けが必要でんのや。かたや阪神牝馬Sは堅いレースやさかいな。点数を絞って確実に取りにいく。これが、プ ロの予想というものでっせ。ほな、わての予想をみていただきまひょうか。

ニュージーランドT
馬単10頭ボックス
①③⑤⑥⑧⑨⑩⑫⑮⑯
9000円。

阪神牝馬S
馬単ボックス
②⑦⑫⑰
12点×1000円=12000円。

桜花賞が8400円でっさかい、しめて29400円でんな。あんさんと合計金額はピタリと同じ。勝敗を見分けやすいでんな」
「大丈夫、龍ちゃん」
「今週はオール外れはせぬ馬券の買い方。問題は、配当金額が跳ねるかどうかでござるな」
「やっぱり、素人でんな。どんな配当になろうと、着実に儲けていく。それがプロというもんでっせ。こりゃあ、今週もいただきでんな」
「うーむ、言わせておけば」
「まあ、一つでも当たってから文句を言うたらどないでっか」
「まあ、龍ちゃん。今週は必ず勝って、さぶやんをギャフンと言わせてやってね」
「せいぜい、返り討ちにならないように気をつけることでんな」
「もう、いちいちうるさい人ねえ。龍ちゃんには、かわいい女性ファンが急増中なんだから」
「わては女性ファンなどいりまへんな。そのかわり、わてを信じてくださるお客はんを大切にしまっせ。わての予想を信じてくだはるお客 はんをな。まあ、どちらを信じるかはご本人さんしだいでっけどな」
「龍ちゃーん。絶対負けないでね」
「任せてくだされ。データ競馬の恐ろしさをとくと思い知らせてやるでござる」
「データもよろしいけどな、最後には勘がものを言う世界なんとちゃいまっか」
「なんかわかんないけど、結果が楽しみになってきたわね。さあ、今日も行くわよ、龍ちゃん」
「どこへでござるか」
「ジンロとつくねで店名は『松』よ」
「それを言うなら、人事を尽くして天命を待つでござるよ」
「いいの、いいの。焼酎に串で、パーっと行くわよ」

【桜花賞】3者予想

「今週の重賞は3レースですね。先生、
先週のリベンジは果たせそうですか」
「さぶやん恐るべしの印象を受けたのは確かですが、やはり馬単ですので一発がないのもわかりました。馬単の安定感にどう対抗していく かというのが今後の見どころになりそうです」
「では、今週はGⅠ桜花賞が行われますので、桜花賞からいきましょう」
「わかりました。まず龍之介の予想から。
桜花賞
3連単軸1頭マルチ
軸馬③
相手①②③⑧⑨⑬⑱
12600円ですね」
「いきなり1万円オーバーで勝負にでましたね」
「アプリコットフィズを信頼しての軸1頭ですね。ただ、先週のダントツ1番人気ドリームジャーニーでの敗戦を教訓に、もしものことを 考えてマルチにしています。アプリコットフィズが3着までを外すとは思えませんから、これは手堅い予想と言えます。有力馬もほぼ網羅 しているので、この予想は当たりそうだなあ。着順次第では一発もありそうです」
「やりましたね、龍之介さん」
「ははは。まだ当たったわけじゃない。それに、ちょっと額が大きいのが気になります。当たって負ける馬券かなという言葉があるよう に」
「そんなことわざがあるんですか」
「ことわざではありませんが、その可能性もあるわけです」
「さて、さぶやんの方はと言いますと、桜花賞
馬単ボックス
①③④⑧⑨⑮⑯
42点×200円=8400円ですね」
「相変わらず堅いなあ。しかも7頭ボックス。馬単で配当4200円以上つかないと負けてしまうのに」
「どういうことでしょう」
「さぶやんは、このレースが荒れると見ているのでしょう」
「それにしては、有力馬は押さえていそうですが」
「そこです。もしも堅いレースとなってしまっても、きっちりと当てることができます。ハズレた時でも被害は龍之介よりも少ないです ね」
「やはり、恐るべしということですか」
「ええ。これは、さぶやんを負かすのは容易ではありませんよ」
「なるほど、さすがはプロといったところですね」
「しかし、このレースはチョイ荒れします。3連単の配当は、私は10万を超えると見ています」
「何だか、先生も予想がしたそうですね」
「このレースに限って言えば、龍之介が有利です。ただ、もっと効果的な買い方があります」
「きた、きた、きました。そうこなくっちゃ。で、先生の予想は」
「今週の私の狙いのレースは、土曜日中山6レース、阪神5レース、福島5レース、日曜日の福島4レース、それに加えて桜花賞となりま す」
「なんと5レースですか」
「はい。でも、投資金額は、さぶやんや龍之介と同じ3万円以内に抑えます」
「ということは、桜花賞ではさぶやんとの直接対決が見られるということですね」
「そういうことになりますね」
「さっそく、お願い致します」
「予想している馬は龍之介と同じです」
「えっ。まったく同じですか」
「ええ。データが同じなので、選ぶ馬も同じですね」
「それでは、意味がないじゃありませんか」
「でも、買い方が違います」
「さすが、先生。では結論を」
「はい、わかりました。
桜花賞
3連単フォーメーション
1着①③⑧
2着①②③⑧⑨⑬⑱
3着①②③⑧⑨⑬⑱
9000円です」
「龍之介さんよりも3600円も少なくて済みましたね」
「そこが技術です」
「何だか、自信がありそうですね」
「さて、吉とでますか凶とでますか」

2010年4月4日日曜日

【ダービー卿CT&産経大阪杯】結果

「先生。今週は先生の予想は外れてしまいましたが、龍之介さんも2レースとも外してしまいましたね」
「ええ。私も全部外しているので大きなことは言えませんが、初めての公開予想ということで少し硬さがあったようですね」
「ドリームジャーニーが3着に破れるという波乱があったので、
さぶやんも苦しんだのではないですか」
「そうですね。産経大阪杯は二人とも外れです。しかし、
さぶやんはダービー卿CTを手堅く取っていますね。馬単で配当は6930円ですね」
「300円買っていましたよね」
「はい。ってことは20790円になりますね。
マイナスを避けましたね」
「わずかとはいえ、プラスですか。
龍之介はマイナス20000円。ついでに私もマイナス20000円(笑)」
「今週は、さぶやんの勝利ですね」
「さぶやんは、大くずれはしませんね。
さぶやんに勝つためには一発が必要です。龍之介も私もですね。これは苦しい戦いになりそうで す」
「頑張ってください、先生」
「ええ。もちろん、負けるつもりはありませんよ。
龍之介が少し心配だなあ」
「では、また来週」

【辰之進におまかせ】予想<4/4編>

「ああ、先生。土曜日は惜しかったですね。
阪神3Rも5Rも1着から3着の馬をすべて予想の中に入れておきながらの着順違い」
「まあ、当たらない時はそんなものです」
「今日は何とかしてもらいたいものです」
「頑張りますよ。まずは中山5Rから。

中山5R3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着⑧⑪⑯
2着⑪⑫⑯
3着④⑤⑥⑩⑬
2500円。
1着⑧⑪⑯
2着④⑤⑥⑩⑬
3着⑪⑫⑯
2500円。
合計5000円です。

阪神5R3歳未勝利戦
1着⑩⑪⑮
2着⑨⑪⑮
3着③⑤⑥⑩⑭
2500円。
1着⑩⑪⑮
2着③⑤⑥⑩⑭
3着⑨⑪⑮
2500円。
合計5000円。
2レース10000円で勝負です」
「今日は、さぶやんと龍之介さんも参戦ですね」
「私は一発長打狙いですから今週外れても気になりませんが、龍之介は中距離ヒッターですから、1レースは当てておかないと苦しい展開 になりますよ。何しろ、さぶやんの予想は配当はともかく2レースとも当たりそうですからね」
「そんな。馬単とは言え、2レースとも当てるのはむずかしいのでは」
「確かにむずかしいことです。それだけに、2レースとも当たるようなことがあれば、龍之介は大ピンチになるでしょう」
「恐るべし、馬単の鬼さぶやんといったところでしょうか」
「もともとプロの予想屋さんです。当たらなければ、プロとしてやっていけない。それなりの必勝法を身につけていることでしょう。華 やかさよりも着実さに重点を置いた必勝法です」
「では、龍之介さんは」
「机上の理論を追求している若者です。どうしても華やかさに目を奪われてしまう。いっそ、配当で華やかさを求めるなら荒れるレースを チョイスするべきなのです」
「それが3歳未勝利戦なのですね」
「その辺のことを勉強する良いチャンスなのですが、初戦でガツンとやられた時に何を考え、次週にどう生かせるかですね」
「戦う前に、龍之介さんの敗北は決定ですか」
「今週は9歩9厘、さぶやんのものでしょう。次週が、ひとつの大きな山場となりそうです」
「こりゃあ、辰先生の結果とともに楽しみが増えましたね」
では、またレース後にお会い致しましょう」

2010年4月3日土曜日

【辰之進におまかせ】予想<4/3編>

「さあ、先生。狙いのレースから教えていただきましょうか」
「はい。土曜日は、阪神第3R、第5R。日曜日は中山第5R、
阪神第5Rとなります」
「良かった。土曜日もあるのですね」
「はい。2レースとも阪神競馬場ですので、お間違えなく」
「では、予想をお願い致します」
「わかりました。
阪神3R3歳未勝利戦
3連単フォーメーション
1着⑤⑩⑯
2着⑤⑩⑮
3着③④⑪⑫⑰
2500円。
1着⑤⑩⑯
2着③④⑪⑫⑰
3着⑤⑩⑮
2500円。
合計5000円です。
阪神5R3歳未勝利戦
1着⑤⑧⑮
2着⑤⑫⑮
3着④⑥⑦⑪⑱
2500円。
1着⑤⑧⑮
2着④⑥⑦⑪⑱
3着⑤⑫⑮
2500円。
こちらも合計5000円。締めて10000円で勝負です」
「なるほど。先生お得意の3歳未勝利戦ですね。日曜日のレースの予想はどうですか」
「それはまた、明日の朝のお楽しみということで」
「はい。ではよろしくお願い致します」

2010年4月2日金曜日

龍之介vs予想屋さぶやん

「今回から始まりました『馬単VS3連単』重賞対決だけど、馬単の代表には【競馬は馬単】を主張する予想屋さぶやんが担当よ。ちょい こわもてー。3連単の代表には一本木辰之進先生の1番弟子、龍之介さんが登場。いけめんでーす。今回は第1回目ですので、特別にお集まりいただきました。お二人の対談の時は、なぜかよこたんが担当よ」
「わてはどこやらの先生と違うよって、仕事は土日しかしていまへんのや。呼ばれりゃいつでも来まっせ。逃げたりなんてしまへんのや。 番記者のだんなも逃げてまんな」
「あはは。やっぱ、わかっちゃいます。番記者さんたら、すぐ逃げちゃうのよ。ところで龍ちゃん、先生はどうしたの」
「よこたんさん。本日、先生は講義に出かけておりまして、あいにくの欠席ですが断じて逃げたのではありません」
「ふん、どうでっしゃろな」
「なんと、ちょこざいな。おぬしごときは、拙者で十分でござる」
「あはは。火花バッチバチですねー」
「ねえちゃん。こんな古くさい奴の予想なんて当たるんでっか」
「あら。龍ちゃんは、辰先生の1番弟子なのよねー」
「ええ。弟子は私一人ですので、そうなります」
「笑わせてくれはりまんな」
「無礼千万。先生はもともと弟子など取らぬお方」
「まあ、結果がすべてのこの世界。レースが終わってからも、その元気があるとよろしゅうおまんな。第一、ダービー卿CTで去年の覇者 タケミカヅチを予想の片隅にもいれないとは、素人でんな」
「過去の実績だけで勝てるほど競馬の世界は甘くはござらぬ。半年以上もブランクがある馬が、いきなり活躍できる確率はデータ的に低い というまでのこと。それより、おぬしの予想こそ当たっても元が取れるかどうか怪しいでござるよ
「このレースは適度に荒れまっせ。そのための馬単ボックス。しかも、1点300円の掛け金にしてありまんのや。タケミカヅチは、もし もの時の保険でんな」
「龍ちゃんも、なんか言ってやんなさいよ」
「拙者も荒れるとの予想。ただし、荒れるのは3着。これがハマるようだと、馬単など粉砕でござる」
「それもこれも、当たればこそでんな。わてらプロは、一発長打は狙いまへんのや。それよりも、着実に勝ち続ける。それが常勝の基本で んな。一発にすがるのは素人でっせ」
「一発が出ないのが素人。たまに一発を当てるのがプロというもの。この一ヶ月で、一発の恐ろしさを思い知るが良い」
「あんさんこそ、勝ち続けることのむずかしさを思い知ることになりまっせ。競馬の基本は、的中率、破壊力等すべて考慮した うえで馬単が最強ということを、とことん教えてあげまっせ」
「なんかよくわかんないけど、迫力でさぶやん。知的な雰囲気では龍ちゃんね」
「産経大阪杯でもそうでっせ。このレースは堅い。絶対とらなくちゃならないレースでんな。わての予想はほぼ100%的中や。しかも、1 点1000円買いでんな。ところが、あんさんの予想ときたらドリームジャーニーが2着に敗れた時点で終了でんがな。59キ ロの斤量は軽量のこの馬には酷な斤量でっせ。前回も3着に沈んでまっしゃろ。的中率は50%程度やおまへんかな。しかも、1 着に来たところで2着3着も荒れはしまへんで。つまり、あんさんの馬券の買い方は、確率を低くした上に、堅いレースを点数だけ広げ、 当たったときでも低い配当となる。つまり、まるっきりの素人予想でんな」
「龍ちゃん。あんなこと言ってるわよ」
「おぬしの見抜いたとおり、このレースは確かに一か八か勝負でござる。ただ、おぬしはドリームジャーニーを軽視しておる。この馬の能 力は、非常に高い。もしも馬単で買うならば、マルチにせずに1着を固定して掛け金を2000円にすれば良かったと後悔する でござるよ」
「パンパン馬場なら、それもありだ。ただ、やや重になるんやおまへんかな」
「うーむ。こやつ、できる」
「強そうなの、龍ちゃん」
「さようでござる。今回は、ちと部が悪うござるな。実践初戦にて、いきなりの敗北を味わってしまうやもしれぬ」
「いやー。龍ちゃん、よ・わ・きー」
「それほどの敵ということでござる」
「あんさん、やっとわかったかい」
「どうするの、龍ちゃん。先生に代わってもらう?」
「それがよろしゅうおまんな」
「とんでもござらぬ。たとえ初戦に敗北するようなことになろうとも、それも修行のうち。勝負は1ヶ月のトータル収支。まだまだ、勝 負は始まったばかりでござる」
「龍ちゃん、がんばって。初戦だって、まだ負けたと決まったわけじゃないわ。次週のことは結果が出てから考えればいいじゃない。あ たしは龍ちゃんを信じてるわよ」
「ありがとう、よこたんさん。こんな未熟な拙者を信じてくださるのか。かたじけない」
「それよりも」
「なんでござるか」
「結果が出る前に、パーっと行きましょう。結果が出る前に」
「本当に信じてくださってるのか」
「あんさん、まだまだ若いのお」
「当日の辰予想も、忘れないでね。さあ、龍ちゃん行くわよー」

【ダービー卿CT&産経大阪杯】予想

「さあ、先生。今週からは新たな予想になりますが、
一番弟子龍之介さんのデビュー戦にもなるわけですね。どんな予想をするんですか」
「私よりも気が短いところがありまして、予想も直線的な予想です」
「まだ、師を超えていないということですか」
「それは、どうでしょうか。結果が教えてくれると思いますが。少なくとも、重賞に限って言えば私よりも結果が良いのですから(笑)」
「それは楽しみですね。では、謎の予想屋さぶやんの印象はいかがでしょう」
「私はプロの予想屋ではありませんのでよくわかりませんが、これだけは言えます。彼は本物です」
「なるほど、同じ穴のムジナですね」
「違う違う」
「ああ、英雄色をこのむ」
「違いますってば」
「一流は一流を知るってことですね」
「そんなところです(笑)」
「龍之介さん、大丈夫かなあ」
「何しろ、相手は馬単ですからね。的中率ではかなわない。となると、一発長打で対抗することになりますが、龍之介は長距離ヒッターで はないんです」
「それでは、不利は否めないと」
「多分、苦戦を強いられるでしょう」
「そして、重賞にとらわれなくなった先生は」
「ははは。完全な一発狙いですね(笑)」
「しかし、龍之介さんは初めての予想ですし、日曜日までに予想できますかね」
「今週の重賞は2レースですね。ダービー卿CTと産経大阪杯ですが、どちらも日曜日に開催ですね」
「実は、さぶやんからはすでに予想が届いています」
「なかなかやりますね。しかし、龍之介の予想も終わっていますよ。ほら、ここに私が預かってきています」
「うーん。すでに火花が飛び散ってますね。まずは、さぶやん予想を紹介いたします。
ダービー卿CT
馬単ボックス
①⑦⑧⑫⑬⑯
30点×300円=9000円
馬単軸1頭マルチ
軸馬④
相手⑪⑫⑬⑭⑯
1000円
合計10000円です」
「なるほど、さすがにプロですね」
「どの辺がですか」
「このレースは、昨年の覇者④タケミカヅチを入れるかどうかなんです」
「かなりブランクがありますが」
「ケガをしていましたのでね。どこまで回復しているかです。ボックス買いでは外して、軸1頭マルチでは軸にしている。これは侮れませ んよ」
「しかし、配当的には1万円も付くのでしょうか。龍之介さんの方はどうなっていますか」
「ええと。
ダービー卿CT
3連単軸1頭マルチ
軸馬⑯
相手①⑦⑧⑫⑬⑭
9000円です。
ああ、やっぱり予想が直線的だ」
「いけませんか」
「歯がゆいものですね」
「ちなみに先生ならどうなるのですか」
「もちろん3連単フォーメーションで、いやいやその手には乗りませんよ。私は重賞は予想しませんので」
「引っかからなかったか(笑)。次に、
産経大阪杯
馬単軸1頭マルチ
軸馬⑧
相手②③④⑤⑪
10点×1000円=10000円です」
「堅いなあ。まず取れるでしょう」
「でも、軸馬ドリームジャーニーは今回と同じ斤量59キロの京都記念では3着でしたが」
「今回とはメンバーが違います。それに、有馬記念を勝った馬ですよ。こんなところで負けるわけにはいかないでしょう」
「龍之介さんは、どうなっていますか」
「どれどれ、
産経大阪杯
3連単軸1頭マルチなし
軸馬⑧
相手①②③④⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑫
11000円です。
ははは、軸馬ドリームジャー以外を全部買っている。しかも軸馬は1頭でマルチなしかあ」
「これは、辰先生直伝の秘技残り全部買い」
「うーん、龍之介も成長したなあ(笑)。でも、このレースはそんなに荒れないんです。点数を絞って勝負するところじゃないですかね え」
「ってことは、さぶやん有利ということになりそうですね」
「まあ、勝負は終わるまでわかりませんけどね」
「ところで、先生の推奨レースはどのレースになりますか」
「皆さん気負いすぎですよ。私の予想は、明日ジックリお届け致します」
「わかりました。では辰先生の予想は、当日予想ということで承っておきましょう」

2010年3月30日火曜日

予想バトル勃発!

「番記者さん。長い間お世話になりました。今日は、最後のご挨拶にまいりました」
「先生。それが、そうもいかない状況になって来まして。おやっ、そちらのお連れさんは」
「これは私の弟子で、龍之介と申します。最後なので、ご挨拶にと連れてまいりました。これ、ご挨拶いたしなさい」
「拙者、二本気龍之介と申します。以後、お見知りおきを」
「へえ、辰先生にはお弟子さんがいらっしゃったのですか」
「ええ、まあ。口下手なのが玉にきずなんですが、最近じゃあ、重賞予想は龍之介の方がよく当たります(笑)」
「そりゃあ驚いた。先生よりも的中率が良いんですか」
「ええ。こいつはまだ若いもので、華やかなレースに憧れちゃいましてね。師の教えである3歳未勝利戦には目もくれない(笑)」
「これは面白いことになりそうだ」
「何がですか」
「実は、こちらも客人が一人来てまして」
「ほほう。よこたんですか」
「いえいえ、客人というよりはむしろ刺客です」
「それは物騒な話だ。かかわらないうちに帰りましょう。さあ、龍之介いきますよ」
「ちょっと待ったあ」
「ああ、紹介する前に出てきちゃいました」
「わては、さぶやん言いまして、競馬予想に関してはちとうるさいんでっせ。何しろ正真正銘の予想屋さかいな。学者さんの予 想は所詮素人予想の域をでまへんな。その証拠に、予想馬券が3連単でんがな。3連単で累計収支をプラスにしようなんて、プ ロの予想屋なら考えまへん」
「私はプロの予想屋ではありませんから構いませんが、3連単の破壊力はプロと名乗る方ならご存知でしょう」
「もちろん、知ってまっせ。そのかわり、的中率が激低なのもね」
「そんなに低いとも思いませんが」
「そこでんがな。わてら予想屋の間でも、辰予想は3連単の予想にしちゃあ当たりすぎる。挙げ句の果てには、プロの予想屋も 3連単を主流にしたほうがいいんじゃねえかって奴まで出る始末」
「良いではないですか」
「あきまへんな。常勝競馬の基本は馬単でっせ。3連単なんて、所詮素人の遊び。儲けることなんてできまへんのや」
「私はそうは思いませんが」
「そこでんがな。わてらの若い衆の中にも、そんな不届きな奴らが出てきた。そこで、わてが辰之進先生と勝負をして、馬単こ そ最強ということを証明することになったというわけどす」
「なんと言われようと、私は重賞から身を引いたのです。変な言いがかりをつけるのは止めてもらえませんか」
「ふん、腰抜けが」
「どこのどなたか存じませんが、拙者の師匠を腰抜け呼ばわりするとは許せねえ」
「ほう、若けえの。許せねえなら、どないするってえんだい」
「師に成り代わり、拙者が勝負いたす」
「これ、龍之介。止めなさい。相手はプロの予想屋さんですよ。いくら修行を積んだ身とはいえ、おまえにはまだ実践経験がない。机上の 予想と、実際に馬券を買うこととは違うんですよ」
「お師匠さん、承知しております。しかし、いずれは拙者も実践をせねばならぬ身。ここはひとつ、拙者を信じて任せてはいただけないで しょうか」
「うむ、龍之介。おまえがそこまで言うのなら」
「面倒くさい師弟でんな。どっちでもよろしいでっせ。わてと勝負する勇気があるんでっか」
「おのれ。言わせておけば不届き千万」
「若えの。威勢だけはよろしゅうおまんな」
「お師匠さん」
「よろしい。いずれ経験せねばならぬこと。思う存分おやりなさい。ただし、もし万が一破れるようなことがあれば、一から3 歳未勝利戦の研究をするのですよ」
「ありがとうございます、お師匠さん。さあ、さぶやんとやら。いざ、尋常に勝負でござる」
「いやあ、これは大変なことになってきてしまいました。辰先生も、それでよろしいのですね」
「もちろん、異存はありません」
「ほな、ルールだけ決めときまひょうか」
「拙者は、いつ何時誰とでも、どんなルールでも逃げはせぬ」
「わてもよろしゅうおま。ルールは番記者のだんなにお任せしまっせ」
「そうですか。任せていただけますか。辰先生もよろしいですね」
「ええ。かまいませんよ」
「それでは、ルールを発表致します。予算は1日につき、重賞1レースにつき1万円。2レースある日は5000円と15000円という 掛け方でもOKです。そしてさぶやんと龍之介さんには重賞を予想していただきます」
「よろしゅうおま」
「承知いたした」
「そして、辰先生には」
「ははは。審判でも致しましょうか」
「とんでもありません。辰先生にも予想に参加していただきます」
「そんな。重賞予想は龍之介に任せます」
「はい。重賞予想はさぶやんVS龍之介さんです」
「では、私は審判を」
「いいえ、違います。私は、かねがね先生のおっしゃる必勝法に大変興味を持っておりました」
「そうですか」
「そこで、辰先生には同金額で好きなレースの予想をしていただきたいと思います」
「何と。重賞レースではなくても良いのですか」
「さぶやん、龍之介さんよろしいでしょうか」
「わてはかましまへんで。もともと重賞の方が予想はしやすいんでな。先生とやら、かえって不利な条件になってもうたんやないでっか」
「龍之介さんもよろしいでしょうか」
「お師匠さん越えは拙者の夢。異存などあろうはずがごさらぬ」
「辰先生はいかがですか」
「皆さん重賞レースを誤解しているようですね。重賞とは見て楽しむもの。稼ぐレースなら他にいくらでもあるのです。龍之介 にもそれを思い知らす良いチャンス。お引き受け致しましょう」
「わあ。これは凄いことになってきたぞ。プロの予想屋さぶやん対辰先生の一番弟子龍之介さんが重賞レースで対決。それと同じ賭け金で 辰先生が必勝予想で勝負だ」
「番記者さん。勝負は1ヵ月のトータル収支でお願い致します」
「わかりました、先生。皆さん、それでよろしいですか」
「ああ、よろしゅうおま」
「望むところです」「では、4月3日よりスタートです。予想はレース当日の9時までにお願い致します。それでは、ファイト

2010年3月29日月曜日

辰先生休養?!

長らくお付き合いいただきました「一本気辰之進の100万円獲得大予想」は、今回をもちまして、しばらくの間お休みさせていただきます。
辰之進先生は4ケ月にわたり重賞を無料で予想してくださいました。44レース中的中9レース(的中率20.5%)、累計投資金額 375,500円、累計配当金額378,190円、累計収支プラス2,690円(回収率100.7%)。
普段はあまり重賞には手を出さず、競馬で稼ぐなら3歳未勝利戦に限るとおっしゃっておられました。1番人気をバッサバッサと切り捨 て、時には残りの馬全部買いなど数々の秘技、奥義を繰り出し、番記者さんやよこたんとの掛け合いも、まるで漫才を見ている かのような楽しいものでした。
せめてGⅠレースだけでも予想をしていただけるよう、今後も交渉を続けてまいりますので、今しばらくお待ちください。長い間、ご愛読誠にありがとうございました。

『どうなる辰之進!次回急展開!!』

2010年3月27日土曜日

【マーチS&高松宮記念】予想

「先生。なんて惜しい外れ方だったんでしょう」
「そうですね。日経賞も毎日杯も、
絞り込んだ馬がすべて3着までに入りましたね」
「ただ、軸馬がズレてしまった。しかも日経賞の軸馬ネヴァブションはハナ差で4着です。3着までの馬はすべて予想の範囲内ですし、毎 日杯も軸馬3頭のうち来たのは1着のダノンシャンティだけでしたが、こちらも3着までの馬はすべて想定の範囲内ですね」
「まあ、終わったレースのことは忘れて明日のレースを考えましょう。では、いよいよ日曜日中山第11レースマーチステーク スの予想に入ります」
「先生。このレース、確かにもつれそうですね」
「はい。このレースに限っては、私の講座にもあります3歳未勝利戦の必勝法が使えます」
「どんな方法なのですか」
「ひ・み・つ」
「そんなあ」
「ご安心ください。予想はオープンに致しますから(笑)。では、
マーチステークス
3連単フォーメーション
1着⑧⑫⑯
2着⑧⑫⑬⑯
3着②③④⑩⑪⑭⑮
6300円。
1着⑧⑫⑯
2着②③④⑩⑪⑭⑮
3着⑧⑫⑬⑯
6300円。
合計12600円で起死回生の一発大逆転を狙います」
「先生。予算があまり残っていませんが」
「はい。大丈夫です。
高松宮記念
3連単フォーメーション
1着③⑥⑯
2着③⑥⑪⑬⑯
3着③⑥⑦⑪⑬⑮⑯⑰
7200円です」
「トータル19800円で、見事2万円以内に収まりました」
「では、番記者さん。これで最後になるかもしれませんが」
「何をおっしゃってるんですか、先生。当たるに決まってるじゃありませんか。3週外すことの方がむずかしいって言ってたでしょう。派 手に後夜祭をやるんでしょう」
「はい。当たっていれば、またお会い致しましょう。それでは皆さま、長い間お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。 また、どこかでお会いすることができますように。では、お元気で」
「せんせーい!」

【日経賞&毎日杯】予想

「まずは、土曜日中山第11レース日経賞の予想から入ります」
「先生。いつになく緊張していませんか」
「いいえ。大丈夫、大丈夫(笑)。
このレースに大荒れは望めませんから、良くても悪くても点数を絞っての勝負となります」
「どの馬からいきましょう」
「ずばり、ネヴァブションです。このレースはネヴァブションと心中です(笑)」
「先生の骨は、私が拾わせていただきます」
「殺さないでくださいってば(笑)」
「馬券的には、どうなりますか」
「はい。では、
日経賞3連単軸1頭マルチ
軸馬④
相手①⑥⑧⑩⑬⑮
9000円です」
「めずらしいですね。フォーメーションではなくて、軸1頭マルチですか」
「はい。そして軸馬がネヴァブションですね」
「着方によっては、そこそこになりそうですね」
「次に、阪神第10レース毎日杯ですが、ここには3頭の強い馬がいます。順当にいけば、この3頭でワン、ツー、スリーです」
「どの馬ですか」
「ザタイキ、ルーラーシップ、ダノンシャンティです」
「ほほう。名器に呪文にパンティですね」
「違いますよ(笑)。とにかく、この3頭が来れば、配当が安くても格好がつくような馬券の買い方をします」
「どのように買いましょう」
「はい。
毎日杯3連単フォーメーション
1着①②④
2着①②④
3着①②④⑥⑦⑨
2400円。
1着①②④
2着①②④⑥⑦⑨
3着①②④
2400円。
3連単ボックス
①②④
6点×800円=4800円
合計9600円です」
「3頭で決着すれば、1点につき1000円買いになっていますね。これなら配当が安くても格好がつきますね」
「土曜日は大荒れは期待できませんので、点数を絞っての勝負となります」
「何だか結果が恐ろしい」
「本当に恐ろしいのは日曜日です。土曜日は、そのための資金稼ぎと思ってください」
「どれくらいの資金が必要なのですか」
「ずばり、55000円」
「何ですって!」
「日曜日の資金として2万円は用意してありますので、土曜日の収支がプラス35000円以上になったあかつきには、正真正銘の秘技 『配当10万以上の馬券の取り方』をお見せいたしましょう」
「うわっ。何だか講座を思わせるようなタイトルだ。それにしても、今日の先生は鬼気迫る迫力がありますねえ。おお怖い。くわばら。く わばら。予想点数を広げて、的中率をアップさせるという選択肢だってあるでしょうに」
「もちろん、ありますよ。ただ、私向きではない。勝負とは、斬るか斬られるかなんです。もしも、今週も全部外れた場合には切腹でもし てお詫びを」
「先生、先生。高校野球の見すぎですよ。末代までの恥とか死にたいとか。そんなことを言うと世間が騒ぎますよ」
「あはは。冗談ですよ、冗談。それに、大丈夫ですよ。このブログは、全国放送されていませんから(笑)」
「ああ、びっくりした。では、日曜日の予想は後ほどお願いいたします」
「合点承知の助」
「ああ、だめだ。先生壊れてる…」

つづく

2010年3月26日金曜日

【前夜祭】

「さて、先生。ついに、
今週で重賞予想が終わってしまう可能性が出てきました」
「そうですね。もしもの時には、いさぎよく身を引く覚悟はできています」
「昨年の11月末のジャパンカップから始まり、先週までに40レースの重賞を予想していただきました」
「そうですか。もう4ケ月ですね」
「はい。現在の累計収支はプラス41,090円です。的中率22.5%、回収率112.2%となっています」
「なかなかの数字ではありませんか」
「私もそう思います。ところがところが、先生ときたら累計収支でマイナスになったらこの企画を降りるとおっしゃっているんですよね」
「ええ。馬券必勝術を唱える私の予想が、マイナスになってしまうのでは意味がないんです」
「決意は変わりませんか」
「はい。元々そのつもりですので。最後の予想レースがGⅠで終われるなら本望です」
「そんな、寂しいじゃありませんか。これから、私は一体何をたよりに競馬予想をしたら良いのか。およよよ」
「まあまあ、番記者さん。今週はそろそろ来そうな気配ですから、予想を楽しみましょう」
「そろそろってことは、何か秘策でもおありでしょうか」
「もちろん、ありません(笑)」
「ああ、何てことった。こうなったら、必殺全部買いとか、秘技1番人気切り、幻の奥義1番人気2番人気まとめ切りとか、思う存分みせ てください」
「ははは。だから、そんな名前は付けていませんってば。では、番記者さんによると最後の予想になるかもしれませんので(笑)、今週の 重賞4レースについて、少しだけ触れておきましょうか」
「ぜひ、お願いいたします。形見の原稿として、永久保存しておきますので」
「やだなあ。殺さないでくださいよ(笑)」
「もちろん当たるとお祈り申し上げております」
「祈らなくても良いですよ。ただ、信じてくださればね(笑)。まずは土曜日のレースから。中山11レース日経賞ですが、これは堅く収 まりそうです。4レース中で最も堅いと見ています」
「ということは、配当もそれなりに低いということですね」
「はい。おそらくは、3000円から5~6000円でしょうね。点数を絞ってガツンといきましょう。次に、阪神11レース毎日杯です が、これも大荒れは期待できません。でも、見せ場はありますよ。ゴール前での壮絶な叩きあいが予想されます。そして、クラ イマックスは日曜日にあります」
「やはり、GⅠ高松宮記念ですか」
「いいえ。中山11レースのマーチステークスが狙いのレースとなります。起死回生の一発を狙うなら、このレースを置いて他 にはありません」
「荒れるということですね」
「長距離のハンデキャップ戦ですからね。毎年荒れる傾向にありますが、今年もずいぶん荒れそうです」
「ここで、秘技奥義が炸裂するのですね」
「はい。このレースは狙っていきます。最後に高松宮記念ですが、今年の前半戦の短距離最速馬決定戦です。普通、中京競馬場といえば、コー ナーも窮屈で直線も平坦なため行った行った競馬(先行馬がそのまま1着になる競馬)になりがちなんですが、そこはさすがにGⅠでし て、最後に鋭い末脚を披露してくれる馬が勝ち残ります。しかも、枠順でいえば外枠が圧倒的に有利というデータがあります。7 枠8枠を引いた差し馬には十分注意が必要ということになります
「なるほど。先生の最後を飾るにふさわしい華々しいレースになりそうですね」
「ははは。まだ、最後と決まったわけではありません。第一、私にはそのつもりはまったくありません」
「これはこれは失礼いたしました。当てれば良いんですからね。で、ずばり今週はいけそうですか」
「もちろんです。3週連続外す方がむずかしいというものです」
「これは、かなり自信ありと見て良さそうですね」
「ついに、リベンジの舞台が整ったというところでしょうか」
「良くても悪くても、勝負の週になることは間違いありませんね」
「はい。的中させて、派手に後夜祭をしようじゃありませんか」
「わかりました。お気に入りのよこたんを呼んでおきます」
「これは、ますます外すわけにはいきませんね。頑張りますよ」
「お願いいたします。何としても100万円獲得プロジェクトを継続させてください」
「お任せください(笑)」

2010年3月21日日曜日

【フラワーC&ファルコンS&スプリングS&阪神大賞典】結果

「せんせー。ベルもバラも3着でしたね」
「はい。今週は見事に大はずれ(笑)。来週のGⅠ
高松宮記念が最終回になる可能性もでてきました」
「長いあいだお疲れ様でした」
「まだまだ。当たれば続くんですから」
「あはは。じゃあ、来週も応援にきまーす」
「起死回生を狙いますよ」

2010年3月19日金曜日

【フラワーC&ファルコンS&スプリングS&阪神大賞典】まとめて予想

「せんせー。おひさー(笑)」
「よくぞ来てくれました。勝利の女神よこたん(笑)」
「最近調子悪いんですって」
「そうでもないんですが、番記者さんは大げさなんですよ」
「でも、今月で先生の予想が終わっちゃうかもしれないって言ってましたよ」
「そんなつもりはありませんよ」
「まあ、デマだったのね」
「私が言ったのは、累計収支が赤字になった時には止めると言っただけです」
「あら、大変。大丈夫なんですかー」
「大丈夫ですよ。当てればいいんですから」
「ですよねー。番記者さんたら気が小さいから、今週の重賞4レースともよこたんに任すなんて言ってるんですよ」
「いいじゃありませんか。番記者さんのいないあいだに、ドカンといきましょうか」
「でも、よこたん競馬詳しくないし
「いいですよ。今日は説明なしで予想に入りましょう(笑)」
「たすかりますー。4レースあると聞いたんで、とりあえず4万円持って来たんですけど、足りますかー」
「もちろんですとも。今週の予算は38,600円です」
「良かったあ。せっかくだから、注目がいれば1頭だけ教えてくれますか。2頭以上は覚える自信がありませんから(笑)」
「そうですね。日曜日の中山11Rのローズキングダム。こいつは本物ですよ」
「名前も強そー。バラの王様のダムですね」
「ふっふっふ。そういうことにしておきましょう。では、結論です。

土曜日フラワーC
3連単フォーメーション
1着⑨
2着②③④⑥⑪⑬⑭
3着②③④⑥⑪⑬⑭
4200円。
1着②③④⑥⑪⑬⑭
2着⑨
3着②③④⑥⑪⑬⑭
4200円。
合計8400円です。

土曜日ファルコンS
3連単軸2頭マルチ
軸馬1…③
軸馬2…⑰
相手……②③⑦⑩⑪⑫⑬⑮⑰
5400円。

日曜日スプリングS
3連単フォーメーション
1着③
2着⑤⑥⑪⑫⑮
3着④⑤⑥⑧⑪⑫⑮
5000円。
1着③
2着④⑤⑥⑧⑪⑫⑮
3着⑤⑥⑪⑫⑮
5000円。
さらに、このレースで勝負をかけます。
軸1頭マルチなし
軸馬…③(これがローズキングダムです)
相手…⑤⑪
2点×2000円=4000円
合計14000円です。

阪神大賞典
3連単フォーメーション
1着⑪
2着②③⑥⑦⑨⑩⑪⑫
3着②③⑥⑦⑨⑩⑪⑫
5600円。
1着②③⑥⑦⑨⑩⑪⑫
2着⑪
3着②③⑥⑦⑨⑩⑪⑫
5600円。
合計11200円です。

トータル38600円で勝負です」
「ははは。よくわかんないけど、ローズキングダムを買っているのはわかるけど、フラワーCの⑨と阪神大賞典の⑪も特別扱いじゃないかしら、先生」
「これは驚きました。よく気付きましたね。フラワーCの⑨はサンテミリオンと言って、狙いの馬です。阪神大賞典の⑪は、これも注目馬メイショウべルーガで す」
「べルーガってかわいい名前よね」
「でも、強いんですよ」
「へえ、そうなんだ。まとめますと、今週の注目馬はベルとバラでベル薔薇ということですね」
「はい。そういうことに致しましょう(笑)」

2010年3月14日日曜日

【フィリーズレビュー&中山牝馬S】残念結果

「今週はダメでしたね、先生。
3レースともハズレてしまいました。累計収支は、ついにプラス10万円を割ってしまい、80,090 円となってしまいました。的中率も25.0%に低下、回収率は126.9%まで落ちてきました」
「的中率はそんなものでしょうけど、回収率がちょっと悪いですね。まあ、来週には回復するんではないでしょうか」
「何か秘策でもあるのですか」
「秘策はありませんが、データ上の理論値は回収率150%程度ですので、来週か再来週には大きいのが来るのではないでしょうか」
「そうですか。来週は阪神大賞典(GⅡ)がありますし、再来週はついに高松宮記念(GⅠ)がありますからね」
「そうですね。いよいよ競馬シーズン到来です」
「年中開催されているのに、競馬にシーズンなんてありましたっけ」
「もちろんです。春と秋にはGⅠの数がぐっと増えるんですよ」
「では、シーズン到来を祝って焼き肉でも行きましょうか」「私は研究の続きがありますので、お一人でどうぞ」
「残念ですね。来週は久々によこたん登場ですので、その打ち合わせも兼ねているのですが」
「さあ、行きますよー。番記者さん、早く早く。焼き肉が私を呼んでいるー♪」
「待ってくださいよー、先生」

【フィリーズレビュー&中山牝馬S】予想

「さて、先生。今日の重賞は2レースありますが、
荒れそうですか」
「そうですね。中山牝馬Sは荒れるんではないでしょうか。フィリーズレビューは堅そうです」
「では、中山牝馬Sに期待しましょう」
「はい。では、結論です」
「はやっ。もうですか」
「ははは。昨日が大ハズレでしたので、今日は控えめに結論だけしておきましょう」
「そうですね。大風呂敷は当たってから広げてもらうことにいたしましょう」
「はい、わかりました。では、
中山牝馬S
3連単フォーメーション
1着③④⑧⑯
2着③④⑧⑯
3着①⑤⑦⑨⑭⑮
7200円。
1着③④⑧⑯
2着①⑤⑦⑨⑭⑮
3着③④⑧⑯
7200円。
合計14400円とちょっぴり予算オーバーですが、フィリーズレビューの方で調整します。
フィリーズレビュー
3連単フォーメーション
1着⑭⑮
2着②⑥⑦⑭⑮
3着⑪⑫⑬⑭⑮
3000円。
1着⑭⑮
2着⑪⑫⑬⑭⑮
3着②⑥⑦⑭⑮
3000円。
合計6000円と2レースで20400円に抑えました」
「先生。今日は焼き肉が食べれるんでしょうか」
「行けますよ、きっと(笑)」

2010年3月13日土曜日

【中京記念】撃沈

「荒れましたね、先生」
「配当2,555,050円ですか。
全部買いでも200万以上勝てましたね(笑)」
「ちなみにフルゲート18頭立てでしたが、全部買いだといくらになるんですか」
「489,600円です。現実的には買えませんけどね」
「先生の荒れる法則性は当てはまりませんでしたか」
「200万を超える配当は、私の研究範囲ではありませんね」
「そうですね。こんな馬券を1万円で当てては失礼だ(笑)」
「さて、現実に戻って、明日の2レースでまずはプラスを狙いましょう」
「そうですね。まずは、目指せ勝負元金100万円ですからね」
「はい。そういうことです。明日は頑張りますよ」

【中京記念】予想

「先生。今週の調子はいかがですか」
「そうですね。今週は重賞が4レースあるんですね」
「でも、阪神スプリングJは障害競争ですし、
メインレースにもなっていませんが」
「ええ。障害レースは見ている分には面白いのですが、変動ファクターが多すぎて投資としての競馬には向いていません」
「荒れ方には法則性があるという先生でも、読み切れないということですか」
「ええ。障害レースには、私の荒れ方の法則が当てはまらない」
「なるほど。では、今日は中京記念の予想ですね」
「はい。このレースには堅い馬と狙いの馬がいます」
「堅そうな馬と言えばナリタクリステルでしょうか」
「ええ。おそらくは1番人気」
「狙いの馬とは」
「リトルアマポーラです」
前走の小倉大賞典で人気を集めながら13着に大敗した馬ですね」
「はい。中京記念はこの2頭からいきます」
「配当は堅そうですか」
「10万はオーバーするでしょう」
「すると、3頭目の選び方がむずかしそうですね」
「いいえ。簡単ですよ」
「さすがは先生。3頭目もおおよその予想がついているのですね」
「とんでもありません。今回は有力馬が多すぎて、さっぱりわかりません(笑)」
「そんなー。では、どうするんですか」
「はい。結論です。
中京記念
3連単軸2頭マルチ
軸馬1…①
軸馬2…⑭
相手……②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑮⑯⑰⑱
しめて、9600円です」
「出たー。出た出たー。軸2頭マルチの秘技残り全部買い」
「ナリタクリスとリトルアマポーラが3着以内に入れば、後はどの馬が何着にこようが当たります」
「思いきりましたね、先生」
「久しぶりに大花火を打ち上げたいものですね(笑)」

2010年3月11日木曜日

【オーシャンS&チューリップ賞&弥生賞】結果

「先生、どうなんでしょう。全敗はまぬがれましたが」
「あそこまで馬場が荒れて道悪になりますと、
予想になりませんね(笑)」
「そんなに違うものですか」
「たとえるなら、泥んこ道をレーシングカーと軽自動車で競争したらどちらが勝つかを予想するようなものですね」
「なるほど。エンジン性能が発揮されないわけだ」
「されないどころか、馬力の大きさがかえってスリップを誘う結果となる場合もあります
「弥生賞は堅く収まりましたが」
「豊くんが人気に応えてくれました」
「先生、お知り合いなんで」
「知りませんってば」
「弥生賞の配当は5050円。やはり、マルチで買っていたら元本割れでしたね」
「そうですね。豊くんを信じて、マルチなしで1点300円にしたので、配当は15150円になりました」
「このレースがせめてもの報いですね」
「ええ。オーシャンステークスとチューリップ賞はいいところがありませんでした」
「まあ、雨で荒れてしまったのですから、仕方ありませんね」
「仕方なくはないですよ。私の研究は、堅いレースを確実に穫ることではなく、むしろ荒れ方の研究をしていますのでね」
「では、大はずれということで」
「弥生賞は的中していますので、ちょいはずれということで」
「そうですね。連敗をストップしたのは大きいですね」
「はい。まずは、累計収支を+100万円にすることです。そうすれば、大勝負が可能になります」
「現在の累計収支は、+110110円です。来週当てないと、10万円を割ってしまいますね」
「ははは。負けることを恐れていては、競馬なんてできませんよ。また、勘だけに頼っていても勝てません。競馬は、過去データを研究することによりトータル収支をプラスに導ける、数少ないギャンブルなのです」
「それもそうですね。3ケ月も続けているのに収支が10万以上もプラスなんて、他のギャンブルでは考えられませんよね」
「ええ。私の中では、正確に言えばギャンブルの分類には入っていません」
「競馬がギャンブルじゃなけりゃ、何になるのですか」
「投資です」
「投資ですか?株とか先物取引とかのように」
「ええ。もっと率の良い投資です」
「1年後にも、その言葉が聞けると嬉しいですね」
「もちろん、そのつもりです。もしも、トータル収支がマイナスになるようなことがあれば、このブログは終了いたします」
「本気ですか、先生」
「儲からない馬券必勝術など、何の価値もありませんからね」
「100万円に到達するのか、ブログ終了に追い込まれるのか、これは目が離せなくなってきました」
「では、また来週」

2010年3月6日土曜日

【オーシャンS&チューリップ賞&弥生賞】夢予想

「さあ、先生。今週は3月の第1週です。
幸先の良い夢のある予想をお願い致します」
「はい、わかりました。今週の重賞は3レースです。いつもとちょっと違いますのは、土曜日に2レースが組まれていることです」
「ということは、日曜日は1レースしかない」
「ですね。土曜日に中山でオーシャンS、阪神でチューリップ賞があります。日曜日は中山で弥生賞ですね」
「すると、狙いのレースは弥生賞と考えてよろしいでしょうか」
「そんなことはありません。弥生賞とチューリップ賞は3歳馬だけのレースです。面白味のあるのは、むしろオーシャンSでしょう」
「オール3歳馬のレースは定量戦でしょうから、ハンデ戦という意味でもオーシャンSの方が荒れそうなのは間違いありませんね」
「ははは。番記者さんも詳しくなってきましたね」
「先生の担当を3ケ月もしていれば、詳しくもなろうというものです」
「それもそうですね。しかも、馬場は重馬場になりそうです。オーシャンSは相当荒れると読んで良いでしょう」
「そうですか。阪神カップを勝ったキンシャサノキセキなんて、堅そうに思えますけど」
「おそらく1番人気になるでしょうね」
「まさか、秘技1番人気切りですか」
「ふふふ。今回は1番人気どころか、2番人気も切ってしまいます(笑)」
「なんと。門外不出の幻の奥義、超秘技1番人気2番人気まとめ切りを使われるのですか」
「あはは。そんな名前を付けた覚えはありませんが(笑)、高配当を狙うならこのレースしかありません」
「なんだか恐ろしいことになりそうです。チューリップ賞と弥生賞はいかがでしょう」
「チューリップ賞は堅いレースですね。荒れるとしたら3着ぐらいのものです。弥生賞はもっと堅い。頭は2頭に絞れますし、2着3着にしてもびっくりするような馬は来ないでしょう。配当的には低いレースとなりそうですが、それだけにキッチリ穫っておきたいところです」
「最後に各レースの有力馬を挙げていただいて、予想に移っていただきましょうか」
「そうですね。まずは、大荒れしそうなオーシャンSですが、プレミアムボックスが狙いの馬です。チューリップ賞は、アパパネ、オウケンサクラは外せませんね。弥生賞はヴィクトリーピサが人気を1本かぶり、この馬を負かすのはむずかしそうです」
「では、結論をお願い致します」
「はい、結論です。

オーシャンステークス
3連単フォーメーション
1着②⑩⑪
2着②④⑩⑪
3着②④⑥⑩⑪⑫⑮4500円。
1着②⑩⑪
2着②④⑥⑩⑪⑫⑮
3着②④⑩⑪
4500円。
合計9000円で一発を狙います(笑)。

チューリップ賞
3連単フォーメーション
1着③⑮⑯
2着②③⑤⑩⑮⑯
3着①②⑤⑦⑩⑪⑫⑮
9700円でちょい荒れもカバーしておきます。

弥生賞
3連単軸1頭マルチなし
軸馬①
相手②③④⑥⑩⑬
30点×300円で9000円勝負です」
「弥生賞は1点300円ですか」
「はい。マルチありなら1点100円で同じ金額になり、まず当たりです。ただし、当たっても元本割れの危険性があります。ここは、豊くんに踏ん張ってもらって、人気に応えてもらおうと思います」
「先生、武豊騎手とお知り合いなんですか」
「いえ、まったく面識はありません(笑)」
「なんだ。びっくりするじゃありませんか」
「今週は、これで決まりです

2010年2月28日日曜日

【中山記念&阪急杯】大ハズレ

「先生。今週は完敗ですね」
「はい。ということは、今月は完敗ということです」
「そうですね。月間トータルでも、▲28,480円の負け。
的中率18.2%、回収率69.5%です」
「累計では、どうなっていますか」
「累計では先月までの貯金がものを言い、累計収支122,640円勝ちで的中率18.5%、回収率151.0%です」
「理論値に近づいてきましたね」
「なんですって」
「データで言うと、的中率20%、回収率150%なんです」
「なるほど。確か、前にもそんなことをおっしゃっていましたね」
「まあ、この辺が私のボーダーラインです。これ以上を望むなら、別の人に予想を依頼してください」
「とんでもありません。3ケ月で12万の利益です。1年なら約50万。100万には2年ほどで到達する計算です」
「はい。累計収支が100万を超えた時点で、投資金額を10倍にします」
「1年で500万。2年で1000万ですね」
「ええ。1000万になったところで、投資金額を更に2倍に引き上げます」
「10倍じゃないのですか」
「ええ。そこまで欲張ると、配当倍率自体が変動してしまう。馬券では、年収1000万程度が限界だと思って下さい。それ以上を望むようでしたら」
「十分です、十分。年収1000万で十分満足です。そうなるためには、あと何年ぐらい必要でしょうか」
「単純計算で2年で100万、4年で1000万貯まります。5年めからの年収から1000万が見込めますね」
「本当ですか」
「少なくとも、私はそのつもりで予想しています」
「辰先生、すてきー。どこまでも着いていきますよー」
「理論値通りになればですけどね(笑)」
「来月は真価が問われる月になりそうですね」
「はい。私の理論値通りに推移していくのか、それとも競馬の一般的期待値に収束するのか。私自身も興味津々なのです」
「では、来月もよろしくお願いいたします」
「こちらこそ」

【中山記念&阪急杯】予想

「さあ、先生。2月最後の日です。張り切っていきましょう」
「はい。予想としては、中山記念は大荒れはしない。
阪急杯がちょい荒れというムードです」
「では、中山記念からお願い致します」「はい。
中山記念
3連単フォーメーション
1着⑪⑭
2着①⑥⑪⑭
3着①④⑤⑥⑦⑩⑪⑭⑯
これで4200円。
1着⑪⑭
2着①④⑤⑥⑦⑩⑪⑭⑯
3着①⑥⑪⑭
こちらも4200円。
キングストリートが1着を取るようだとガチガチのレースになります。念のため、
1着①
2着⑪⑭
3着⑪⑭
2点×800円=1600円
合計は、キレイに10000円です」
「なるほど。阪急杯はどうですか」
「ビービーカルダンが中心になるのは、間違いありません。
阪急杯
3連単フォーメーション
1着②③
2着②③⑩⑭⑯
3着①②③④⑤⑥⑩⑭⑯
これで6200円。
1着②③
2着①②③④⑤⑥
3着②③⑩⑭⑯
こちらが3800円です。
こちらも合計10000円で収まりました」
「では、2万円を持って行ってきまあす」
「おやおや。番記者さん、気が早いですね。いずれにしても、今日は勝負の日になりそうです」

【アーリントンC】結果・残念

「先生、惜しい。1着コスモセンサー、
2着ザタイキは読み切りましたが、3着にレトが来てしまいました」
「うーん。いけませんね。明日に期待しましょう」
「敗因は?」
「ザタイキを中心とした予想は良かったと思います。万が一に備えて2着も想定の範囲内。しいて言えば3着のレトがノーマークということですが、予算もあることですし、こんなところでしょう」
「読みは概ね良好ということですか」
「はい。大筋は外していません。レトが1着2着に入るようだと完敗でしたが3着ですからね。3着なら、どの馬にもチャンスがあります」
「それにしても、アーリントンカップには力を入れていましたから、明日の予想に影響はでませんか」
「苦しくなったのは事実です。明日は思い切りが必要ですね。さてさて、吉と出ますか凶と出ますやら(笑)」

2010年2月27日土曜日

【アーリントンC】一発狙い予想

「さあ、先生。2月も残すところ、あと1週になりました。
出足ちょっぴりつまずきましたが、先週盛り返しましたので今週が勝負ですね」
「はい、そうです。特に土曜日のアーリントンカップですね。日曜日にも中山杯、阪急杯と重賞は2レースありますが、狙いは土曜日のアーリントンカップになります」
「なぜですか」
「今週からは競馬場が東京競馬場と京都競馬場から、中山競馬場と阪神競馬場に変わります」
「確かに直線の長さとか、勾配の差もありますね。でも、それは日曜日でも同じじゃないですか」
「ええ。問題は馬場のコンディションです」
「そうか。土曜日は間違いなく重馬場かやや重だ。重馬場は先行馬有利が定説ですね」
「それに加えて、開幕週も馬場が荒れていないので先行馬が有利です」
「なるほど。有力馬が差し馬だった場合、ゴール前で届かないということがありうるわけですね」
「そうですね。そうでなくても、過去のデータからみると、アーリントンカップは1着はともかく、人気通りに収まっていないんです。荒れる要素はタップリと言えるでしょう」
「では、先行馬だけをボックスで買いましょうか」
「ところが、有力馬は差し馬に固まっているんですね。ザタイキ、フラガラッハ、キョウエイアシュラに芝でも行けそうなマカ二ビスティも差し馬です」
「それらの馬は不利なのですね」
「そうなりますね。この馬場で浮上してくるのは、小柄なニシノメイゲツ、逃げも差しもできる自在性のあるコスモセンサーでしょうね」
「では、軸馬はその2頭ということで」
「いいえ、違います。軸馬は間違いなく、ザタイキです」
「先生。先ほど不利だとおっしゃったじゃありませんか」
「はい。条件的には不利です。でも、モノが違うんです」
「今日の先生の予想は、なんか真面目ですね」
「おや。いつもはふざけているように見えていましたか(笑)」
「そんなことはありませんが、結論としてはどうなるんですか」
「むずかしいレースということになります」
「秘技1番人気切りとか、1頭を軸にして全部買いとかしますか(笑)」
「そこで、データが生きてきます」
「えっ。先生の予想は勘80%だと思っていました」
「堅いレースは誰でも穫れます。荒れるレースを、いかに少資金で的中させるかが私の研究課題なのです」
「では、その研究の成果を教えていただきましょう」
「はい。では、結論です。
アーリントンカップ
3連単フォーメーション
1着③
2着⑤⑦⑩⑪⑫⑭
3着①②⑤⑩⑭
これで2700円。
2着3着入れ替わりで、
1着③
2着①②⑤⑩⑭
3着⑤⑦⑩⑪⑫⑭
こちらも2700円。
万が一のことを考えて、
1着⑦⑪⑫
2着③⑤⑩⑭
3着①②⑤⑩⑭
こちらが5100円。
合計10500円です」
「なるほど。予算は500円オーバーしてしまいましたが、3つめの万が一予想なんかは、来ればデカそうですね」
「アーリントンカップは荒れますよ(笑)。結果を楽しみに待ちましょう」
「そうか。先生はデータを活用していたんだ」
「ははは。それが本職なんですよ(笑)」

2010年2月22日月曜日

【フェブラリーS】結果/惨敗

「先生。なんということでしょう。
1着エスポワールシチーを読み切りながらの惨敗」
「2着に入ったテスタマッタは、完全に読みから抜けていましたね。5番人気とそれほど人気薄でもありませんでしたが、3着にも印をつけていない。堅いレースに落ちつきましたが、これはいけません」
「昨日の2レースは的中しましたし、今日も1着は読みきりました。読みは概ね良好でしたね」
「いえ、今日のレースは穫らなければいけないレースでした。今月は、ちょっと前途多難になってきました」
「そんなことはありませんよ。収支にしたって、昨日のダブル当たりがあったおかげで、今日を外してもほぼトントンになりました。いよいよ第4週が勝負所です」
「今日のハズレ方が良くないなあ。来週は、よほど慎重にいかないと痛い目にあいそうです」
「先生らしくもない。来週は、一発勝負にでましょうよ」
「いえ、勝負は今週でした。今月は苦戦です」
「ほんとに、先生はわからない人だなあ」
「それが、流れというものです」
「来週も頑張ってくださいね」
「そうですね。今月は、大勝ちを狙わずプラスで終わることを考えます。では、また来週」

2010年2月20日土曜日

【クイーンC&京都記念】2連続的中!

「先生。お見事でした。京都記念は、完璧に読み切りましたね」
「ありがとうございます。1着は1番人気のブエナビスタ、
2着に3番人気のジャガーメイル、3着は2番人気のドリームジャーニーが入りましたね。59キロを背負って3着に入るとは、ドリームジャーニーはやはり強い。配当は、3980円ですが500円買っていますので、19900円です」
「クイーンCがまた凄い。狙いの馬アプリコットフィズが見事1着。2着にはなんと10番人気のプリンセスメモリー、そして3着に2番人気のテイラーバートン。こちらもピタリと読み切り、配当はビッグな45020円です」
「今日はうまくいきましたね」
「20100円投資で、64920円の配当です。44820円の勝ちです。お見それいたしました、博士」
「やめてくださいよ、博士なんて」
「これで、明日のフェブラリーSに3連勝がかかります」
「どうなりますかね(笑)」

【フェブラリーS】予想

「先生。フェブラリーSは、どうなんでしょう」
「こちらは非常に堅い、いわゆる鉄板レースですね。
波乱の目の少ない、堅いレースに落ちつきそうです」
「つまらなそうですね」
「何故ですか」
「だって、堅いということは配当がつかないってことでしょう」
「その分、当たる確率も高いのです」
「先生。当たれば良いってもんじゃないでしょう。そんなガチガチのレースを当てて、それで満足ですか」
「ハズレるよりもずっと良いのでは」
「私は、先生の思い切りの良さに惚れたんです。堅いレースでも、荒れるとしたらという狙いをもって予想する。当たった時は、やんややんやの大喝采。ハズレた時でさえ、思い切った予想を肴に、アソコでこの馬がこう行けばなんて言いながら酒を飲む姿に惚れてたんです。人気通りの予想をする先生なんて、まるで病院食だ」
「なんですか、それ」
「味気ないってことですよ」
「ほほほ。それは面白い」
「私は、面白くありませんよ。せっかく、惚れていたのに」
「まあまあ、落ち着いて。惚れた晴れたは、そろそろ卒業なんですが、何はともあれ予想といきましょう。
フェブラリーS
3連単フォーメーション
1着④
2着⑥⑧⑭
3着⑥⑧⑩⑫⑬⑭
この15点を押さえておけば、よろしいのではないでしょうか」
「つまんなあい。エスポワールシチーを1着固定で、2着3着入れ替わりもなければ、もしもの時バージョンもない。先生、いったいどうしちゃったんですか。2週ハズレたぐらいでビビっちゃったんですか」
「ははは。番記者さんの妄想も、なかなか面白い。まあ、このレースは堅いので無茶はしません。1点1000円で15000円で勝負です」
「無っ茶ー。めっちゃ、無っ茶ー。1点1000円ですって。馬連や馬単でもないのに。それでいて、投資金は15000円ポッキリだ」
「それって、ポッキリって言うんですか」
「んなこたぁ、どうでもいいんです。先生はやっぱり先生だった。あっしの惚れた先生は、やっぱり思い切りの良い先生だったんだ。おーい、おいおい(泣)」
「無茶なだけかもしれませんよ(笑)」
「いいんです、いいんです。それでも、いいんでさぁ。当たるかどうかなんて問題じゃあございません。思い切りこそ、馬券購入のまっとうな生きる道」
「ダメですよ、当てなくちゃ。私はどうすれば当たるかを研究しているんですから(笑)」
「よござんす、よござんす。先生があんまりお偉いお方になっちまっては、一緒に酒を飲むこともできなくなっちまう。ここはひとつ、盛大に外していただくといたしやしょう」
「ふふふ。応援してもらってるのか、けなされているのやら。それにしても、番記者さん江戸っ子でしたっけ(笑)」

【クイーンC&京都記念】予想

「先生。お久しぶりです」
「ああ、番記者さん」
「博士号をお送りした途端、不調の波に襲われてしまったようで。
そこで、呼び方を先生に戻して今週こそ必勝を期したいと思います」
「あはは。呼び方なんて、何でもいいですよ。それに、不調というわけでもありません」
「だって、今月は1レースも当たっていないんですよ」
「まだ、2週が過ぎたばかりじゃありませんか。それに、読み自体は概ね良好」
「良好ですって」
「はい。まずまずですね。今日あたりは、実に怪しい」
「怪しいとは」
「一発来そうです」
「本当ですか。今週の重賞は3レース。しかも、明日はGⅠのフェブラリーSもありますから、何とかしてもらいたいものです」
「はい。まずは、本日のデイリー杯クイーンCと京都記念から参りましょう」
「先生。京都記念のメンバーって凄くないですか、フェブラリーSとどちらがGⅠかわからないですよね」
「ええ。何しろ昨年末の有馬記念の1着馬ドリームジャーニーと2着馬ブエナビスタが揃って出走しています。GⅠではなくて、京都記念の方にですね」
「この2頭がぶっちぎってしまうのではありませんか」
「そこで、ハンデ戦になっています。特にドリームジャーニーには、トップハンデの59キロという斤量が課せられました。普通は58キロを超えると1番人気の馬でも苦戦するものです」
「しかし、有馬記念の優勝馬ですよ」
「問題は馬体重なんです。普通の馬は480キロから500キロぐらいですが、ドリームジャーは420~30キロぐらいしかない。そこで59キロを背負わされては、普通は勝てない」
「では、秘技1番人気切りですか」
「いえ。その辺は競馬ファンも良く知っている。1番人気はブエナビスタになるでしょう」
「1着はブエナビスタで決定ということですか」
「はい。今回は、人気通り来るでしょう。問題はドリームジャーの扱い方です」
「いくらなんでも3着までには入るでしょう」
「たぶん、入ります。ただ、波乱を演出するとしたらこの馬です」
「まさか、外すのでは」
「そこまでの冒険はしませんが、もしも対策をした馬券の買い方をします」
「今日はなんだか行けそうな気がする~う~う」
「クイーンCは、何が来るかわからない(笑)」
「先生。それでは予想になりませんよ」
「ただ、狙いの馬が1頭だけいます。アプリコットフィズです」
「それを1着に固定して、残りを全部買いですか」
「あはは。番記者さん、だんだんよこたんに似てきましたね」
「だって、今週は絶対に当ててほしいんだもん。うふふ」
「気持ち悪いですよ。大丈夫です。クイーンCは幅広く、京都記念は絞り込んでドカンと買いますよ。そして、明日のフェブラリーSにつなげます」
「そろそろ、結論をお願い致します」
「わかりました。
デイリー杯クイーンC
3連単フォーメーション
1着⑨
2着①⑤⑩⑮⑯
3着①④⑤⑥⑩⑬⑮⑯
3500円
1着①⑤⑩⑮⑯
2着⑨
3着①④⑤⑥⑩⑬⑮⑯
3500円
1着①⑤⑩⑮⑯
2着①④⑤⑥⑩⑬⑮⑯
3着⑨
3500円
合計10500円で一発を狙います。
京都記念
3連単フォーメーション
1着⑬
2着⑦
3着②④⑤⑥⑨⑫
6点×600円=3600円
1着⑬
2着②④⑤⑥⑨⑫
3着⑦
6点×500円=3000円
1着⑬
2着②④⑤⑥⑨⑫
3着②④⑤⑥⑨⑫
3000円
合計9600円です。
トータル20100円と予算を100円オーバーしてしまいました(笑)」
「こいつは驚いた。3連単で、1点500円、600円買いですか」
「京都記念は、それだけ他馬との間に差があるということです」
「何はともあれ、今日のレースをビシッと決めて、明日のフェブラリーSにつなげたいものですね」「いつまでも外し続けることの方が、難しいのですよ。はっはっは」

2010年2月14日日曜日

【ダイヤモンドS&きさらぎ賞】結果

「せんせー。今週もダメでしたねー」
「ええ。今週は、ダイヤモンドSでは②のドリームフライト、
きさらぎ賞でも②のネオヴァンドームと両レースとも②にやられてしまいました」
「まあ、気にしない気にしない。来週また頑張りましょう」
「そうそう。アンビリーバブルの次に大きなパフェはネバーギブアップっていうんですよ」
「じゃあ、今日はネバーギブアップにしましょう。来週こそ、アンビリーバブルを食べさせてくださいね」
「はい。イヤというほど食べましょうね(笑)」

【ダイヤモンドS&きさらぎ賞】大予想

「せんせー。おひさー。よこたんでーす。
先週は絶不調だったようですね。今週は必勝を期すため、先生と相性の良いよこたんが担当してって番記者さんに頼まれちゃいました」
「ええ。先週は、確かに3連敗でした(笑)」
「今週の重賞は2レースだとか」
「はい、そうです。ダイヤモンドSときさらぎ賞です」
「予想はむずかしそうですか」
「ダイヤモンドSは堅いレースです。これを穫らないようでは、勝率は落ちます。きさらぎ賞は堅さ不明の超難解レース。あっさり、123の可能性もあれば、大荒れするとしたらこちらのレースになります。もっとも、天候にもよりますがね」
「お天気は大丈夫ですよ。あたし、晴れ女ですから」
「それは心強い」
「じゃあ、ダイヤモンドSからお願いしちゃいます」
「わかりました。ダイヤモンドSはハンデ戦です。定量戦よりも、一般的には予想しにくい」
「では、全部買いということで」
「違う違う、違いますよ(笑)」
「だって、今週は絶対当てて欲しいんだもん」
「大丈夫ですよ。全部買いなどしなくても、当ててみせますから」
「たのもしい!」
「1着は、ほぼ人気通りに落ち着きそうです。よほどの事がない限りフォゲッタブルで決まりです。間違っても2着を外すことはないでしょう。第2集団には、ヒカリカザブエとジャガーメールを考えていたのですが、ジャガーメールが出走を取り消してしまいました」
「あら。1頭減れば、その分当たりやすくなりますね」
「それが、そうとも言えないのが競馬のむずかしいところでして、有力馬が減るということは、それだけ混戦になるということなんです。こうなると、8歳馬トウカイトリックも浮上してきます。最近の流れからいきますと、横山典(のり)騎手がノリにノッている(笑)。ヒカリカザブエには、特に注意が必要です」
「よくわかんないけど、結論を教えてちょうだい」
「はい。では、結論です。
ダイヤモンドS
3連単フォーメーション
1着⑬
2着①③⑦⑩
3着①③⑥⑦⑧⑩⑪⑯
これが、2800円。
そして、
1着①③⑦⑩
2着⑬
3着①③⑥⑦⑧⑩⑪⑯
こちらも、2800円。最後に、
1着⑬
2着①③⑥⑦⑧⑩⑪⑯
3着①③⑦⑩
これが、2800円。
合計8400円で、まず大丈夫でしょう。残る興味は、配当が8400円を上回るかどうかということだけです」
「あはは。全然わかりましぇーん。ただ、フォゲッタブルが大本命ってことね」
「ええ。有馬記念で4着だったのは最外枠を引いてしまったためで、それでもあのメンバーで掲示板を確保したんですから、この馬の能力は相当高いですよ。さて、きさらぎ賞の方ですが、こちらは超難解でして」
「じゃあ、全部買いということで」
「出走頭数11頭と少頭数ですので、全部買いで99000円」
「やだー。ほんとに全部買っちゃうの」
「ふふふ。そんなことはしませんが、お金に余裕のある人は一発を狙っても面白いかもしれません」

「へー。そんなに荒れるの」
「あっさりの可能性もありますが、私は荒れると読んでいます。問題はその荒れ方を読みきれるかどうかということです」
「せんせー、がんばれー。読みきってー」
「応援ありがとうございます。なんだか力が湧いてきましたよ。2レースとも当たってしまいそうだ(笑)。では、
きさらぎ賞
3連単フォーメーション
1着③⑦⑪
2着③⑦⑪
3着①②④⑤⑧⑨⑩これが、4800円。
1着③⑦⑪
2着①②④⑤⑧⑨⑩3着③⑦⑪
こちらが、4800円。
合計9600円です」
「せんせー」
「ほんとに全部買いしなくていいの」
「ははは。そうですね。でも、よく見てください。①から⑪まで全ての馬番が入っているんですよ」
「ほんとだ。すごーい。よこたんに巨大パフェを食べさせてくでー」
「はいはい。実は、先日パフェがガラスのバケツに入っているお店を見つけましてね」
「食べたーい」
「その名をアンビリーバブルというんですが、私の予想もアンビリーバブルなものになるとよろしいのですがね(笑)」

2010年2月8日月曜日

【共同通信杯&シルクロードS】惨敗

博士。3レースともハズレてしまいましたが、感想を」
「昨日の内容の悪さを引きずってしまいましたね(笑)」
「何か誤算でもあったのですか」
「うーん。投資金額が、やはりネックになっていますね」
「1レースいくらぐらいが適正なんでしょうか」
「多分、1万円ぐらいなんでしょうね。3~4千円ですと、
私のシミュレーションでも的中率は5~6%なんですよ」
「それが1万円だとどれぐらいになるのですか」
「10,400円の投資金額で28.9%です。18,200円だと48.8%まで上がるのですが」
「回収率のシミュレーションはいかがですか」
「10,400円なら199.5%で、18,200円なら243.6%ですね」
「本当ですか?」
「過去のデータでは、そうなります。ただし、未来を保証するものではありません。しかも、対象レースは重賞だけではありません。重賞だけに絞ると、回収率はぐっと減ります」
「奥が深いものですね」
「では、この辺で重賞予想は止めましょうか」
「とんでもありません。この際、投資金額は多少高くなっても致し方ありません。1レース平均1万円まででお願いできませんか。2レースなら、2万円。3レースある週でも、投資金額3万円で抑えていただくようになりませんか」
「お安いご用です。次週より、そういたします」
「来週は、今週の負け分までリベンジしちゃいましょうね、博士」
「もちろん、そのつもりですよ(笑)」

2010年2月6日土曜日

【小倉大賞典】結果/残念

「博士。まいりましたね」
「荒れるとは思っていましたが、ここまで荒れるとは。配当は、
なんと344,930円ですか」
「でも、博士の予想は1着、2着、3着すべての馬に印をつけていましたね」
「ええ。1着7番人気オースミパーク、2着2番人気ナリタクリステル、3着13番人気のマヤノライジン、すべて2着のところに印を付けている(笑)」
「2着に印を付けた7頭で決着してしまったわけだ」
「そうですね。でも、このレースは惜しくない。完全にハズレです」
「3頭とも予想に入っているのにですか」
「ええ。それら7頭のうち、私は1頭しか来ないと読んでいます。同じハズレでも、今回はちょっと内容が悪い」
「私にはわからない理論ですね。では、その内容の悪さは明日にも引きずる可能性があるのですか」
「いいえ、大丈夫です。もともと、このレースは読めていなかったのですから(笑)」
「そういえば、自信がないとおっしゃっていましたね。明日のレースは自信がおありなのですか」
「シルクロードSは堅いレースです。当たっても、配当はそんなにハネません。共同通信杯が狙いのレースでして、ここで一発がでるかどうかが、今週の見どころです」
「そうですか。では、明日に期待いたしましょう」

2010年2月5日金曜日

【小倉大賞典&共同通信杯&シルクロードS】予想

「博士、博士ったら」
「何ですか、番記者さん。気持ち悪いですよ」
「お見それ致しました」
「どうしたんですか」
「出たんですよ、結果が」
「ああ、どうでした」
「それがエライことになっていまして」
「そうですか」
「まあ、聞いて下さいよ。博士の予想されたのは、
全部で19レースありまして、戦績は6勝13敗。的中率は、なんと31.6%なんですよ」
「ほほう。ちょっとできすぎかな」
「できすぎなんてものじゃないです。さらに、驚くべきは的中率よりも回収率です。期待回収率は、JRAが25%を取っていくので通常であれば75%」
「そうなりますね」
「ところが、博士の回収率は、な、なんと202.8%ですよ。2倍の150%どころか、200%を超えちゃっているんです」
「なるほど。それは運が良かったですね」
「運だけで、2ケ月のトータル収支が200%を超えるなんて思えませんよ」
「では、私がイカサマでもしていると(笑)」
博士がサイコロを振っていたりルーレットを回したりしているのであれば、その可能性が高い。でも、相手はお馬さんなんです」
「ということは?」
「明らかに、確率以上のことが起きているんです。約2ケ月で、累計投資147,000円、累計配当298,120円、累計収支はプラス151,120円にもなっています。この分では、1年たらずで100万円に届いてしまいます」
「それはどうでしょう。期待回収率が75%ならば、今後負け続けてもちっともおかしくないではありませんか」
「確かに、可能性としてはありますけどね。でも、私は博士が競馬予想に関して、期待値を超えるテクニックを持っているとにらんでいます」
「必勝法のことですか」
「そうです。博士の馬券必勝術は、本物じゃないかって」
「どうなんでしょうね。まだ、2ケ月ですから」
「でも、博士は何十年も研究をしていらっしゃる。その膨大なデータを元に必勝法を完成されたのでしょう」
「過去データに基づく分析は、あくまで過去の結果の解釈にすぎません。それが未来においても起こるかどうかは、誰にもわからないのです。完全に同じ条件ではないからです」
「そこで、検証しているのですね」
「まあ、そういうことです」
「その結果がこれだ。この結果を見せられては、信じざるをえないでしょう」
「大げさですよ、番記者さん。では、今週のレース予想といきましょう」
「よろしくお願い致します、博士」
「では、今週も頑張りますよ。今週の重賞は3レースです。まず、土曜日の小倉大賞典からいきましょう。実はこのレースが一番難解でして、ちょっと自信がない(笑)」
「言っちゃってください、言っちゃってください」
「では、結論を。
小倉大賞典
3連単フォーメーション
1着⑦⑬
2着③⑥⑧⑩⑪⑭⑯
3着①④⑫
4,200円。

共同通信杯
3連単フォーメーション
1着⑤
2着⑩⑫
3着③④⑥⑦
800円
1着⑤
2着③④⑥⑦
3着⑩⑫
800円
1着⑩⑫
2着⑤
3着③④⑥⑦
800円
1着③④⑥⑦
2着⑤
3着⑩⑫
800円
こちらが、3200円。

シルクロードS
3連単フォーメーション
1着⑬⑯
2着⑤⑬⑯
3着⑤⑧⑫⑬⑯
1200円
1着⑬⑯
2着⑤⑧⑫⑬⑯
3着⑤⑬⑯
1200円
こちらは、2400円。
3レース合計で9800円でまとめてみました」
「博士。1万円札一枚ですむとは、ありがたいことです」
「これで1レースでも当たれば言うことがないのですが(笑)」
「3レースとも当たってしまえー」
「そんな無茶な(笑)」

2010年2月1日月曜日

京都牝馬ステークス大当たり

「いやあ、先生やりましたね。京都牝馬ステークス大当たりです」
「そうですね。データ通り、2着が荒れましたね。根岸ステークスは1着にグロリアスノアが来るようでは、私には穫れない馬券です」
「私が驚いたのは、今回の投資金額の低さです。3連単馬券でありながら、根岸ステークスが2800円、京都牝馬ステークスにしたって3000円じゃないですか。しかも、3000円で28940円ゲットです」
「ええ。そこが最新研究の成果でして、もともと私の必勝法は1レースにつき投資金額2万円というものでした。しかも、狙いのレースは重賞ではない」
「そういえば、前もそんなことおっしゃってましたね」
「それはそれで研究を続けているんですが、皆さまからの声というのをお聞きしますと、『重賞の予想をしてくれ』とか『投資金額が1レース5000~6000円にならないか』というご要望が多かったんです」
「そうですね。私にしても、1レース2万円ではちょっとためらってしまう。しかも、外れた時を考えると怖くて手が出せませんよね。しかも、興味はやはり重賞になります」
「そこで、投資法としての馬券の買い方と、娯楽としての馬券の買い方を分けて考えようと思ったんです」
「なるほど。重賞は娯楽性を重視したのですね」
「もちろん、娯楽と言っても勝たなければなりません」
「そりゃあ、そうですね」
「月収100万円は諦めたくないわけです(笑)」
「虫の良い話ですけどね」
「でも、考えてみてください。毎月10万円稼げるならば、投資金額を10倍にすれば100万円になるわけです」
「それには、ある程度の投資金額が必要ですね」
「そうです。手元に100万円ぐらいあれば、余裕ができるでしょう」
「なるほど、なるほど。でも、100万円なんて持っている人は少ないでしょう」
「そこで、まず投資金額としての100万円を貯めようと思います」
「バイトでもしますか」
「ははは。そんなことはしません。そのお金も競馬で稼ぎます。今やっている重賞予想。これで、まず100万円を作ります」
「そんな無茶な。競馬はトータルで勝つこと自体が難しいのに、累計で100万円勝つなんて何年かかるんですか。そもそも、累計でプラスになんてなるんですか」
「何を言ってるんですか、番記者さん。私は、その研究をしているのですよ。試しに、このサイトの初回原稿からの収支を計算してみてください。100万円ぐらいなら、そんなに夢物語とは思えなくなると思いますよ」
「えっ、本当ですか。では、次回までに収支を出しておきます。回収率は果たして何%ぐらいになっているのでしょう」
「楽しみですね」
「期待値は75%程度ですからね。それを超えているようなら、価値ありですかね」
「ダメですよ。そんなものでは。少なくとも100%を超えなくては意味がない。まあ、150%を超えないようでは必勝法とは呼べないでしょうね」
「それは無理でしょう。期待値の2倍の回収率ですよ。もしも150%を超えてるようなら、辰先生のことを博士とお呼びしますよ」
「良いんですか、そんなこと言って」
「そのかわり、100%を切っていたら『辰』と呼びすててしまいますよ」
「どうぞ、どうぞ。ご自由に」
「それでは、次週をお楽しみに」

2010年1月31日日曜日

【東京新聞杯&根岸ステークス&京都牝馬ステークス】惨敗

「先生のいち押しアブソリュートが来ませんでしたね」
「はい。敗因はアブソリュートが来なかったことにつきます」
「2着にトライアンフマーチは印がついていますし、
3着のエイシンフォアードにも印がある」
「でも、1着を外してしまいましたからね」
「先生の凄いところは、4着のマイネルファルケや5着の13番人気リザーブカードまで予想に入れているところですよね」
「レッドスパーダももちろん予想には入っていたのですが、1着には印をつけていません。すべてはアブソリュートの読み違いが敗因です」
新必勝法の欠点である購入点数の少なさが裏目に出た感じですね」
「両刃の剣であることは確かです。勝てば勝因、負ければ敗因ということですね」
「せんせー。終わったレースのことなんて、どうでもいいですよー(笑)。明日のレースがまだ2つ残っているんだから、明日リベンジしてパーっと行きましょうよ」
「そうですね。よこたん、間違えないように馬券を買ってくださいよ」
「はーい」
「先生。明日のレースは勝算があるのでしょうか」
「今週は、投資金額を絞っての中穴狙いです。根岸ステークスは、1着が堅いので2着、3着がどう荒れるのか、もしくは荒れないのかという点が見どころです。京都牝馬ステークスは、ひそかに1番人気斬りをしています。どちらも堅く納まるようだと私の出番はありません」
「先生、ちょっと弱気じゃありませんか」
「荒れる荒れないでいえば、どちらかは必ず荒れると思っています。荒れかたは、根岸ステークスなら2着3着が荒れ、京都牝馬ステークスはむしろ2着が荒れると見ています。1番人気を斬ったのは、根岸ステークスよりも荒れると読んでいるからです」
「うーん。鋭い読みなのかどうか、結果が出ていないのでわかりませんが」
「いいじゃない、そんなこと。今日は外れちゃったから、屋台で飲みましょうよ」
「いいですね、よこたん。おでんでも行きましょうか」
「ガンモ、ガンモ。竹輪に大根。牛すじもあるところにしてちょうだいね」
「ああ、行っちゃった。待って下さい。私はタコが好きなんです。待てー、タコおでん」

2010年1月29日金曜日

【東京新聞杯&根岸ステークス&京都牝馬ステークス】大予想

「せんせー。おひさー。先週は残念だったようですね」
「ええ。2つとも外してしまいましたね」
「今週は頑張ってくださいね」
「はい、頑張りますよ」
「私の担当は、土曜日の東京新聞杯です」
「そりゃあ、良かった」
「どうしてですか」
「東京新聞杯には、狙いの馬が2頭いまして」
「どのお馬さんなんですか」
「アブソリュートとスマイルジャックです」
「スマイルジャックって、前も狙いの馬って言ってませんでした?

「よく覚えていましたね。そうなんです。去年から狙っているんです」
「では、手短にお願いします。最近、よこたんも忙しくなってきちゃいまして」
「そういえば、先週も大事なご用があったとか。真面目に就活でも始めたんですか」
「やだー、先生ったら。お仕事が嫌でプーになったんですよ。先生のおかげで先々週稼がせてもらったので、ありがたく合コンのハシゴをしておりました」
「なるほど。就活というよりは婚活ですね」
「そんなんじゃありませんけどー。では予報をお願いします。明日の競馬予報」
「ははは。天気予報ほど当たりませんけどね。では、結論です。
東京新聞杯
3連単フォーメーション
1着③
2着④⑤⑯
3着①②⑥⑦⑬⑮
これで1800円。1着2着入れ替わりで、
1着④⑤⑯
2着③
3着①②⑥⑦⑬⑮
これも1800円。そして、2着3着入れ替わりで、
1着④⑤⑯
2着①②⑥⑦⑬⑮
3着③
1800円。合計6400円で勝負です」
「さあ、予想も終わったことですし。パーっと行きましょう、先生」
「そうですね。行っちゃいますか」

「ちょっと待ってくださいよ、先生。まだ、根岸ステークスと京都牝馬ステークスの予想が残っていますよ」
「これは失礼、番記者さん。では、結論です」
「はやっ。早すぎますよ、先生」
「そうですか。じゃあ、このメモ用紙を渡しておきますので」
「なんですか、これ」

■□■□■
辰メモ
根岸ステークス
3連単フォーメーション
1着⑪⑮
2着⑦⑫⑯
3着③⑥⑩⑬⑭
3000円。
京都牝馬ステークス
3連単フォーメーション
1着⑤⑥⑧⑫
2着⑩
3着①②⑬⑭⑮
2000円。
1着⑤⑥⑧⑫
2着①②⑬⑭⑮
3着⑩
2000円。
合計7000円。
■□■□■

「先生。何かいつもと違いますよ。特に、京都牝馬ステークスの方は、マイティスルーが2着か3着に入らないと外れてしまうじゃないですか。信用しているかと思えば、そのわりには1着には印をつけていない。不可解です。ひょっとして、これまだ予想の途中なんじゃないですか」
「そんなことはありませんよ。今週は、気分を変えてみただけです。たまには、気分転換も必要なんです。さあ、よこたん。気分転換に行きましょう!」
「ああ、待って下さい。私も気分転換に付き合いますから。待ってー」

2010年1月23日土曜日

【平安ステークス&アメリカJCC】大予想

「さあ、先生。今週も必殺予想をお願い致しますよ」
「はい。どちらから、いきましょう」
「今日はよこたんがいないので、どちらでもよろしいですよ。
まずは、平安ステークスからお願いしましょう」
「はい。わかりました。よこたん、どうしたんですかね」
「先生。そんな雑念は捨てて下さい。連勝記録がかかっているんですよ。3連単で連勝するのは至難の技なんです。今週は、3連勝が、いや4連勝も夢ではない」
「番記者さん。そんなに欲張ると大怪我しますよ。肝心なのは、1ケ月トータルした時にプラスにすることなんです」
「そんな弱気なことを言うなんて、先生らしくないですよ。先週の勝ち分をドカッと賭けて、月収100万円を狙いましょうよ」
「でも、今週のレースは2レースとも堅いですよ」
「そうなんですか」
「ええ。特に、平安ステークスは堅そうです」
「そうは言っても、荒れるとしたらっていう買い方をするのが先生じゃありませんか。お願いしますよ、必殺予想」
「はい、はい。では、平安ステークスですが、1着には3頭で十分です。順当にいけばロールオブザダイスでしょうね。軸一頭マルチなしでも良いぐらいです。勢いを買ってダイシンオレンジもマークしておきます。まあ、競馬に絶対はありませんから、展開次第ではトーセンアーチャーにもチャンスがあります」
「なるほど、これが第一集団」
「そうですね。あとは、アドバンスウェイ、ウォータクティクス、ダイショウジェットまでです」
「6頭で終わりですか」
「そうです。しかも、第2集団からは1頭しか来ないと読んでいます」
「つまらないレースですね」
「配当は跳ねないでしょうけど、見どころはありますよ。ダイシンオレンジが1着になるようだと、今年の注目馬になりますし、ロールオブザダイスにしたって負けるわけにはいかない。そこへ、トーセンアーチャーが前残りをするかどうか。ウォータクティクスが復活するのかどうかなど、見どころは満載です」
「そんなものですか。では、まとめていただきましょう」
「はい。では、結論です。堅くいくなら、①④⑤から①④⑤⑨⑪⑬と流してしまえばまず当たりますが、それではフォーメーションで買っても6000円になってしまう」
「いいじゃありませんか、先生。それでいきましょうよ。なんなら、1点200円で12000円でどうですか」
「今週は、無茶はしません。
3連単フォーメーション
1着①④⑤
2着①④⑤
3着⑨⑪⑬
これで1800円。
2着3着入れ替わりで、
1着①④⑤
2着⑨⑪⑬
3着①④⑤
こちらも1800円。
合計3600円で勝負です」
「なんか、ショボくありませんか。先週みたいに3頭で決着してしまうと外れてしまいますよ」
「まあ、それも押さえようと思うと、投資金が6000円になってしまう。来たとしても、配当は2000~3000円です。今週は、そんなリスクは背負いません」
「先生がそうおっしゃるなら、そういうものかもしれませんね。そうか、アメリカJCCでドカッといくつもりなんですね。こちらの予想もお願い致します」
「はい。アメリカJCCですが…」
「どうしたんですか、キョロキョロしちゃって」
「本当によこたんは来ないのですか」
「来ませんってば」「先生。よこたんの代わりといっちゃあなんですが」
「ああ。ややこしくなってきた」
「これはこれは、田楽師匠じゃありませんか」
「辰先生の連勝記録がかかってるってんで、応援に駆けつけさせていただきやした」
「これは、心強い」
「お約束の『ギャンブル奉行』も作ってまいりました」
「それは楽しみです」
「なんですか。『ギャンブル奉行って』。そんなことより、予想に専念してくださいよ、先生」
「こりゃまた失礼。存分に予想してくださいまし。あたしは、横で応援させていただきます」
「頑張りますよ。アメリカJCCの方はちょい荒れの可能性があります。とは言え、1着はアドマイヤコマンド、デルフォイで決まりそうです」
「先生。1番人気になりそうなキャプテントゥーレが入っていませんよ。忘れちゃったんですか」
「今回はバッサリ外します」
「出たー、必殺辰予想。一番人気斬りー」
「大丈夫なんですかい、先生。あたしなんかは、キャプテントゥーレから流そうかなんて考えていましたが」
「ええ。来たら諦めます(笑)。その代わり、トウショウシロッコを入れておきます」
「そんな馬が来たら、大荒れじゃないですか。堅いなんて言っていたくせに」
「そして、第2集団には、もう一度トウショウシロッコ、ゴールデンダリア、ダイワワイルドボア、シャドウゲイトに印をつけます」
「先生。それって、配当10万超えじゃあありませんか」
「来かたによってはそうなります」
「頑張れー、辰先生。あたしが付いてますよー」
「番記者さん好みの予想でしょう」
「久しぶりに、秘技『一番人気斬り』を見せていただきました。それでは、結論を」
「はい。では、結論です。
3連単フォーメーション
1着①②⑫
2着①②⑫
3着②⑧⑩⑬
これで2000円。
2着3着入れ替わりで、
1着①②⑫
2着②⑧⑩⑬
3着①②⑫
こちらも2000円。
合計4000円で勝負です」
「投資金額はショボいけど、配当は期待できそうですね。ということは、ハズレる確率が高いってことじゃないですか、先生。連勝記録が、連勝記録が…」
「連勝記録なんて興味がありません。私の求めるものは、トータル収支なんです」
「いよー。先生、頑張っておくんなさい」
「さあさあ、田楽師匠。さっそく、ギャンブル奉行を聞かせてくださいよ」
「よござんす。では、こちらへ」
「二人して、何ですか。そんなことでは、連勝記録は樹立できませんよー。ああ、本当に行ってしまった。ちょっと待ってくださいよー。私も聞きたいですよー。田楽師匠の『ギャンブル奉行』。置いてかないで~」